「 10 夏旅Ⅱ② 初日 会津鉄道の旅 ~塔のへつり&湯野上温泉~ 」
会津鉄道15:00(1100円)→15:36塔のへつり駅16:40(260円)→16:45湯野上温泉駅→
→藤の湯・えびす屋旅館日帰り(500円)→17:59湯野上温泉駅
喜多方ラーメンを食べた後、酷暑の中JRで会津若松駅に戻り、フジグランドホテルに早めにチェックインした。
クーラー利いた部屋がこんなに気持ちいいとは…動きたくない…といより、あの酷暑の中に戻りたくない…と思いつつ、会津鉄道の旅へと部屋を出た。暑い…すぐに会津若松駅に行き、北海道&東日本パスでは乗れない会津鉄道の塔のへつり駅まで買った。36分の乗車なのに1100円もする。伊豆急行並に高い!ビックリ…
(ただこの後、会津鉄道は会津若松駅からでなく西若松駅からということが判明。180円損した…)
それでも暑いので車内へ急いだ。
初めて乗る会津鉄道の車両はクーラーが利き、座り心地も良く快適そのものだった。
西会津を過ぎるとぐっとローカル色が濃く、車内も空いていて旅している感じだ。そんな快適な車内もあっという間の目的地の「 塔のへつり駅 」についた。

この日ばかりはずっと車内にいたかった。下車したのは女子高生一人だけ。森の中なので会津若松駅よりは我慢できる暑さだった。観光地の駅だと思っていたが、片面の曲がったホーム周りは木々に囲まれていてメチャクチャ好みの駅だ。周りの人家もまったくない。

その森の中の道を女子高生が一人見えなくなった。自分も中学生の時、山道を50分かけて登下校したのを思い出し、さらには深夜特急ユーラシア編で砂漠の中を何もない所で老人が一人バスを降りた場面が脳裏をよぎった。勝手に旅人している自分がそこにいた。

凄く感じの良い駅だがさあ観光。5分程歩くと塔のへつりの駐車場に到着。そこだけは完全に観光地化していた。鉄道利用は自分位でほとんどの人は自動車か観光バスできている。駅から近いし塔のへつり駅は素晴らしいので会津鉄道で行くことをお勧めします。目の前に見えてきた「 塔のへつり 」はあまりメジャーでないが中々の光景で自然の芸術を感じた。

つり橋は揺れるし、岩場も高さがあってスリルがあって面白い。

残念なのはあまり水が綺麗に感じられないのと崩落があったのか途中で通行止めになっていた。

良い眺めだったが、暑さには勝てない。売店に行ってかき氷を食べようとするとカバちゃんに似ている男性が暑いのに一生懸命声を出して商売をしていた。近寄るとキクラゲの味噌汁と山菜の天ぷらをサービスしてくれた。なんと言うサービス満点ぶり。特に味噌汁は美味しかった。当然ここでかき氷(300円)を注文。
「シロップ多目ね!」と頼む笑顔でカバちゃんはシロップかけまくってくれた。おかげで甘いかき氷を塔のへつりの景色を眺めながら堪能した。するとカバちゃんは、もう店が終わるからとミルクをこれまたサービスしてくれた。
観光地によくある目の笑っていない笑顔でなく、カバちゃんの真の笑顔がとても感じの良い店だった。
少し体が冷えたが、汗をたっぷりかいたので次は温泉へ。
塔のへつり駅から一つ戻って湯野上温泉へ。やってきたのは赤の快速列車だった。デザインはともかく車内の座席は自分の頭がすっぽり収まるほどリクライニングでメチャクチャ乗り心地がいい!

これまたずっと乗っていたかったがわずか一駅の乗車だった。会津鉄道なかなかいいぞ!

そして湯野上温泉駅は茅葺の屋根で合掌作りに似ている駅舎で駅舎内も暖炉を取り入れこれまた個性がある駅だった。

目的地は湯野上温泉・藤の湯えびす屋旅館の日帰り入浴へ。
これまた歩いて5分位で駅から近くていい。鄙びた温泉街で春に飯田線に乗った時に行った湯谷温泉ににているかも。えびす屋旅館に行くと女将さんが温かいもてなしをしてくれた。こういうのいいなあ~500円を払って道路下へ。女将さんの言う通り渓谷沿いの露天風呂は風があり涼しかった。そして誰もいない。湯温は温めで丁度いい(夏は温泉熱が残らない方がいいから)夫婦岩を眼下に見下ろし、湯船も深くここはいい!


川のせせらぎとセミの鳴き声を聞きながらの入浴は時がゆっくり流れていた…