クリテリウムバーでポジションを出すぜ | クロモリロードで走ろうよ

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10代の時にはじめて乗ったクロモリロードが、速く、遠くへ、そして楽しく走ることを教えてくれた。 25年以上のブランクのあと、再び愛車に選んだのはやっぱりクロモリロード、そしてロングテールバイクだった。

皆さんこんにちは、最近はちょこっと暖かくなってきましたねー。さて、今日はハンドルバーのハナシを。

ロードレーサーのポジション出しってなかなか難しいですよね



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kpon11の場合、身長163cm、股下73cmで、シートチューブC-T490mm トップチューブC-C515mmあたりのホリゾンタルフレームだとシートポストをあまり出せないから、ステムをめいっぱいまで下げてもハンドル落差があまり取れない。よく、小柄な人にはコンパクトバーがいいって言うけどハンドルのドロップが少ないコンパクトバーだとただでさえ少ないハンドル落差が余計に少なくなってしまう。
結局、コンパクトバーを使うと、深い前傾姿勢を取りたいのに、逆にさらに上体が起きてしまうという事になるよね。










kpon11も、最近のアナトミックやコンパクトタイプのバーを色々試してみたんだけど、どうもポジションがしっくりこない。そしてリーチ、ドロップともに大きなクラシックなラウンドバーを使ってやっとポジションが出たんだ。









しかし、ここで問題が発生。昔ながらのラウンドバーはドロップ、リーチ共に深いから、下ハンダンシングをした時にバーの肩の部分に腕が当たってしまうのだ。気にしなければいいんだけどやっぱり気になるものは気になる。
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そんな時に問題を解決してくれるのがこれ。
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今のロードバイクではあまり見ることのなくなったクリテリウムバー。






下ハンダンシングをした時にバーの肩に腕が当たらない様に上ハン部分が「なで肩」になっている。だから平地を高速で周回するクリテリウムレースで好んで使う選手も多かった。いまでもトラックレーサーはこのタイプのバーが使われているよね。
いまどきのアナトミックシャローバーみたいにポジションの自由度が高い訳ではないから、不自由な事のほうが多い。まあ、はっきり言って下ハン専用バーですよ。









だってダブルタップレバーなんか思い切りハの字なっちゃうからね。
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でも、下ハンポジションの時は最高にしっくりくるんだよね。バーに直線部分が無いということは、逆にいえばバーのどこでも自由に握る事ができるという事。下ハンを使っているときはまさにこのタイプのバーを選んでよかったと思える瞬間なんだ。




こうやってちょっと不便そうなクリテリウムバーを使ってみると、一つの用途に特化した道具は、その能力が発揮できるシチュエーションになると、最高の気持ちよさを感じさせてくれるっていうことがよくわかるんだ。






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