




端芳駅から三招嶺駅に向かう事にした。
端芳16:12(15元=45円)→16:26三招嶺16:55→17:07端芳17:46(52元=156円)→19:00台北
すっかり雨で体が冷え、自強号で台北に戻るか、どこ温泉に行って温まりたかったが、平渓線の旅で往復、今日の列車の旅でも二度見ていて気になっていたのが三招嶺駅だ。渓谷沿いにたたずみ、人家が全然ない秘境駅がそそられていた。外渓駅で後悔したので、今度は後悔しないように行くことにした。端芳駅からわずか二つ目。台鉄の東部幹線上にあるので列車はバンバン通るが、この駅は各駅停車のみが停まる。端芳駅から一つ目の駅を出ると人家は少なくなり、列車は渓谷沿いを走る。今日は雨なので川はエメラルドグリーンから茶色に変わり川は勢いを増していた。景色がいい。土曜の平渓線の旅の時と違い、乗客はまばら。土曜も降りる人はいなかったので、当然今日も降りる人は自分だけだった。ただし、この駅には駅員がいる。日本だと、この手の駅はもう無人駅がほとんどだが、ここは2人、海辺の大渓駅も1人いた。やっぱり駅員がいるとほっとする。帰りの切符を買おうとすると太目の若い駅員はニコニコしながら応対し、自分のことを「センセイ、ありがとうございます」と言って切符をくれた。なんだが恥ずかしいような嬉しいような。
30分間の駅散策。駅の周りは見事に何もない。何でここに駅ができたのかな?紅葉が綺麗なのかな?
誰もいないと思っていたら、若い女性が1人でカメラで写真を撮っていた。「ニーハオ」と挨拶すると、向こうも笑顔で挨拶してくれた。2人しかいないので何となく仲良くなり、お互い写真を撮り合ったり、先程の駅員さんと一緒に写真を撮ったりした。一気に楽しくなり、30分間はあっという間に過ぎた。寒さが吹き飛んだ。彼女は台中から平渓線沿線に1人で1泊のショートトリップにでてきたらしい。鉄子かと思ったら、風景の写真の撮るのが好きだと言う。台北まで一緒に帰ることにする。お互いのデジカメを見せ合ったり、自分が英語が下手なために筆談で話をしたりした。(いつも海外に行くと英語をしっかり勉強すればよかったなと後悔する。今回は簡単な中国語すら勉強していなかった。)この筆談は意外と楽しかった。英語より漢字の方が通じた。台北駅までもあっという間に時間が過ぎた…彼女は台北から台中へは高速バスで帰ると言う。バス停まで見送る。台北駅から少し離れており、この事が明日の空港バス行きのバス停を知ることにもなり、迷わずすんだ。旅の出会いは楽しい。
時計の針は19:30過ぎ。夜はまだまだこれから。最後の夜を楽しまないと!