口約束の婚約者 ~未来の約束~

口約束の婚約者 ~未来の約束~

先日5年付き合った彼が倒れてしまいました。
結婚式を挙げる予定で式場も予約していて、友人にも結婚の報告をした矢先でした。
まだ籍には入っておらずこんなタイトルですが。。
私の奮闘日記として綴っていこうと思います。

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そんなことを思っていると

私の兄から着信が。。。


そういえば昨日の夜兄から電話で

兄2(次男)「○○さんの状態はどうなんか?」

私「わからん。。ぅぅう」涙



兄2「明日行こうと思うけどお昼には行くから」


彼が倒れて初日の夜にもすぐ電話がかかってきて

「大丈夫か?今から行こうと思ってるけど時間は何時だったら大丈夫?」

と、行動派の次男。

初日だったから私は一人になって
落ち着いて考えたかった。

なにより私が泣くとこを甥や姪に見せたくなかった。

だから断った。


そして孤独な1日を過ごした私は2日目の次男からの電話を了承していた。


病院の喫茶店にいるとのことだったので
そこへ向かった。


途中義姉が心配そうに私を探してくれていた。


義姉「○○ちゃん。。。」

そう言って私に近づいてきた。

私は涙を堪えることで必死。

義姉の顔をちゃんと見れずうつむきながら

兄が待つ喫茶店へ。

甥と姪は5歳と2歳。。

なにもわからず騒いでいた。

でも私を見つけると私のところにきて

私にくっついてくれた。

子供なのに何かに気づいてる感じだった。。


その行動に涙が出そうだった。

でもそんな弱いところ見せられない。


次男夫婦に今の現状を伝えた。

私の目には涙があったけど
それをこぼさずひきつった笑顔で話した。


心配させたくない。

それ一心だった。


次男がその日は私と彼のアパートの周辺にホテルをとるから夜はご飯にいこうと言われた。


ご飯食べてないのわかったのかな。。。

でも食べれる状態じゃない。。

全く気がのらなかったが

わざわざ来てくれたのに断れない。。

面会時間が終わったら連絡すると伝え
次男家族と待ち合い室へ。。

彼のご両親に次男夫婦を紹介してるときだった。

甥と姪が

「○○(彼)にーには?○○にーにどこにいるの?○○にーにに会いたい」

そう言いながら泣きはじめた。



それを聞いて彼のお母さんがハンカチを自分目に押し当てていた。


義姉が彼に会いたいと言ってくれた。


是非会ってもらいたくて、
彼が今がんばってるところを見てほしいと思い彼のお母さんに許可をもらい

甥と姪は私が見てる間に次男夫婦はICUへ。


15分ほどで戻ってきた。


義姉「○○さん頑張ってたね」


そう言って椅子に座った。

私は甥と姪に何かお菓子でもと思い甥と姪、義姉と一緒に病院の中コンビニへ。。

かわいかった。

なんでも好きなもの持っておいで
何個でもいいよ。

そう言うと甥も姪も1つずつお菓子を握りしめて持ってきた。


本当にかわいくて、

私に子供ができたらこんなやり取りするのかな。。

なんて考えた。

そしたら寂しくなった。

もう大好きな彼との子供は望めないかもしれない。

いつも
子供の名前はなんにする?
習い事はなにさせる?
子供は何人ほしい?

幸せな会話だったな。

その時の私達には未来への光が眩しいくらいに照らしてくれてた。

でも今は長いトンネルと言うより

深い深い井戸の中に落ちて蓋をされた感じがする。





待ち合い室に戻ると次男と彼の両親が話をしていた。

話の内容はわからなかったけど

彼のお母さんは次男にも

「なんでこんなことになったんかな」

そう言っていた。



次男がそろそろ失礼しますと伝え

彼の両親を車で駅まで送ってあげよ
と言われ

病院の出口まで次男家族を彼の両親と一緒に見送った。


面会時間は19時まで。

彼の両親は17時の電車で帰ると言ったので
駅まで送った。

車の中でもやっぱりあの言葉を
呪文のように唱えていた。


うんざりだった。

過去は変えられない。
これからをどうするかでしょ。

先を考えるしかないでしょ。

心の中で私は叫んだ。


送り終えてまた病院へ。

二人だけの時間が欲しかった。

すぐさまICUに電話をして面会に行った。





くも膜下出血⑦ |口約束の婚約者 ~未来の約束~
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