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競馬予想:予想師・紀伊國屋のJRA重賞予想

競馬予想を公開し続けて21年。JRA重賞予想を行なう鬼才の予想師・紀伊國屋のコンテンツ。
狙いは三連複、軸馬は二頭、予想は三点、都合5頭で勝負を掛けることを
潔いとする。果たしてどうか、今週は!!

第63回有馬記念:12月23日(日) 中山競馬場
15時40分発走

紐荒れ番組になる理由は余力の違い
一番人気は複勝率90%の強さを発揮


誰もが思う馬が勝つ?
天皇賞・秋、ジャパンC、そして、この番組という流れがあった時代といまは違う。天皇賞・秋はレイデオロが勝ち星を挙げて、ジャパンCではアーモンドアイが勝ち名乗りを挙げ、この有馬記念となっている。いまの勢いを考えればこの二頭で済んでしまうだろう。ただ、ここに紐となる馬がどう絡んでくるか。昨年は八番人気のクイーンズリングが2着となり、一昨年は上位人気三頭で決まった。騎手も名うての名ジョッキーが手綱を捌いている。隙がないにもかかわらず、人気薄の馬が飛び込んでくる番組がこの番組なのである。それは余力がさせること。使い詰めの馬は最後に伸び足を欠く。そのために、4着、5着ということになる。3着となる馬は中4週、中5週と空いていることがある。16年のサトノダイヤモンドは2ヶ月開けて、この番組に臨んで勝ち星を奪取。力のある馬はそれができる。ジャパンCに望まれながらも敢えて回避。そんな馬がいれば侮れない。当然ながら、そこには距離適正、上がり時計、中山コース巧者ということもつきまとう。その上でローテーションをどう考えるかというところ。それらを踏まえて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 オジュウチョウサン 牡7 57 武 豊
1 2 クリンチャー 牡4 57 福永 祐一
2 3 モズカッチャン 牝4 55 Mデムーロ
2 4 マカヒキ 牡5 57 岩田 康誠
3 5 パフォーマプロミス 牡6 57 Cデムーロ
3 6 サトノダイヤモンド 牡5 57 アヴドゥラ
4 7 サウンズオブアース 牡7 57 藤岡 佑介
4 8 ブラストワンピース 牡3 55 池添 謙一
5 9 リッジマン 牡5 57 蛯名 正義
5 10 ミッキースワロー 牡4 57 横山 典弘
6 11 ミッキーロケット 牡5 57 マーフィー
6 12 レイデオロ 牡4 57 ルメール
7 13 スマートレイアー 牝8 55 戸崎 圭太
7 14 キセキ 牡4 57 川田 将雅
8 15 シュヴァルグラン 牡6 57 ボウマン
8 16 サクラアンプルール 牡7 57 田辺 裕信

●主線はこの二頭の勝ち負け
何か嫌な予感がするのだが、本当にこの二頭で良いのかと思える馬が本命、対抗となった。本命にはレイデオロ、対抗にはキセキ。この二頭で勝ち負けになると下馬評通りの主軸である。というか、それ以上の何を期待するのかということだ。強い馬が勝つ。その強さとは余力をどこまで残しているのかというところ。レイデオロは天皇賞・秋以来となる、キセキはJC以来となる。その差が本命と対抗に分けたところ。しかし、キセキはそれまでの間、走りたくても走れなかった状態にある。それが戻ってきた。この両頭で間違いはない、はずだ。
●番手にはこの三頭を挙げる
鞍上が乗り替わったことで安心して馬券を買えることになったミッキーロケットを▲単穴とした。57キロになればもっと伸び脚が付くはずだ。ワイド連対であれば確実にと言いたいところだが、確実とは言い切れない。が、限りなく勝ち負けに近いところにいることだろう。また、シュバルグランについても終わりつつあるだろう馬として考えていた。が、この馬もまた、調教VTRの上では前走以上の仕上がりを見せている。悪くない仕上がり、好走しそうな気持ちぶり。侮れない一頭である。そして、ステイヤーズSを勝ってこの番組に参戦してきたリッジマンを推す。小柄な馬体なのだが、バネが良いのだろう、実にきれいな走り方をしている馬だ。それだけ無駄が無いということか。好走を期待したい。
●取捨選択を迷った一頭
最内枠を引いたことで好走するだろう機体に拍車が掛かったオジュウチョウサン。スタミナ的には何ら問題はない。気に掛かるところは持ち時計。東京コースのマイルハーフを2分25秒、上がり時計34.5秒。1000万条件レベルだ。だから、南武特別は勝つことができた。が、この番組でその走りだと勝ち負けはどう考えても無理だ。鞍上が良くても無理。軽とレクサスが競り合うのと同じことだ。心情的には分かる。せめて3着になればと期待もしたい。が、厳しいものがある。無冠の馬が多いだけに今年はどの馬もチャンスがあると狙ってくる。殊更だろう。

●捨てちゃえ馬
前述のように、この番組ではオジュウチョウサンが要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
12 レイデオロ 牡4 57 ルメール
14 キセキ 牡4 57 川田 将雅
11 ミッキーロケット 牡5 57 マーフィー
△1 15 シュヴァルグラン 牡6 57 ボウマン
△2 9 リッジマン 牡5 57 蛯名 正義
捨馬 1 オジュウチョウサン 牡7 57 武 豊


【配当】
単勝 8 890円
複勝 8 270円
12 130円
15 370円
枠連 4-6 970円
馬連 8-12 940円
ワイド 8-12 460円
8-15 2,560円
12-15 690円
馬単 8-12 2,400円
3連複 8-12-15 4,910円
3連単 8-12-15 25,340円

【着順】 【時計】
1 8 ブラストワンピース 2:32.2 35.7
2 12 レイデオロ 2:32.2 35.4
3 15 シュヴァルグラン 2:32.4 35.5
4 11 ミッキーロケット 2:32.7 36.6
5 14 キセキ 2:32.8 37.5
6 6 サトノダイヤモンド 2:32.8 36.2
7 16 サクラアンプルール 2:32.9 35.6
8 3 モズカッチャン 2:33.0 36.7
9 1 オジュウチョウサン 2:33.0 36.9
10 4 マカヒキ 2:33.0 36.3
11 10 ミッキースワロー 2:33.1 35.4
12 9 リッジマン 2:33.4 36.1
13 13 スマートレイアー 2:33.5 36.4
14 5 パフォーマプロミス 2:33.7 36.7
15 2 クリンチャー 2:33.8 37.5
16 7 サウンズオブアース 2:34.5 38.2

第13回阪神カップ:12月22日(土) 阪神競馬場
15時30分発走

勢いと上がり時計が勝負を分ける
強い馬が勝ち負けになる


課題になるのは紐選び
1,400m戦は勢いがなければ勝ち負けにならない。その勢いは近走で見極めるしかない。それも上がり時計を優先してどのぐらいの時計で走った実績があるのかというところだ。しかし、使われ過ぎていると、思ったような走りができない。無理のない、中三週のローテーションで、順調にここまで駒を進めてきたスプリンターが好走するはずだ。が、そこには六番人気以降の馬が13頭も絡んできており、二桁人気が5頭という状態。人気薄の馬が飛び込んできている。これは前述の話とは違って、本来は力があるにもかかわらず、その力が出すことができずにここまで来てしまったというような馬が飛び込んでくる。過去実績も侮れないという状態だ。それは短距離戦ならではの紛れ。こればかりは予想を付けられない。どこまで馬柱を遡ることができるか、そこが微妙なところだ。それらを踏まえて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 ダイメイフジ 牡4 57 酒井 学
1 2 ミスターメロディ 牡3 56 Cデムーロ
2 3 ダイアナヘイロー 牝5 55 菱田 裕二
2 4 ヒルノデイバロー 牡7 57 四位 洋文
3 5 スターオブペルシャ せん5 57 杉原 誠人
3 6 ムーンクエイク せん5 57 ルメール
4 7 シュウジ 牡5 57 岩田 康誠
4 8 カルヴァリオ せん5 57 池添 謙一
5 9 ラインスピリット 牡7 57 武 豊
5 10 サトノアレス 牡4 57 川田 将雅
6 11 レッドファルクス 牡7 57 ボウマン
6 12 レーヌミノル 牝4 55 和田 竜二
7 13 ケイアイノーテック 牡3 56 藤岡 佑介
7 14 ワントゥワン 牝5 55 福永 祐一
8 15 ジュールポレール 牝5 55 Mデムーロ
8 16 ベステンダンク 牡6 57 松山 弘平

●主線はこの二頭の勝ち負け
この番組は定量戦である。だからと言って極端な違いがあるわけではない。が、三歳がやたらと好走してしまうことを抑えているのかと邪推をしたくなるほどだ。逆に四歳以上が強い馬が勝ち負けになってくるのである。そんな中、主軸に据えた馬はサトノアレス。持て余し気味だった四肢が、だいぶ使えるようになって来たのではないかと思える。明け五歳になるともっと強くなるのではないかと思えるが、現時点ではこの番組の主軸としたい。対抗にはワントゥワンを挙げる。この馬の不器用さは危ないものがあるが、届かず終いのこの三戦、どうにかそれを払拭して貰いたいところだが、後ろからの競馬しかできないこの馬では無理だろう。が、2着までならやってくる。ということで、この両頭が勝ち負けになると判断をした。
●番手にはこの三頭を挙げる
▲単穴にはジュールポレールを挙げる。ヴィクトリアマイルを勝ったことがフロックだったと思わせないためにもここではきちんと勝ち負けになるぐらい走って貰いたい。別定戦なら56キロだが、この番組であれば55キロで参戦できる。好都合である。が、馬がそれをどこまで分かってくれて走ってくれるかというところ。鞍上が替わることできちんと走ってくれれば良いと願う。また、三歳馬のミスターメロディを推す。負けたとは言え、前走の時計は見事。東京コースのようには行かないだろうが、きちんと走ることができれば勝ち負けさえも脅かす存在になるのではないかと思える。調教VTRの上では仕上がりも悪くない。そして、ケイアイノーテックを推す。この二戦は思い詰めていたのか、鞍上が考え過ぎてしまったのか、騎手と馬とのバランスが非常に悪かった。それを融和させることができれば好走に繋がるのではないかと期待する。が、果たしてどこまで行けるか。
●取捨選択を迷った一頭
参戦してくる度に復調の兆しがあるという話が持ち上がるのだが、その度毎に期待を裏切ってくれてきたレッドファルクス。悪くはないのだが、どうしても自分から積極的に向かう姿勢がない。ハミを取っているものの、気持ちが入っていないようなところがある。今回もまた、そのような走りになってしまうのか、ボウマン騎手が気合いを点けられるのか、果たしてどうか。

●捨てちゃえ馬
騎手が巧くても走らない馬は走らない。レッドファルクスの活躍は昔話で終わってしまいそうだ。そのため、ここでは要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
10 サトノアレス 牡4 57 川田 将雅
14 ワントゥワン 牝5 55 福永 祐一
15 ジュールポレール 牝5 55 Mデムーロ
△1 2 ミスターメロディ 牡3 56 Cデムーロ
△2 13 ケイアイノーテック 牡3 56 藤岡 佑介
捨馬 11 レッドファルクス 牡7 57 ボウマン


【配当】
単勝 3 3,830円
複勝 3 780円
2 270円
5 860円
枠連 1-2 4,610円
馬連 2-3 10,160円
ワイド 2-3 2,340円
2-5 3,180円
3-5 7,660円
馬単 3-2 25,640円
3連複 2-3-5 50,850円
3連単 3-2-5 345,820円

【着順】 【時計】
1 3 ダイアナヘイロー 1:21.1 34.9
2 2 ミスターメロディ 1:21.2 34.8
3 5 スターオブペルシャ 1:21.5 34.5
4 1 ダイメイフジ 1:21.7 34.9
5 15 ジュールポレール 1:21.7 34.6
6 13 ケイアイノーテック 1:21.9 35.1
7 14 ワントゥワン 1:22.1 34.8
8 11 レッドファルクス 1:22.2 35.6
9 16 ベステンダンク 1:22.3 35.7
10 9 ラインスピリット 1:22.5 36.1
11 8 カルヴァリオ 1:22.5 35.7
12 7 シュウジ 1:22.6 35.7
13 12 レーヌミノル 1:22.9 36.5
14 6 ムーンクエイク 1:23.1 36.0
15 10 サトノアレス 1:23.6 36.6
16 4 ヒルノデイバロー 1:26.4 38.4

第141回中山大障害:12月22日(土) 中山競馬場
15時40分発走

長丁場の障害戦は力がある馬が勝つ
距離実績と今年の実績で判断をする


奇跡は簡単に起こらない
アップトゥデイトの話である。15年に勝ち星を獲ったものの、その後はオジュウチョウサンに二年連続で惜敗となった。今年は八歳となった状態でどこまで走ることができるのか。障害戦の年度代表馬には情実による選択はない。心情的にはその戦いに賞賛を以て讃えたいが、それと勝利がひとつにならない。残念な話だが、こればかりはなんともし難い。
京都ハイジャンプがステップであった頃と、いまはその内容が違ってきている。確実に距離伸ばしてきた馬が勝てないような流れが来ている。つまり、最初から心肺能力の高さが身体能力の高さにつながるような馬でなければこの番組での勝ち負けが難しくなっているということ。話を簡単にしてしまえば、中山GJでの好走馬が強いということになる。そこに勢いのある若駒(ここでは五歳馬)がどう割り込んでくるかというところだ。さすがに世代交代となるだろう。そこをどう考えるかということになる。それらを踏まえて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 エルゼロ 牡5 63 五十嵐 雄祐
2 2 シンキングダンサー 牡5 63 金子 光希
3 3 プレシャスタイム 牡5 63 北沢 伸也
4 4 マイネルプロンプト せん6 63 森 一馬
4 5 ニホンピロバロン 牡8 63 石神 深一
5 6 タイセイドリーム 牡8 63 平沢 健治
5 7 トーセンメリッサ 牝6 61 大江原 圭
6 8 ミヤジタイガ 牡8 63 西谷 誠
6 9 アップトゥデイト 牡8 63 白浜 雄造
7 10 ルペールノエル 牡8 63 高田 潤
7 11 エアカーディナル 牡7 63 熊沢 重文
8 12 シゲルクロカジキ 牡5 63 植野 貴也
8 13 シゲルロウニンアジ 牡5 63 中村 将之

●主線はこの二頭の勝ち負け
15年から参戦しているアップトゥデイトをどの位置に置くかで馬券が変わってくる。主軸はミヤジタイガを据えた。イルミネーションCできれいなまでの勝ち星を挙げて、この番組に駒を進めた馬だけあって、大器晩成、まさにその文字通りの結果になると考えた。対抗には丁寧に乗られてきているルペールノエルを推す。本来ならば、ここでアップトゥデイトが登場するのだろうが、詳しい話は下段でおこなう。丁寧に乗られてきているという話は前々から出ていた話だが、障害馬として大切にされていることが分かる。それが八歳馬となったいま、ミヤジタイガではないが花を咲かせるのではないかと思える。この両頭でツリーに華を添えることだろう。
●番手にはこの三頭を挙げる
番手の筆頭に挙げる馬がアップトゥデイトだ。15年から参戦していて、三連対を果たしている。これはこれで見事なのだが、確実に衰えを見せている馬である。今回はどこまで走ることができるのか判らないが、良ければ3着というところだろう。新興勢力と覚しき馬たちが侮れない。そちらが気に掛かるほどだ。その一頭がマイネルプロンプト。ミヤジタイガに大差を付けられての2着ではあったが、障害戦の0.8秒は巻き返しが可能な着差。そのミヤジタイガと競ってのことだ、侮れない一頭として考えておきたい。そして、タイセイドリームを挙げる。障害戦になれてきた頃だ。そろそろ勝ち負けになってくるだろう。距離的には問題ない。その走りだったがために平地では結果に繋げられなかったと考えて良い。
●取捨選択を迷った一頭
ニホンピロバロンは8ヶ月半の休み明けで参戦することとなったこの番組。ハナのある番組にどこまで華を添えることができるのか。休み明けでもきちんと走ってきた。1年4ヶ月のブランクを持ちながらも勝ち負けになった。立派である。ちょっと待てと考えると、調教VTRではきちんと走っているではないか。脚も上がっている。これは考え方を変えなければならないか。

●捨てちゃえ馬
本来であれば、ニホンピロバロンがこの位置になるのだが、調教VTRを4回見直した。明らかな復調と判断をして、捨馬はタイセイドリームとして、それ以外は以下の通りということで大幅に変えることにした。ご容赦を。


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
8 ミヤジタイガ 牡8 63 西谷 誠
5 ニホンピロバロン 牡8 63 石神 深一
9 アップトゥデイト 牡8 63 白浜 雄造
△1 4 マイネルプロンプト せん6 63 森 一馬
△2 10 ルペールノエル 牡8 63 高田 潤
捨馬 6 タイセイドリーム 牡8 63 平沢 健治


【配当】
単勝 5 680円
複勝 5 510円
6 880円
4 880円
枠連 4-5 2,250円
馬連 5-6 4,460円
ワイド 4-5 1,210円
4-6 1,670円
5-6 840円
馬単 5-6 7,940円
3連複 4-5-6 10,250円
3連単 5-6-4 64,680円

【着順】 【時計】
1 5 ニホンピロバロン 4:40.8 13.7
2 6 タイセイドリーム 4:40.8 13.7
3 4 マイネルプロンプト 4:41.1 13.7
4 2 シンキングダンサー 4:41.5 13.7
5 8 ミヤジタイガ 4:41.9 13.8
6 3 プレシャスタイム 4:42.5 13.8
7 10 ルペールノエル 4:43.4 13.8
8 12 シゲルクロカジキ 4:44.5 13.9
9 13 シゲルロウニンアジ 4:44.8 13.9
10 1 エルゼロ 4:45.2 13.9
11 11 エアカーディナル 4:45.6 13.9
12 7 トーセンメリッサ 4:49.1 14.1
中止 9 アップトゥデイト  

第70回朝日杯フューチュリティステークス:12月16日(日) 阪神競馬場
15時40分発走

マイル戦の秀才が集まる番組
距離短縮で臨む馬も影が薄い


2014年から阪神開催なのだが
番組名は同じでも波乱傾向が強くなってきている気がする。阪神コースは器用さが試される番組で、中山コースよりも極端な仕上げになっている。そのため、4角を回ってから忙しくなる。そのためには三分三厘で好位に取り付いていないとならない。脚があれば外目を回しても良いだろうが、二歳馬のこと、即ちドングリの背比べ状態ではそんな真似はできない。となれば、前々の競馬ができないことには勝ち星も遠退くことになる。昨年のように上位人気三頭で決まるということは殆どなく、六番人気以降が8頭入っているが、そのうち二桁人気が3頭。G1戦らしからぬ中波乱傾向の番組だとも言えよう。つまりは、まともな考え方が通用しないとも言える。多くは前走比較で距離短縮で臨むことができる馬が有利になるのだが、この番組ではその傾向もなく、マイル戦で鍛え抜かれた馬が好走する傾向が顕著。マイル戦ならではの走りとは言い切れないが、マイル戦で鍛え上げられた馬がここでも好走する。その一方、マイル戦が二歳馬には全力疾駆をするに当たっては難儀なのかもしれない。その点を考えるとそれなりの馬格が必要となる。それらを合わせて予想を組み立てるしかなさそうだ。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 クリノガウディー 牡2 55 藤岡 佑介
2 2 グランアレグリア 牝2 54 ルメール
2 3 アスターペガサス 牡2 55 福永 祐一
3 4 ドゴール 牡2 55 津村 明秀
3 5 マイネルサーパス 牡2 55 丹内 祐次
4 6 アドマイヤマーズ 牡2 55 Mデムーロ
4 7 ソルトイブキ 牡2 55 四位 洋文
5 8 ディープダイバー 牡2 55 川田 将雅
5 9 イッツクール 牡2 55 松田 大作
6 10 ヒラソール 牡2 55 岩田 康誠
6 11 ケイデンスコール 牡2 55 Cデムーロ
7 12 コパノマーティン 牡2 55 坂井 瑠星
7 13 ニホンピロヘンソン 牡2 55 浜中 俊
8 14 ファンタジスト 牡2 55 武 豊
8 15 エメラルファイト 牡2 55 ビュイック

主線はこの二頭の勝ち負け
牝馬らしからぬ走りが期待できるグランアレグリアを主軸に据えた。この番組も、ダービーも、牡牝対象となる番組である。牡馬を蹴散らすことが目的ではない。牡馬顔負けの馬格を持ち、走りができることからこの番組に参戦して来た。しかも、鞍上はルメール騎手。勝って当たり前だと言わんばかりの状態での参戦となる。対抗にはアドマイヤマーズを推す。追われて伸びるその脚質は阪神コースであっても期待できるものがある。この馬もまたワイド連対までに入ってくれば良いと願うところの馬だ。勝ち星に固執せず、確実性に期待を寄せる。この両頭の勝ち負けと考える。
番手にはこの三頭を挙げる
どちらにするか迷ったが、結果、ケイデンスコールを▲単穴とした。新潟コースで活躍して以来の出走だけに間隔が空いているものの、天才肌の素養を持つこの馬だけにCデムーロ騎手との相性も良いのではないかと思える。課題となることは右回り。手向かいを気にしない走りを鞍上がさせられれば、ここでは好走ができると判断をした。また、迷ったもう一頭だがアスターペガサスだった。順番的にはどちらであっても関係ないが、▲単穴と△連下では意味が違う。その点だけで迷った。結果、距離延長となるローテーションが本意ではなかろうと考えて廉価となった。前々の競馬ができて、持ち味の長く良い脚が使えればワイド連対に入ってくる馬だ。そして、ファンタジストを推す。距離延長は問題ないだろうが、陣営としてはもっと早めの仕上げをしたかったのではないかと思えるところがある。鞍上勝負に持ち込めれば好走ができる可能性もある。ちょっと難しさを胎んできた。
取捨選択に迷った一頭
マイネルサーパスは力が必要な福島コースで勝ってこの番組に駒を進めてきた一頭。後ろからの競馬になる走り方が気になるが、それさえ間違わなければ好走ができるのではないかと思える一頭。逆に前々の競馬ができないから後ろからの競馬に間に合わせてきたとなると、相手が強くなると勝ち負けが難しくなる。不器用でなければと神頼みをするところが増える。さて、どうかんがえたものか。

捨てちゃえ馬
注文が付く馬というのは、言い訳につながることも多いものだ。前々の競馬ができるものであれば推してみたいが無理か。となれば、ここではマイネルサーパスが要らないことになる。故に捨てる!!


今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
2 グランアレグリア 牝2 54 ルメール
6 アドマイヤマーズ 牡2 55 Mデムーロ
11 ケイデンスコール 牡2 55 Cデムーロ
△1 3 アスターペガサス 牡2 55 福永 祐一
△2 14 ファンタジスト 牡2 55 武 豊
捨馬 5 マイネルサーパス 牡2 55 丹内 祐次


【配当】
単勝 6 460円
複勝 6 130円
1 490円
2 110円
枠連 1-4 10,060円
馬連 1-6 9,710円
ワイド 1-2 1,080円
1-6 1,560円
2-6 180円
馬単 6-1 14,240円
3連複 1-2-6 3,340円
3連単 6-1-2 45,180円

【着順】 【時計】
1 6 アドマイヤマーズ 1.33.9 33.9
2 1 クリノガウディー 1.34.2 34.0
3 2 グランアレグリア 1.34.3 34.6
4 14 ファンタジスト 1.34.5 33.9
5 8 ディープダイバー 1.34.7 34.5
6 15 エメラルファイト 1.35.1 33.5
7 3 アスターペガサス 1.35.4 34.8
8 10 ヒラソール 1.35.5 34.6
9 9 イッツクール 1.35.6 36.1
10 5 マイネルサーパス 1.35.7 34.1
11 12 コパノマーティン 1.35.9 34.4
12 4 ドゴール 1.36.0 34.7
13 11 ケイデンスコール 1.36.0 34.6
14 7 ソルトイブキ 1.36.4 34.6
15 13 ニホンピロヘンソン 1.36.6 35.5

第4回ターコイズステークス:12月15日(土) 中山競馬場
15時25分発走

軽量馬が活躍する舞台となるハンデ戦
勝ちきれない一番人気は信頼薄


中山コース巧者が活躍をする
一番人気は[2-1-1-6]と今ひとつ信頼ができない。ハンデ戦、中山コースということもあるが、一番に理由はマイル戦ということだ。逆に考えれば、中山コース巧者であれば、またハンデ斤量が恵量であれば、マイル戦であることだけに照準を合わせれば良いことになる。何でもそうなのだが、考え方ができなければその次はない。それでも当たらないときには当たらないものだ。また、トップハンデも[0-2-1-13]と苦戦を強いられている。このことからもマイル戦が厄介なのだということが分かるかと思う。その点を考えれば、中山コースのマイル巧者がこの番組に参戦してくるのであれば有利だということが言えよう。この点は見極めた方が良い。馬齢別の複勝率は以下の通り。
  • 三歳馬[2-6-3-36]複勝率:23.4%
  • 四歳馬[4-3-2-23]複勝率:28.1%
  • 五歳馬[3-0-3-32]複勝率:15.7%
  • 六歳馬[0-0-1-11]複勝率: 8.3%
馬齢が進むに連れて、この時期は高齢馬の活躍が消えていく。若い馬が台頭しやすくなるとも言える。馬の背は雨を分けるが、年の瀬は勝敗を分けるのだろう。中山コース巧者、近走の勢い、上がり時計を中心に予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 アンコールプリュ 牝3 52 藤岡 康太
1 2 リナーテ 牝4 53 三浦 皇成
2 3 ミスパンテール 牝4 56 横山 典弘
2 4 ハーレムライン 牝3 52 大野 拓弥
3 5 フローレスマジック 牝4 54 ルメール
3 6 デンコウアンジュ 牝5 55 柴田 善臣
4 7 リバティハイツ 牝3 54 北村 友一
4 8 キョウワゼノビア 牝5 52 田中 勝春
5 9 レッドオルガ 牝4 54 Cデムーロ
5 10 プリモシーン 牝3 55 ビュイック
6 11 ディメンシオン 牝4 53 福永 祐一
6 12 ミエノサクシード 牝5 55 川島 信二
7 13 フロンテアクイーン 牝5 55 マーフィー
7 14 カイザーバル 牝5 53 四位 洋文
8 15 カワキタエンカ 牝4 55 池添 謙一
8 16 リエノテソーロ 牝4 55 田辺 裕信

主線はこの二頭の勝ち負け
牝馬の番組は馬柱が役に立たないことが多い。額面通りに走らないからだ。が、今回は年の瀬が近づいていることもあり、各厩舎もまんじりとしていられない。その中で主軸に据えた馬はフローレンスマジック。切れる脚がきちんと発揮できるだろうこと、ルメール騎手頼みというところでワイド連対には必ず入ってくる馬ではないかと考える。前走の上がり時計も悪くはない。あの勢いがあれば後送につながるはずだ。対抗にはディメンションを挙げる。同じく1600万条件戦を勝ってこの番組に駒を進めてきた馬だが、長くいい脚が使えることが強み。この両頭共にDI産駒であるが、馬格の違いはあるものの、前走の走りで見せた柔らかさは大いに評価できる。勝ち負けになる二頭だと考える。
番手にはこの三頭を挙げる
課題となることはマイル戦であること。紛れが多い番組である。プリモシーンを▲単穴として理由はそこにある。つまり、額面通りに走らない可能性が高いために連軸にはできなかった。もっと安定感が増せば違うのだろうが、まだ三歳馬。この先を考えれば十分だろう。が、連軸にはできない。ということでこの位置となった。また、フロンティアクイーンだが、府中牝馬Sで見せた走りは良かったのだが、リズ杯では二が勝ち過ぎたのか、斤量泣きとなったのか、本来の走りができていなかった。それを払拭できるのは同じく牝馬戦。鞍上が替わることで、本来の力を発揮できるのではないかと期待をしたい。そして、レッドオルガを推す。斑気はあるものの、確実に力を付けてきた一頭。もしかしたら、勝ち負けさえも脅かすのではないかと思えるほどの調教VTR。が、額面通りには走らない牝馬。前走並みの走りができればワイド連対には入ってくるだろう。果たしてどうか。
取捨選択に迷った一頭
このところ良関がないミスパンテールだが、その走りが妙に及び腰というか、何かに怯えているというか、怖がっているというか、馬混みを嫌がるような素振りを見せる。本来の良さがなくなってしまっているように思える。ただ、実績がある馬だけに侮れない。この点をどう考えるかというところか。諸賢の考えは如何だろうか。

捨てちゃえ馬
負け癖というわけではないが、勝ちきれないもうひとつが気性の問題だとしたら、ここでも勝ち負けはもちろん、ワイド連対さえも覚束ない。ミスパンテールがここでは要らない。故に捨てる!!


今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
5 フローレスマジック 牝4 54 ルメール
11 ディメンシオン 牝4 53 福永 祐一
10 プリモシーン 牝3 55 ビュイック
△1 13 フロンテアクイーン 牝5 55 マーフィー
△2 9 レッドオルガ 牝4 54 Cデムーロ
捨馬 3 ミスパンテール 牝4 56 横山 典弘


【配当】
単勝 3 990円
複勝 3 400円
7 700円
6 1,180円
枠連 2-4 6,790円
馬連 3-7 15,220円
ワイド 3-6 4,970円
3-7 3,870円
6-7 11,970円
馬単 3-7 29,440円
3連複 3-6-7 131,780円
3連単 3-7-6 690,180円

【着順】 【時計】
1 3 ミスパンテール 1:32.7 35.0
2 7 リバティハイツ 1:32.8 35.4
3 6 デンコウアンジュ 1:32.8 34.3
4 13 フロンテアクイーン 1:32.9 35.8
5 11 ディメンシオン 1:32.9 35.3
6 9 レッドオルガ 1:33.0 34.6
7 2 リナーテ 1:33.0 35.0
8 10 プリモシーン 1:33.0 35.2
9 12 ミエノサクシード 1:33.1 34.9
10 4 ハーレムライン 1:33.1 35.8
11 5 フローレスマジック 1:33.1 34.8
12 14 カイザーバル 1:33.2 35.2
13 8 キョウワゼノビア 1:33.3 35.0
14 15 カワキタエンカ 1:33.4 36.4
15 1 アンコールプリュ 1:34.4 35.9
16 16 マルガイリエノテソーロ 1:34.5 37.2