シンガポールから一時帰国された田中さんが、ウォリアーズジムに来た
田中さんは僕が19歳の時からトレーナーを勤めていた、今は無き新橋トレーニングセンターの会員さん
62歳にして年々デカくなっている・・・
「高齢化社会をより豊かに」
現在日本の総人口で65歳以上の高齢者と呼ばれる人は2022年9月15日の段階で約3627万人、そのうち要介護(支援)認定者は2022年度末で約689万人という数字が厚生労働省より発表されており、更に65歳以上の認知症の方の人数は2020年度で約600万人、2025年には700万人という試算が出ていて世界規模では3秒に1人が認知症になっているといったデータもあります。
また我が国では少子高齢化が社会問題となり、2023年現在、政府が抜本的な対策を緊急に進めているところです。
介護人口の増加に伴い働き盛りの40代、50代といった層が親の介護の為に離職を余儀なくされたり、中には学齢期である10代のヤング・ケアラー問題はとても深刻であり現状の社会構造を一刻も早く立て直さなければなりません。
頼りである特別養護老人ホーム(通称特養)も特に都心部に於いては施設の数が利用希望者の割合よりも遥かに少ないので、介護老人保健施設(通称老健)へ入所させ退所の日が来ても家族が頑なに引き取らないという例が後を絶たず、今や老健は特養に入る為の繋ぎとなっているのが実状です。
事業所にもよりますが、殆どの入所者が帰る場所を失っています。
本来老健は在宅支援(在宅復帰・在宅療養)なので3~6ヶ月間の制限があり必ず退所をしなければなりませんが、引き取り拒否をされた入所者はその都度別の老健に移動したりして、たらい回し現象が起こっています。
これは入所者のご家族の問題である事は明らかですが、しかしその方達にも家庭や仕事などがあるので面倒を看る事が難しい環境なのは理解を示すべきなのかも知れません。
ただ事業所の定員人数が常に一杯である為、正当にサービスを受けたい人が断られるという弊害が出ているので難しいところです。
危惧するのは元々体力のない高齢者がこのような事態に陥れば更に体力の低下を招き、また認知機能の衰えを加速させ最悪な状況へ近付いてしまいます。
各自治体は、この問題の解決が何よりも急務であると考えます。
これは僕の実体験です。
「国民皆保険制度の素晴らしさと財政の圧迫」
日本では国民が等しく何らかの公的医療保険に加入しており、病気や事故にあった際に高額な医療費を1~3割の自己負担で補えるという非常に優良な制度(1961年昭和36年4月全施行)があり、その結果我が国の平均寿命は世界的にも著しく延びました。
また収入に応じて限度額適用認定証という自己負担額制度も受けられるので、恵まれた環境にあると言えます。
これらは社会保障の優秀な仕組みで誇れるものですが、この高齢化社会の余波により財政基盤が悪化の一途を辿っています。
話を進めますが日本の医療制度では対症療法、つまり病気が見付かった時にその症状に応じて行う治療法です。
勿論これは正しいのですが、本当に大切なのは病気にならないよう日頃から予防を意識する事が重要なのです。
「運動の必要性と予防医学」
アメリカでは健康保険は民間での取り扱いだけなので、予防に力を入れています。
と言うのもアメリカでの自己破産の一番の原因は医療破産で、これは全体の凡そ約6割にも及び、毎年53万世帯が破産しているといいます。
そのような経緯から医者に面倒を診て貰わない事が最大限求められる為、予防に関しての意識が高く、定期的に運動をしたりサプリメントなどで足りない栄養分の補助を助けたりといった習慣は日本の何倍も浸透しています。
スーパー・マーケットの棚には、プロテイン・パウダーやビタミン剤などが各メーカー毎に数多く陳列されていて、手軽に安く購入出来るようになっています。
また動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞の再発予防として、また大腸癌の発症リスクを低下させるとの報告もあり一次予防として低用量のアスピリンの服用が一般的で、広く国民の間でも用いられています。
つまりハイ・リスク患者だけでなく、それ以外の多くの人が日常的に使用されていて、日本ではタケルダ配合錠(アスピリン+ランソプラゾール)がこれに該当し、アスピリンによって胃・十二指腸潰瘍が発生する事が稀に認められているのでランソプラゾールでそれらを防ぐようになっています。
尚、最近の研究結果によれば有意性が安定しないとの症例が多数上がっており、今後も疫学的な統計が不可欠とされていて個人的にも予防としての投薬には慎重な姿勢が必要であると考えます。
ただし病気になってからの場合と予防に於いての医療費では明らかに後者の方が負担割合が少ないので、建設的な議論はこれからの日本の未来を見据えた場合必須でしょう。
※タケルダ配合錠は処方薬なので、市販の薬ではありません。
話が逸れてしまいましたが、しかしながらアメリカでは昔から肥満率が問題となっており、日本の約10倍という試算も出ているので課題はまだまだ山積みです。
とは言うものの日頃から身体を動かす習慣は見習うべきであり、アメリカの人口比によるスポーツ・ジムやフィットネス・クラブへの参加率は2018年度では20%を超えていて、反対に日本は3%を上回る程度です。
この3%という数字は年々僅かに増加傾向にあるものの、ずっと頭打ち状態です。
これらの最大の要因は、国民皆保険制度が健康増進に対する意識を低下させているものと多くの専門家が見ています。
「運動によるメリット」
ある臨床試験によれば若い頃からトレーニングやスポーツを続けているグループとそうでないグループでは、三大疾病と呼ばれる日本人の死因上位3位の癌、心疾患、脳疾患に罹患する比率に大きな傾向が見られました。(前者の方がリスクが減少していた)
更にまだ有効な治療法が確立していない認知症の発症に関しては、顕著な違いが認められたというデータもあります。
そのメカニズムは未だ謎ですが、運動を行うと血流や細胞が活性化される事と密接な関りがあるのではないかと推測しています。
特に高齢者は心臓から最も遠い位置にある下肢の怪我を負ったりすると治りが遅かったり、また感染症の蜂窩織炎に羅漢しやすいのは典型的な特徴ですが、普段から散歩などをライフ・スタイルに取り込んでいらっしゃる方は個人差はあるものの、この限りではない事が証明されています。
「どんな運動をしたら良いのか?」
お好きな運動やスポーツで結構です。
大切なのは継続する、です。
これらがいつか身体の貯金の利息となって、いざという時にご自身へ有益をもたらします。
筋力トレーニングは重い物を持ち上げるので大変だと思われていらっしゃるかも知れませんが、それは少々考え過ぎで無理はしません。
具体的には全身の筋肉をマシンなどを使って、或いは何も持たずに動かすだけです。
そこには、ヨガのポーズやストレッチなども含みます。
時間にして30~45分程度。
理想は週に2回。
毎日デイ・サービスをご利用されているという方なら、その内の2日だけウォリアーズ・ジムへ足を運んで頂ければ充分です。
ウォリアーズ・ジムでの最大の目的は、日常生活動作であるADL(起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容)をいつまでも維持する事でありその為のお手伝いです。
因みに要介護3の認定基準は概ね食事、排泄、入浴が全介助を必要とする状態を指します。
介護保険制度が2000年に創設された当初はまだ特養の空きはありましたが、現在は要介護3であっても新規申込みでは100~200番以上後ろです。
一番症状の重い要介護5の認定者でも、二桁台です。
金銭面で余裕があれば他の有料施設への入居も可能ですが、重度の介護が必要となってしまった場合退所しなければならない所も少なくないので、終の棲家としてはいささか不安な面も捨て切れません。
そういった観点から、現状を維持する、老化の進行が少しでも遅くなるように生活の本質から変えて行かなければなりません。
繰り返すように決して難しい事ではなく、週に2回30分の運動とバランスの取れた食事を摂るだけです。
「これからの社会に向けて」
ウォリアーズ・ジムでは上に挙げた視点から介護予防の為にジム利用をする場合、介護保険などを適用させ個人の負担を軽減し誰もが通えるような法整備が課題であると考えています。
ですが国全体を通すとなると法改正を含め困難を極めるので、先ずはウォリアーズ・ジムが点在する港区から独自の行政サービスを打ち出せるように働きかけて行きます。
時間はかかりますが、週2回30分の運動によって港区の高齢者の医療費に対する割合が減少すれば、きっと他の自治体も追随し全国へ波及するものと思われます。
勿論全てのジムではなく、例えば看護士、理学療法士、介護福祉士の資格を持つ最低3名が常勤である事が原則など、しっかりとした条件を付け港区認定ジムとすれば、ご利用者様側からも信用度が高まりますしまた雇用も増えます。
ウォリアーズ・ジムではこれからも有意義なプランを提供し、唯一無二の存在であるように努力を重ねて参ります。
そしてご利用頂く皆様が、豊かな毎日を過ごされる事を最大の理念としております。
豊かな生活というと物質的または金銭的な側面に目を奪われがちですが決してそうではなく、いつまでも心身共に元気な日々を歩む事です。
そして仮に元気がなければその原因を探り出し、1日も早く以前の日常を取り戻せるサポートを少しでも後押し出来たらこれ程喜ばしい事はありません。
六本木にある、ウォリアーズジム
パワー・ラックやスミス・マシン、その他エクイップ・メントは僕が言うのも何だがカーディオ系も含めて素晴らしい
動画ではあまり分からないと思うけど、マジで本当に効く
また身体の痛みやリハビリに於いては、筋膜リリースを独自にアレンジしたスタッフ黒澤のオリジナルの施術は幅広い年齢層の方々に好評で、状態に応じて鍼灸や整体もそれぞれの専門家が常駐しています
勿論、本格的に競技に取り組んでいるボディビルダーや各プロ・スポーツ選手の怪我の予防や改善に関してもお手伝い出来るので、トレーニングでなくてもお気軽にお立ち寄り頂けたらと思います
WaRRioRS GYM
東京都港区六本木3-16-23 タウンコート六本木1階
03-5544-9111/090-7182-7388
営業時間 7:00~22:30 年中無休
30年程付き合いのある小林の会社へ行ったら、以前よりも更に巨大なアメジスト・ドームが迎えてくれた
企業情報 | 株式会社エグゼクティブプロテクション:カスタマイズできる警備のスペシャリスト集団 (ex-pr.com)
この会社の福利厚生施設として、また一般の会員さんも利用可能なジムを近日オープン予定なのだけど、ジムの名称はウォリアーズジム
マシンはそれぞれ、厳選してチョイスしたので凄く良いものが揃っていて、初心者から上級者まで必ず満足出来ると思う
また2階には理学療法士や柔道整復師の資格を持つプロの施術チームが滞在しているので、身体のコンディショニング・ケアやリハビリなどにも対応して貰える(完全予約制)
内装はまだ未完成だが、今はこんな感じ
是非、新しい刺激を体験をしてみて下さい
WaRRioRS GYM
東京都港区六本木3-16-23 タウンコート六本木1階
03-5544-9111/090-7182-7388
営業時間 7:00~22:30 年中無休
ここ最近様々なものが値上げしているけど、先月の実家の電気料金は過去最高だった
今年の夏は物凄く暑かったし原因がエアコンの稼働率である事は間違いないのだが、それにしても高い
古いエアコンも使用しているものの、2年前に2台を買い替えたばかりなのである程度は省エネになっている筈なのに
ただ自分の自宅の方も例年と比べて利用頻度は変わらないのに上がっていたので、やはり電気料金の値上げが響いているのだろう
コロナから始まって、現在世界中でいろいろな出来事が起きているので仕方がない部分もあるのだけど
それと一般の方はプロテインを飲まないので知る事はないのだが、実はこのプロテインが急騰している
商品によっては、その上昇率2~3倍
理由は原材料(ホエイ)の需要が某国で高まりそちらへ流れている関係と円安と石油の高騰などが影響しているのだけど、筋トレを行っている人には本当に厳しい日々が続く
トップガン マーヴェリック
8月17日の時点で、興行収入が世界歴代13位
日本でも爆発的人気だし、何度も映画館で観る追いトップガンという言葉まで
でもマーヴェリック、本当に面白いよね
映像の凄さに心を奪われがちだが、脚本や演出もメチャクチャ良い
この中で本物のアメリカ海軍の大尉が「CG映画だと思うだろう だが実写だ」とのコメントが秀逸過ぎる
そして僕も感動のあまり、今回劇中でマーヴェリックが着ているCWU-36/Pフライト・ジャケットをアメリカから通販で購入してしまった
販売しているCOCKPIT USAは実際に1980年代に米国政府の為に製造し、海軍空軍海兵隊陸軍沿岸警備隊のパイロットや乗務員が40年以上に渡って着用している米軍飛行士の夏季フライト・ジャケットで今回マーヴェリックの製作にあたりパラマウントにも衣装提供した
これはそのレプリカだけど、軍が使用している本物は耐熱性と難焼性を備えた繊維の生地を使っている(ノーメックス素材)
トム・クルーズの作品はほぼ観ているが、やはりミッション・インポッシブル・シリーズが一番好きかな
話によると、トム・クルーズが自らスタントを行う切っ掛けになったのも、このMIの1作目だったらしい
巨大な水槽が爆破されるシーンがあるのだけど、真正面から撮るので代役を立てられないという理由でトム自身が演じた事が今に至っているそうだ
ヘリコプターを操縦するシーンがあるから免許を取得してしまうとか、この人はマジで凄いよ
そもそも自家用機でP-51マスタングを所有して、映画のラスト・シーンでも自分の私物で実際に飛んでいるのだから
生身の俳優がスタントを使わず演じるという役者としての1つのロール・モデルを作ったが、後にも先にもきっとトム・クルーズだけなのだろうね
コロナ過になってからずっと映画館へ足を運んでいなかったけど、久し振りに観て来た
勿論、IMAXで
作品の感想を言うまでもないが、凄く良かった
「ミッション・インポッシブル」を筆頭に、トム・クルーズはほぼ全てのスタントを自身で演じる俳優として有名だけど、やはりどんなにCGの技術が向上しようともリアルには適わないと今回もつくづく感じた
本当に、期待以上の内容でした
一般的に続編はオリジナルを超えられないものが少なくないが、いやいや、今回も前作同様素晴らしかった
スカイ・アクションだけでなく脚本や演出、演者の方々の芝居や役作りなど見所満載
個人的には「ア・フュー・グッドメン」に代表する様なシリアスなヒューマン・ドラマもとても好きなので、機会があればまたそんなトム・クルーズを見てみたい