随分時が経ち彼が仕事を変えて家で仕事をするようになった…そうしたらあたしが目につくようになり『束縛』が始まった…それは半端ない位大変なものだった…あたしの4時間のバイトが気になり出したらしくなんだか疑いの眼差しを向けてきた。友達が風俗で働いて居ることは知っていたから怪しんでるのか、それとも他に何かやってて稼ぎが良いのか、などなど膨らんで行ったみたいであたしを『監視』するようになってきた。仕事行くときもわざと今までにないのに送ろうか?とか、帰ってきても起きていてあたしの様子をみたりしてた…何だかあたしはドキドキしながら仕事へ通って居た、そんな時だった…実家から突然の『電話』あたしは倒れそうになった…
あたしは変わらず仕事をしてた。何だか疲れては居たけど彼も全然疑いはなかったから、と言うよりあたしに興味がないのか普通にキャバで働いて居ると想っていた…あたしは居場所が全く見つからなくて生活も解らない位だった『良い子』は続けていた…
仕事が慣れて来て時間も4時間と短いしそれで稼げるなんて凄く良かった。何の抵抗もないし周りにいる子達もお金の為なのだからあたしは関わる事もお互いの素性も話さなくていい『心地よい場所』だった。呼ばれれば仕事だし特に楽に出来た。お金は使わない様にこつこつ貯めて行った。直ぐに貯まると彼へ『車代にしてね』と渡した。あたしはそれを繰り返して居た。お金は貯まるし家も引っ越せそうかな?とも想っていた。この家にはいろんな想いがあるからあたしは引っ越ししたかった。仕事も休まず何とか続いていた。店では友達とランクが違うから話す事はなかったけど、休みの日などは彼女の彼氏とうちとで4人で遊んで居た。何だか変な空気を作らない様に過ごしていた…