雨の中を走った後は駆動系をリフレッシュ | クロモリロードで走ろうよ

クロモリロードで走ろうよ

10代の時にはじめて乗ったクロモリロードが、速く、遠くへ、そして楽しく走ることを教えてくれた。 25年以上のブランクのあと、再び愛車に選んだのはやっぱりクロモリロード、そしてロングテールバイクだった。


冬の雨は冷たいからあまり走りたくないんだけど走っちゃうときもあります
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逆に夏の雨なんかは涼しくなるからがっつり豪雨の中を走ったりもします






















でも大事なのが雨中走行をした後のメンテナンス
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タイヤがはね上げた水には細かい砂粒が沢山含まれているからそのままにしておくと次回走る時にジャリジャリで酷い事になってしまう。家についたらまずバラして水道で水洗いして砂粒を落とすのが大事な事

















チェーンやスプロケもジャリジャリになっているから迷わず分解清掃しよう
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これは7400デュラのカセットハブ、古いタイプのフリーだからスプロケ廻しを二本使って外します

















洗浄油でジャブジャブ
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車体に付けたままよりもこうやって思い切って分解しちゃった方が結局早くすみずみまでキレイにできる

















チェーンリングの歯先の黒いものがオイルと砂埃が練り合わさったもの
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これが駆動系の摩耗の原因になる




















ついでだからディレイラーの裏側やプーリーなんかも清掃しちゃおう
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車体についたままだと裏側なんかにはなかなか手が届かないからね



















洗浄油の中で歯ブラシでゴシゴシやったスプロケやチェーン達はすっかりキレイになった
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そのかわり油は真っ黒だ。摩耗の原因はこいつです。

















キレイにした後は油脂を補給しよう
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駆動系にはワコーズのチェーンルブを使おう





















チェーンをジップロックにいれてチェーンルブをスプレーしたらしばらく放置
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新品のチェーンに最初から塗布されているオイルは砂埃が付着しやすいんだ


















きれいになったパーツをもとどおりにセットアップしたら完成だ
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自転車も機械だから走っているうちに摩耗もするしガタもくる。でもそれは故障ではないんだよね。消しゴムと同じ、使ったから減っただけ。減った分は補給したり交換すればまたもと通りに使えるようになる







自分でメンテナンスって面倒臭いかもしれないけれど、こんな便利な今の時代だから、ちょっとぐらい手間がかかることがあってもいいんじゃない?