第60回アメリカジョッキークラブカップ:1月20日(日) 中山競馬場
15時35分発走
一番人気が勝てない理由はコースにある
想像以上に重たい馬場が脚力を削ぐ
いつから春緒戦を狙うのか
答えは簡単で、フェブラリーSが終わってからということが通年では多い。が、時間がない。だから、この時期にこの番組が必要となるのである。そのため、有馬記念からの流れを受けて、この番組に参戦して来る馬が多いが、実際にはその流れは太くはない。確かに[4-2-1-9]と複勝率43.7%となっている。が、これは勝つ馬であって、三連複が獲れる数字ではない。一番人気は[2-2-0-6]で、二番人気は[4-1-2-3]、三番人気は[1-1-2-6]という上位人気が頼りない結果になっている。ただ、二桁人気が飛び込んできたのは僅かに1回。となると、上位人気は混戦状態と言える。それならば、番組の格で選ぶ、距離で選ぶということに、中山コース巧者というところを加えて考え方を詰めていく必要がある。敢えて2200m戦であることの意味も考えながら、この番組の予想を組み立てたい。
答えは簡単で、フェブラリーSが終わってからということが通年では多い。が、時間がない。だから、この時期にこの番組が必要となるのである。そのため、有馬記念からの流れを受けて、この番組に参戦して来る馬が多いが、実際にはその流れは太くはない。確かに[4-2-1-9]と複勝率43.7%となっている。が、これは勝つ馬であって、三連複が獲れる数字ではない。一番人気は[2-2-0-6]で、二番人気は[4-1-2-3]、三番人気は[1-1-2-6]という上位人気が頼りない結果になっている。ただ、二桁人気が飛び込んできたのは僅かに1回。となると、上位人気は混戦状態と言える。それならば、番組の格で選ぶ、距離で選ぶということに、中山コース巧者というところを加えて考え方を詰めていく必要がある。敢えて2200m戦であることの意味も考えながら、この番組の予想を組み立てたい。
●出馬表
枠 | 馬 | 馬名 / 単勝オッズ(人気) | 性齢 | 斤量 | 騎手名 |
1 | 1 | ジェネラーレウーノ | 牡4 | 56 | 田辺 裕信 |
2 | 2 | アクションスター | 牡9 | 56 | 大野 拓弥 |
3 | 3 | マイネルミラノ | 牡9 | 56 | 柴田 大知 |
4 | 4 | フィエールマン | 牡4 | 57 | ルメール |
5 | 5 | ダンビュライト | 牡5 | 57 | 北村 友一 |
6 | 6 | ミライヘノツバサ | 牡6 | 56 | 北村 宏司 |
6 | 7 | ステイインシアトル | 牡8 | 56 | 内田 博幸 |
7 | 8 | シャケトラ | 牡6 | 56 | 戸崎 圭太 |
7 | 9 | ショウナンバッハ | 牡8 | 56 | 三浦 皇成 |
8 | 10 | メートルダール | 牡6 | 56 | マーフィー |
8 | 11 | サクラアンプルール | 牡8 | 56 | 蛯名 正義 |
主線はこの二頭の勝ち負け
3着までには入ってくるだろうことからダンビュライトを主軸に据えた。前走では不甲斐ない結果となったが、確実に力を付けている馬の一頭だ。それが思ったような結果につながらないことはどこかで、何かが足りないことなのだろうと考えている。が、ここでも好走をすると言える一頭だ。対抗には菊花賞を勝って、確実に成長してきたフィエールマンを挙げる。ただ、調教VTRだけでは分からないところがある。自分から積極的に行っているのか、行かされているのか、それが非常に分かりづらい。成長は感じるものの、主軸に据えることができなかった。そのためにこの位置となったが、この二頭での勝ち負けになると考える。
3着までには入ってくるだろうことからダンビュライトを主軸に据えた。前走では不甲斐ない結果となったが、確実に力を付けている馬の一頭だ。それが思ったような結果につながらないことはどこかで、何かが足りないことなのだろうと考えている。が、ここでも好走をすると言える一頭だ。対抗には菊花賞を勝って、確実に成長してきたフィエールマンを挙げる。ただ、調教VTRだけでは分からないところがある。自分から積極的に行っているのか、行かされているのか、それが非常に分かりづらい。成長は感じるものの、主軸に据えることができなかった。そのためにこの位置となったが、この二頭での勝ち負けになると考える。
番手にはこの三頭を挙げる
ゼンノロブロイ産駒は無事是名馬と言いたくなるような仔を配している。メートルダールもその一頭で、切れ脚こそいまひとつのところがあるのだが、相変わらず追われて伸びるところがズブいのかと思わせるような印象があるが、スイッチが入ると強い。それが今回こそは活かされるのではないかと考えて▲単穴とした。また、ショウナンバッハは中山コース向きではないが、高齢馬はそんなに体調が変わらなくなる。それを考えると前走の良さが出せるかもしれないと考えた。タラレバではあるがそんなところの微妙な期待を寄せている。そして、サクラアンプルールを推す。思い切った走りができればということになるが、馬群に入るような流れになってしまうと展開が厳しくなってしまう。幸いに外目の枠。それを保持しながら三分三厘から仕掛けられれば好結果につながる可能性は高くなる。果たしてどうか。
ゼンノロブロイ産駒は無事是名馬と言いたくなるような仔を配している。メートルダールもその一頭で、切れ脚こそいまひとつのところがあるのだが、相変わらず追われて伸びるところがズブいのかと思わせるような印象があるが、スイッチが入ると強い。それが今回こそは活かされるのではないかと考えて▲単穴とした。また、ショウナンバッハは中山コース向きではないが、高齢馬はそんなに体調が変わらなくなる。それを考えると前走の良さが出せるかもしれないと考えた。タラレバではあるがそんなところの微妙な期待を寄せている。そして、サクラアンプルールを推す。思い切った走りができればということになるが、馬群に入るような流れになってしまうと展開が厳しくなってしまう。幸いに外目の枠。それを保持しながら三分三厘から仕掛けられれば好結果につながる可能性は高くなる。果たしてどうか。
取捨選択に迷った一頭
悪くはないが良くはない。悪いところも目立つが、良いところもそれなりにある、という状態。それがミライヘノツバサだ。淡々と走ることができる馬であることは証明済み。長い距離でも、2000m戦でも申し分ない。ただ、それだけなのである。この番組はG2戦である。中途半端な走りであると勝ち負けにつながらない。そう考えると、それ以上の馬が好走してしまう。難しい一頭だ。
悪くはないが良くはない。悪いところも目立つが、良いところもそれなりにある、という状態。それがミライヘノツバサだ。淡々と走ることができる馬であることは証明済み。長い距離でも、2000m戦でも申し分ない。ただ、それだけなのである。この番組はG2戦である。中途半端な走りであると勝ち負けにつながらない。そう考えると、それ以上の馬が好走してしまう。難しい一頭だ。
捨てちゃえ馬
ここでも同じことだが、春緒戦に臨むに当たって、どこまで力を付けてきているのか、維持しているのかというところが微妙な馬たちが出走してくる。そのために荒れることもある。そう考えると武器がなければ難しいと判断をしなければならない。そのため、ミライヘノツバサがここでは要らない。故に捨てる!!
ここでも同じことだが、春緒戦に臨むに当たって、どこまで力を付けてきているのか、維持しているのかというところが微妙な馬たちが出走してくる。そのために荒れることもある。そう考えると武器がなければ難しいと判断をしなければならない。そのため、ミライヘノツバサがここでは要らない。故に捨てる!!
今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手名 |
◎ | 5 | ダンビュライト | 牡5 | 57 | 北村 友一 |
○ | 4 | フィエールマン | 牡4 | 57 | ルメール |
▲ | 10 | メートルダール | 牡6 | 56 | マーフィー |
△1 | 9 | ショウナンバッハ | 牡8 | 56 | 三浦 皇成 |
△2 | 11 | サクラアンプルール | 牡8 | 56 | 蛯名 正義 |
捨馬 | 6 | ミライヘノツバサ | 牡6 | 56 | 北村 宏司 |