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競馬予想:予想師・紀伊國屋のJRA重賞予想

競馬予想を公開し続けて21年。JRA重賞予想を行なう鬼才の予想師・紀伊國屋のコンテンツ。
狙いは三連複、軸馬は二頭、予想は三点、都合5頭で勝負を掛けることを
潔いとする。果たしてどうか、今週は!!

第53回シンザン記念:1月6日(日) 京都競馬場
15時45分発走

冬場の馬は走るのか走らないのか
想定通りには行かない三歳馬戦


人気ではなく素養を見抜きたい
難しい話すではあるが、馬自身持っている能力を判断して予想を組み立てたい。が、それができればきっと蔵が建っているはずだ。つまり、そう簡単には行かないということだ。この番組自体、三歳馬戦であるが、明け三歳である。言うことをそろそろ聞いてくれなければならない時期にいるが、そうでない馬もいる。結果、一番人気は[3-0-1-6]であり、二番人気は[3-2-0-5]で、三番人気に至っては[0-0-2-8]という結果。しかも、ほぼ半数の十四頭が六番人気以降で、5頭が二桁人気である。マイル戦ということが紛れやすい番組ではあるが、明け三歳にとってはまだマイル戦がキツいということでもある。その中から選りすぐられて頂点を目指していくのである。アーモンドアイ、ジェンティルドンナなどもここから巣立って行っている。素養を見極めるには欠かせない番組のひとつといっても良いだろう。私は展開順位からの上がり時計で判断をする。諸賢の考えは如何だろうか。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 マイネルフラップ 牡3 56 吉田 隼人
2 2 ヴァルディゼール 牡3 56 北村 友一
3 3 ハッピーアワー 牡3 56 秋山 真一郎
4 4 ゴータイミング 牡3 56 武 豊
5 5 アントリューズ 牡3 56 川田 将雅
5 6 ドナウデルタ 牝3 54 福永 祐一
6 7 ニホンピロヘンソン 牡3 56 浜中 俊
6 8 ミヤケ 牡3 56 松山 弘平
7 9 パッシングスルー 牝3 54 池添 謙一
7 10 ミッキーブリランテ 牡3 56 坂井 瑠星
8 11 シャドウエンペラー 牡3 56 和田 竜二
8 12 コパノマーティン 牡3 56 藤岡 康太

●主線はこの二頭の勝ち負け
この五戦、ワイド連対を外していないハッピーアワーを主軸に据えた。小柄な馬体ではあるが、全体の筋肉が柔らかいのだろう、実にきれいな走り方をする。跳びが小さいために騎手も乗りやすいのではないかと思える。それが好走に繋がっていると考えれば、ここでもその可能性は高い。対抗にはアントリューズを推す。どちらかと言えば勝ち負けというよりはワイド連対に食い込んでくる馬だろうという考え方。この二戦の上がり時計は大いに評価できる。それがこの番組でも行かすことができれば良いのだが、果たしてどこまでどうなるか。
●番手にはこの三頭を挙げる
ミッキーブリランテを▲単穴に据えた。評価は切れる脚だが、競走経験が少ない分、ここでの少頭数での競走は良い経験値になるのではないかと思える。それを踏まえて陣営も出走して来たのか分からないが、勝機を感じさせる調教タイムでもある。侮れない一頭だ。また、ドナウデルタは前走では不甲斐ない結果に終わったが、素養の高さは十分に感じさせるものがあった。改めてマイル戦に参戦してきたことを考えれば、陣営もそれなりの手応えがあったのではないかと判断をして、△連下ながらも推すことにした。そして、シャドウエンペラーを挙げる。調教時計は侮れないものがある。手応えを感じさせながらファロンタイムを詰めていた。が、明け三歳である。どこまで走ることができるかはその時次第か。
●取捨選択を迷った一頭
最内枠に入ったマイネルフラップだが、悪くはない。しかし、決め手を感じさせるものがない。上がり勝負が得意なのか、前々の競馬ができないのか、何とも評価が難しいところ。ヴィクトワールピサ産駒だけに力がないわけではないだろうが、難しさが馬柱から溢れ出てきている。諸賢の考えは如何だろうか。

●捨てちゃえ馬
武器がないことには競走に勝つことができないと考える。となると、前述のように良血馬であってもその力を発揮することができないのではないだろうか。そのため、マイネルフラップがここでは要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
3 ハッピーアワー 牡3 56 秋山 真一郎
5 アントリューズ 牡3 56 川田 将雅
10 ミッキーブリランテ 牡3 56 坂井 瑠星
△1 6 ドナウデルタ 牝3 54 福永 祐一
△2 11 シャドウエンペラー 牡3 56 和田 竜二
捨馬 1 マイネルフラップ 牡3 56 吉田 隼人


【配当】
単勝 2 680円
複勝 2 230円
1 640円
10 220円
枠連 1-2 11,350円
馬連 1-2 11,220円
ワイド 1-2 2,930円
1-10 2,420円
2-10 780円
馬単 2-1 17,720円
3連複 1-2-10 16,270円
3連単 2-1-10 112,900円

【着順】 【時計】
1 2 ヴァルディゼール 1:35.7 35.3
2 1 マイネルフラップ 1:35.7 35.0
3 10 ミッキーブリランテ 1:35.9 35.4
4 9 パッシングスルー 1:36.1 35.8
5 3 ハッピーアワー 1:36.1 35.4
6 8 ミヤケ 1:36.3 35.4
7 4 ゴータイミング 1:36.3 36.2
8 5 アントリューズ 1:36.5 36.0
9 6 ドナウデルタ 1:36.7 36.4
10 12 コパノマーティン 1:36.7 36.9
11 11 シャドウエンペラー 1:37.3 37.2
12 7 ニホンピロヘンソン 1:37.5 37.5

第57回京都金杯:1月5日(土) 京都競馬場
15時45分発走

マイル戦だからこそ恵量馬が活躍
伸びる脚が使える馬を考える


どうしても紛れが多くなるマイル戦
しかも、言うまでもなく、この番組はハンデ戦である。発馬ひとつで順位が違って来る。だから、トップハンデは[0-2-2-10]と奮わず、57.5キロ以上の馬は[0-3-3-14]とジリ脚ぶりを見せている。要は恵量馬でなければ勝ち負けが難しいという話である。ただ、闇雲の恵量であれば良いという話ではない。それなりの実力を持っていなければ好走に繋がらない。
  • 四歳馬[3-4-3-29]複勝率:25.6%
  • 五歳馬[2-1-2-25]複勝率:16.6%
  • 六歳馬[5-3-1-33]複勝率:21.4%
  • 七歳上[0-2-3-44]複勝率:10.2%
マイル戦ならではの結果ではないかと思えるところがあるが、馬齢を額面的に信じてはいけない。しかも、この番組はハンデ戦である。が、四歳馬が一番人気に躍り出るようであれば期待はできるだろう。それらの点を踏まえて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 ストーミーシー 牡6 54 吉田 隼人
1 2 サラキア 牝4 53 池添 謙一
2 3 カツジ 牡4 56 松山 弘平
2 4 グァンチャーレ 牡7 56.5 古川 吉洋
3 5 バリス 牡8 52 酒井 学
3 6 アドマイヤアルバ 牡4 54 岩田 康誠
4 7 ミエノサクシード 牝6 54 川島 信二
4 8 ヒーズインラブ 牡6 56.5 藤岡 康太
5 9 スマートオーディン 牡6 57 秋山 真一郎
5 10 リライアブルエース 牡6 54 坂井 瑠星
6 11 トゥラヴェスーラ 牡4 53 浜中 俊
6 12 パクスアメリカーナ 牡4 55 川田 将雅
7 13 アサクサゲンキ 牡4 54 松若 風馬
7 14 ゴールドサーベラス 牡7 54 柴山 雄一
8 15 マイスタイル 牡5 56 田中 勝春
8 16 ツーエムマイスター 牡7 52 四位 洋文
8 17 ロードクエスト 牡6 57 福永 祐一

●主線はこの二頭の勝ち負け
力を付けて来たなと思わせるパクスアメリカーナを主軸に据えた。馬格がそれほどあるわけでもないために先手を取りたいところだが、今回はやや控えめになるか。それでも阪神コースで見せた切れる脚は大いに評価できる。調教時計も悪くない。クロフネ産駒らしさが磨かれてきたのではないかと思えるところ。対抗には大外枠に入ったロードクエストを推す。力強さが徐々にではあるが出てきている。この馬にはこの馬の良さがあると言わんばかりの遅さではあるが、長く良い脚を使うことができるのもまたこの馬の特徴か。この両頭の勝ち負けになると判断をした。
●番手にはこの三頭を挙げる
カツジの坂路調教が気になった。やっとやる気が出てきたのかと思えるような印象を受けた。それならば、ここで拾ってみるかというところで▲単穴に据えた。どこまで走ることができる瓦からない一頭ではあるが、決してNZTでの勝ち星がフロックであるわけではない。その点を考えると侮れない一頭である。果たしてどうか。また、調教時計で考えている今回、トゥラヴェスーラも53キロで参戦できることになり、まさに恵量ならではの参戦。マイル戦であればこそ紛れが通用する。となると、ここでの好走もあるのではないかと判断をした。その点ではグァンチャーレも同様の考え方。マイル戦自体が紛れが多いこともあり、ここでの好走に繋がる可能性が見え隠れする馬を拾っている。タラレバの真骨頂かもしれない。が、追われて伸びることができればということでこの馬を推す。
●取捨選択を迷った一頭
明け四歳が三歳の実力をそのまま持ち続けているかというと必ずしもそうではないことがある。それがサラキアなのかもしれないと思ってしまった。秋までは良かったのだが、秋華賞で負けてグレたのかもしれない。休み明けでどこまで走ることが可能なのか気になるところ。

●捨てちゃえ馬
悪くはないのだが、良さが見つからないサラキアがここでは要らない。恵量ではあるが、それに応えることができないだろうと判断をした。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
12 パクスアメリカーナ 牡4 55 川田 将雅
17 ロードクエスト 牡6 57 福永 祐一
3 カツジ 牡4 56 松山 弘平
△1 11 トゥラヴェスーラ 牡4 53 浜中 俊
△2 4 グァンチャーレ 牡7 56.5 古川 吉洋
捨馬 2 サラキア 牝4 53 池添 謙一
c

【配当】
単勝 12 220円
複勝 12 140円
15 410円
7 1,130円
枠連 6-8 1,180円
馬連 12-15 2,060円
ワイド 7-12 2,910円
7-15 9,420円
12-15 890円
馬単 12-15 2,530円
3連複 7-12-15 34,980円
3連単 12-15-7 98,580円

【着順】 【時計】
1 12 パクスアメリカーナ 1:34.9 34.8
2 15 マイスタイル 1:35.0 35.0
3 7 ミエノサクシード 1:35.1 34.8
4 6 アドマイヤアルバ 1:35.2 34.7
5 8 ヒーズインラブ 1:35.2 35.0
6 4 グァンチャーレ 1:35.2 35.2
7 2 サラキア 1:35.3 35.0
8 3 カツジ 1:35.3 34.7
9 14 ゴールドサーベラス 1:35.3 34.4
10 9 スマートオーディン 1:35.3 34.3
11 11 トゥラヴェスーラ 1:35.3 35.2
12 10 リライアブルエース 1:35.4 35.1
13 17 ロードクエスト 1:35.4 34.7
14 16 ツーエムマイスター 1:35.5 35.8
15 1 ストーミーシー 1:35.5 35.3
16 13 アサクサゲンキ 1:35.9 36.1
17 5 バリス 1:36.1 35.2

第68回中山金杯:1月5日(土) 中山競馬場
15時35分発走

一番人気の複勝率は80%という実績
中山巧者を中心に考える


ハンデ戦であるということ
この番組がなぜハンデ戦であって、別定戦ではないのかということを考えた吾人はいるだろうか。 明け四歳、明け五歳。言葉を聞いたことがあるだろう。馬の成長度合いを斤量によってその走りを変えることが目的となっている。要は明け四歳、明け五歳が強いのである。それをハンデによって、分かりづらくするということだ。
  • 四歳馬[3-2-1-16]複勝率:27.2%
  • 五歳馬[2-4-4-23]複勝率:30.3%
  • 六歳馬[2-3-3-30]複勝率:21.0%
  • 七歳上[3-1-2-57]複勝率: 9.5%
逆に考えれば負担重量がその馬にとってどうなのかということが鍵となる。その点をきちんと考えておきたい。その上で、中山コースでは2000m戦となる。この距離適正がどうなのかというところだ。それらを踏まえて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 タニノフランケル 牡4 53 内田 博幸
1 2 アドマイヤリード 牝6 56 横山 典弘
2 3 コズミックフォース 牡4 56 石橋 脩
2 4 ランガディア 牡5 54 北村 宏司
3 5 サンマルティン せん7 56 マーフィー
3 6 エアアンセム 牡8 57 田辺 裕信
4 7 マイネルハニー 牡6 57 柴田 大知
4 8 マウントゴールド 牡6 56 武 豊
5 9 ストロングタイタン 牡6 57 大野 拓弥
5 10 ヤングマンパワー 牡7 57 丸山 元気
6 11 ウインブライト 牡5 58 松岡 正海
6 12 タイムフライヤー 牡4 56 和田 竜二
7 13 ナスノセイカン 牡7 55 ブロンデル
7 14 ブラックバゴ 牡7 56 戸崎 圭太
8 15 ステイフーリッシュ 牡4 56 藤岡 佑介
8 16 マイネルサージュ 牡7 56 津村 明秀

●主線はこの二頭の勝ち負け
今年もあれこれとドラマがあるだろうことを期待して、感動を得たいものだ。当然、予想が当たることが中心。しかし、それ以上に気持ちの良いことは思った通りの展開で勝ち負けが決まること。この快感は堪らないものがある。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
主軸にはマウントゴールドを据えた。いまの勢いがどこまで持つのかということは判らないが、潤統且つ確実に成長性TAILと判断をした。この番組に56キロで参戦できるのであれば好走に繋がると判断をした。対抗にはエアアンセムの実力を評価した。確かに明け七歳ではあるが、その年の馬齢はフェブラリーSが終わった頃に実際の年齢と一緒になる。明け七歳はそれまで六歳馬だという考え方。となれば、この馬の実力は侮れないと考える。
●番手にはこの三頭を挙げる
ステイフーリッシュが思った以上にきちんと調教時計を出している。そろそろ本気にならないと如何だろうと思うのだが、この馬の走れる距離が実に難しい。陣営は2000m戦から距離を短縮していくつもりだろう。それを考えてのこの番組への出走。基本はマイラーだと思うのだが、はてさて。また、タイムフライヤーが手応えのある様子を見せている。この馬も56キロで参戦できるのであれば好走に繋がると判断をした。ただ、多頭数。それが道中での展開に難癖を付けなければ良いのだがと願う。そして、アドマイヤリードを推す。2000m戦はやや長いかと思っているのだが、それなりの走りができる素養を持っていると判断をした。悪くはない仕上がりであることは窺える。ここ数日がどこまで手入れされていたかが鍵か。
●取捨選択を迷った二頭
昨年、三歳馬は確かに強かった。三年、五年という周期で三歳馬の活躍が目立つことがある。その中の一頭・タニノフランケルだが、馬体を持て余しているところがある。53キロで参戦できることは好都合だが揉まれ弱さが気になるところ。これまでのように前々の競馬ができれば侮れない。またランガディアだが、切れる脚は東京コースだからこそ発揮できるものだと判断をした。そのために京都コースは難しいのでは無いかということになる。どこまで走ることができるか、この番組が分水嶺になるのではないかと思える。

●捨てちゃえ馬
タニノフランケルとアドマイヤリードを入れ替えるかと思ったのだが、留めることにした。結果、前述の二頭となる、タニノフランケルランガディアがここでは要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
6 エアアンセム 牡8 57 田辺 裕信
8 マウントゴールド 牡6 56 武 豊
15 ステイフーリッシュ 牡4 56 藤岡 佑介
△1 12 タイムフライヤー 牡4 56 和田 竜二
△2 2 アドマイヤリード 牝6 56 横山 典弘
捨馬 1 タニノフランケル 牡4 53 内田 博幸
捨馬 4 ランガディア 牡5 54 北村 宏司


【配当】
単勝 11 840円
複勝 11 320円
15 340円
1 650円
枠連 6-8 1,660円
馬連 11-15 4,570円
ワイド 1-11 3,630円
1-15 4,170円
11-15 1,620円
馬単 11-15 7,950円
3連複 1-11-15 42,070円
3連単 11-15-1 216,370円

【着順】 【時計】
1 11 ウインブライト 1:59.2 34.9
2 15 ステイフーリッシュ 1:59.3 35.4
3 1 タニノフランケル 1:59.3 35.6
4 2 アドマイヤリード 1:59.3 35.2
5 12 タイムフライヤー 1:59.4 35.3
6 16 マイネルサージュ 1:59.4 34.9
7 6 エアアンセム 1:59.4 34.8
8 4 ランガディア 1:59.5 35.4
9 5 サンマルティン 1:59.5 35.1
10 14 ブラックバゴ 1:59.5 34.8
11 7 マイネルハニー 1:59.5 34.9
12 8 マウントゴールド 1:59.7 35.3
13 3 コズミックフォース 1:59.9 36.1
14 13 ナスノセイカン 2:00.3 35.8
15 9 ストロングタイタン 2:00.5 36.4
16 10 ヤングマンパワー 2:01.3 37.1

新年、あけましておめでとうございます。

例年ならば金杯は始業日に当たるが、
今年はそれが違った。その幸先に恵まれて

当たればそれで良し。

 

それでも競馬は難しい。考えれば考えるほど難しい。

程々のところで楽しめれば良いのだが、それがまた

中々できないのである。困ったもんだ。

 

本年もよろしくお付き合いください。

第35回ホープフルステークス:12月28日(金) 中山競馬場
15時25分発走

実績よりも素質優先の番組
同時に騎手の巧拙が露呈する


敢えて2000m戦とした理由を考える
話を単純にする。素質とはどこで見るのか。騎手の言うことをきちんと聞けることと、上がり時計。この二つでここでは好走につながると考える。ただ、天才肌と秀才肌がいる。前者は騎手と上がり時計だが、後者は叩き上げられて競馬を覚えてきた馬。ここで活躍をすると行っている馬は前者の馬であるが、後者の馬も侮れない存在である。後者の分水嶺となる判断基準はやはり上がり時計で、34秒台前半で走っていること。それがここまでの出世街道という道のりでどのくらいあったのかというところ。その上で中山コース実績がどのぐらいあるのかというところ。しかし、これはなくても構わない。なぜなら、それは騎手が走らせるからだ。その走らせ方が巧拙につながる。外国人騎手の巧さは日本人騎手と比べると明らかに違う。それが明からさまになる。その点も踏まえて、ここでは予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 ニシノデイジー 牡2 55 勝浦 正樹
2 2 ブレイキングドーン 牡2 55 福永 祐一
3 3 キングリスティア 牡2 55 内田 博幸
4 4 ヒルノダカール 牡2 55 松田 大作
4 5 サートゥルナーリア 牡2 55 Mデムーロ
5 6 ハクサンタイヨウ 牡2 55 松岡 正海
5 7 ミッキーブラック 牡2 55 マーフィー
6 8 アドマイヤジャスタ 牡2 55 ルメール
6 9 ジャストアジゴロ 牡2 55 田辺 裕信
7 10 マードレヴォイス 牡2 55 三浦 皇成
7 11 ヴァンドギャルド 牡2 55 Cデムーロ
8 12 タニノドラマ 牡2 55 池添 謙一
8 13 コスモカレンドゥラ 牡2 55 戸崎 圭太

●主線はこの二頭の勝ち負け
素質優先の番組ではあるが、素質だけに頼って馬を選ぶことは難しい。目下の一番人気は被りすぎではないかと思えるほど。それも手伝ってか、今回は東スポ杯2歳Sを中心とした。主軸には最内枠に入ったニシノデイジーを据えた。四戦はやや使われ過ぎかと思えるところもあるが、訳あっての出走となった今回、ここではきちんと勝ち星を紡いでおきたいところだろう。対抗には同じく東スポ杯2歳Sから回ってきたヴァンドギャルドを推す。上がりはニシノデイジーと同じ、着差はハナ差。アガラスが加わっての三頭で競った結果だ。惜敗とも言える結果だったが、ここではその成長ぶりを期待したい。この二頭の勝ち負けになると考える。
●番手にはこの三頭を挙げる
被り過ぎだろうと思える一番人気サートゥルナーリアルだが、時計的には褒められるところがない。距離適正があるのかというところもあるが、マイル戦、1800m戦という二戦だけのことなので、何とも評価が難しい。ロードカナロア産駒、母にシーザリオという超が付く良血馬ということでの評価になっている気がする。そのために▲単穴までとした。また、ジャスタウェイ産駒らしいと思えるアドマイヤジャスタだが、調教VTRの上ではまだ前肢の力が弱いようにも思えたが、前々の競馬ができる強さを活かして好走できればと考えた。が、良くて3着というところか。そして、ジャストアジゴロを推す。中山コース経験はないが、終いの脚の伸び代に期待をした。今回のメンバーの中では上がり時計が一番速い。この脚を活かすことができれば穴を開ける可能性は高いだろう。
●取捨選択を迷った一頭
京都2歳Sをどう考えるか。1ファロン違う東スポ杯とでは比べようがないが、ファロンタイムとしては東スポ杯2歳Sが一枚上。そこから二頭が出走してきたことがあって、京都2歳Sがやや色褪せて見える。そう考えるとブレイキングドーンが難しい位置付けになってくる。追われて伸びることができるのかという疑問。それを解決してくれるものがない。また、僅か一戦で、逃げ切りだけの競馬でここに駒を進めて来たキングリスティア。しっかりした馬格を持ちながらもまだそれが活かされていないという感じがしてならない。どこまで走ることができるのか、推しきれる理由がないということだけが確かなところ。諸賢の考えは如何だろうか。

●捨てちゃえ馬
結果として、前述の通りとなった。この番組ではブレイキングドーンキングリスティアが要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
1 ニシノデイジー 牡2 55 勝浦 正樹
11 ヴァンドギャルド 牡2 55 Cデムーロ
5 サートゥルナーリア 牡2 55 Mデムーロ
△1 8 アドマイヤジャスタ 牡2 55 ルメール
△2 9 ジャストアジゴロ 牡2 55 田辺 裕信
捨馬 2 ブレイキングドーン 牡2 55 福永 祐一
捨馬 3 キングリスティア 牡2 55 内田 博幸


【配当】
単勝 5 180円
複勝 5 110円
8 150円
1 140円
枠連 4-6 550円
馬連 5-8 640円
ワイド 1-5 250円
1-8 560円
5-8 260円
馬単 5-8 840円
3連複 1-5-8 1,130円
3連単 5-8-1 3,650円

【着順】 【時計】
1 5 サートゥルナーリア M.デムーロ 2:01.6 35.3
2 8 アドマイヤジャスタ C.ルメール 2:01.8 35.6
3 1 ニシノデイジー 勝浦 正樹 2:01.9 35.3
4 13 コスモカレンドゥラ 戸崎 圭太 2:02.2 36.1
5 2 ブレイキングドーン 福永 祐一 2:02.2 35.9
6 11 ヴァンドギャルド C.デムーロ 2:02.2 35.4
7 4 ヒルノダカール 松田 大作 2:02.3 35.8
8 3 キングリスティア 内田 博幸 2:02.3 35.3
9 7 ミッキーブラック O.マーフィー 2:02.7 36.1
10 10 マードレヴォイス 三浦 皇成 2:02.9 36.2
11 9 ジャストアジゴロ 田辺 裕信 2:03.1 36.5
12 6 ハクサンタイヨウ 松岡 正海 2:03.5 36.7
13 12 タニノドラマ 池添 謙一 2:05.9 39.1