口約束の婚約者 ~未来の約束~ -6ページ目

口約束の婚約者 ~未来の約束~

先日5年付き合った彼が倒れてしまいました。
結婚式を挙げる予定で式場も予約していて、友人にも結婚の報告をした矢先でした。
まだ籍には入っておらずこんなタイトルですが。。
私の奮闘日記として綴っていこうと思います。

二つ目の病院につき検査に2時間かかり

朝の6時に施術が始まった。

施術が始まる前に私しか病院にいなかったので

看護師のかたが

今から施術を始めますので

顔をご覧になりますか?

と聞かれ

はい。

と言って

施術の前に案内され顔を見た。


彼の顔は無表情。

早く施術してほしくて
すぐに

もういいです。
早く良くしてください。

泣きながら伝えた。


彼が倒れてから3時間が経過していた。

施術が始まって彼の携帯で

彼の職場の方々にラインで報告をした。


朝早かった為返信はない。


そして私の職場へ連絡し出勤できないことを伝え家族しか入れない待ち合い室で

一人で待った。

その時はまだくも膜下出血かもしれないと曖昧なことしか聞かされていなかったので

施術をすれば良くなると思っていた。



施術が始まって3時間半。

彼の家族が到着。


看護師の方が来て


今施術中ですので終わり次第
先生からお話があります。


そう言って部屋を出ていった。


不安しかなかった。


彼の妹さんは先月産まれたばかりの赤ちゃんを抱き
旦那さんの隣で泣いていた。


彼のお母さんはお父さんとは離れた椅子に座り

何があったのか私に状況を聞いてきた。


私は一部始終全てを説明した。

彼のお父さんはもともと病気で喋るのが困難な為
黙ったままだった。

午前9時半に私の両親が到着。

私の隣に座って私の背中を強くさすってくれていた。


午前11時

施術が終わり説明があると言われ

先生がいる部屋へとおされた。

私と彼の家族で話を聞いた。



出血がひどく2週間もつかわかりません。

病名はくも膜下出血です。

非常に厳しい状況です。

再発しないように処置はしましたが

左脳が腫れてくれば右脳を圧迫してしまうので

切除しなければ

命は助かりません。

その処置はしても大丈夫ですか?

ただそれをすると後遺症が残る可能性が高いです。

右半身が機能せず

寝たきりになる可能性があります。

そう先生から伝えられた。

私は即答で命を助けたい

そう言いたかったが、彼のお母さんは


○○ちゃん(私)もう動けなくなるってよ。

どうする?


そう言われた。


そんなのわからないでしょ!

まずは命でしょ!

そう思いながら


命が助かるなら。

と一言だけ発した。


お母さんは

んー、、、

そうやね。

私はなぜお母さんが即答しなかったのかが

理解できなかった。


先生の話が終わり

彼に会いに行った。


頭を包帯でぐるぐる巻きにされ、

呼吸器をつけられ

頭や腕からは何本ものチューブが刺さっていた。


痛々しかった。


彼の名前を呼んだ。

何回もなん十回も。


がんばったね、

痛かったね、

本当にがんばったね、

私は彼の顔が波打って

ぼやけてしか見えなかった。


お母さんは

なんで○○(彼の名前)なの?

なんでこんなことなったの?

なんでこんなことなったの?



お母さんも何十回も問いかけてた。


でも彼は無反応。


お父さんは

○○(彼の名前)起きんとー

もうお昼よー

と喋れないなりに伝え


妹夫婦は、

兄ちゃん。。。

兄ちゃん。。。


と絶え間なく涙がこぼれていた。



看護師の方に

書類にサインが必要なので一旦待ち合い室に行きましょう。


家族全員待ち合い室へ。


私の両親が心配した顔で


先生の話はなんて?


すると彼のお父さんが聞き取れない言葉で説明しようとしたので


私は

お父さん。説明は私がしますので座っててください。

と荒れた口調で言ってしまった。


彼のお父さんは足も悪く
杖があっても歩くのがままならない。

よろよろしながら椅子に座った。



それから私の両親に先生の説明を伝えた。


伝えている途中

悲しさ、絶望感で声を出して大泣きしてしまい

また背中を強くさすられた。


看護師さんが書類を持ってきた。

彼のお母さんは書類にサインし始めた。



私の両親にはもう私は大丈夫だから帰っていいよ

って言って私の両親には帰ってもらった。

その1時間後更なる悲劇が私たちを襲った。




くも膜下出血② |n@n@のブログ
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