みなさんこんにちは、ハンモック吊って寝るのが最近のお気に入りなkpon11です。
最近は鉄チャリ、鉄チャリと騒いでばかりですが実は理由があっての事
kpon11は中学生の時にお年玉を貯めて始めてロードレーサーを購入、まあ、安物パーツ、重たいフレームのレーサーもどきだったけどね。で、高校入学の時に片倉シルクの真っ白なロードに乗り換える。まあ、こいつでは通学もしたし、いろんな所にツーリングにも行ったな。
まあ、当時の高校生だからその後はオートバイ、クルマに興味が移行、しばし鉄チャリライフとは離れる
その後、80年代後半にクロモリ、フルリジッドのMTBを購入。山の中を走り回るという、新鮮な体験に衝撃を受け、またしばらくチャリに没頭。
その後もチャリに乗ったり乗らなかったりの日々を過ごしてはいたが、結局自分はチャリ馬鹿だと自覚したのがつい最近の事。今では写真の様な毎日を送っている。
で、思い返してみると、ずっと鉄チャリだけに乗ってきた。だとするともう鉄チャリに適応した身体になってしまっているんじゃないか、と最近思う様になった。
以前、カーボンバイクを所有していた事もあったんだけれど、走らせた時のリズム感が自分には合わなかったんだ。カーボンバイク、確かに車体はシャッキリして良く走るし、曲がる。楽に速く走れる。
しかし、楽しさがないんだよ。
例えばこのズノウの鉄チャリ。1インチのクロモリのスレッドフォークは下りのコーナーをハードに攻めるとヨレてしょうがないし、ダブルレバーはダンシングしながらの変速は出来ない。現代のデュアルピボットブレーキと比べたらオモチャみたいな制動力のデルタブレーキなどなど弱点をあげればキリがない
しかし、弱点が多いからこそ、それをコントロールする楽しさがあるんだ。変速やブレーキの弱さは、先の事をちょっと予測しながら走る事でカバーできるし、車体のたわみは、いいチューブラータイヤを履かせることで絶妙な乗り心地を提供してくれることになる。
クロモリの全盛期に作られた鉄チャリはひとつの完成された形だから、これ以上進化する事はないかもしれないけれど、絶妙のバランスを持っているんだ。
まだまだ過渡期で進化中のカーボンバイクよりも、バランスという点では鉄チャリの方がいいものを持っていると思う。
便利とか快適とか追い求めなくていいんだよな、だってそうでなきゃチャリなんか乗ってないもんね。
ちょっとした不快感がそのうち快感に変わる。それが自転車なのさー。