『仏前結婚式』~第7,814回:球陽寺(コザ本願寺)・歳時記~ | 球陽寺(コザ本願寺)・オフィシャルブログ

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球陽寺(コザ山 ライカム院 球陽寺〈コザ本願寺《沖縄市》〉)は、京都開創・正嘉2(1258)年(鎌倉時代)、沖縄遷座・昭和36(1961)年(開創800年)、『沖縄県最大の石像寺院』・『コザ最古の仏教寺院~コザ長老・コザ大仏・コザ仁王~』の親称があります。

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『球陽院(阿弥陀堂〈本堂〉)・内陣』

 

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『仏前結婚式(ぶつぜんけっこんしき)』

~第7,814回:球陽寺(きゅうようじ〈コザ本願寺《ほんがんじ》〉)・歳時記~

 

ハイサイ、ウンジョウ、ウブン、ウサガミセービタンヤー(琉球・沖縄方言)?

※訳:こんにちわ、皆様、お食事は、お済みになられましたか?

 

いつも、球陽寺(コザ本願寺)・オフィシャルブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

今日のブログ更新は、前住職(ぜんじゅうしょく)・帰依(きえ) 龍照(りゅうしょう)が担当させていただきます。

 

表題の写真は、『球陽院(きゅうよういん〈阿弥陀堂《あみだどう[本堂〚ほんどう〛]》〉)・内陣(ないじん)』です。

 

最近、当院の近隣では、エイサー(琉球・沖縄方言〈訳:念仏踊《ねんぶつおどり》〉)練習の音色が聞こえてくるようになりました。

 

この音色は、M青年会様(沖縄市)・Y青年会様(沖縄市)かなとご推察いたします。

 

沖縄県の多くの皆様には、各青年会様の音色の違いがお分かりになろうかと思います。

 

当院は、寺院環境の関係から、M自治会様(沖縄市)・Y自治会様(沖縄市)に加入しており、双方の青年会様との交流があります。

 

斯く言う私も、別の青年会様に当たる、M青年会様(沖縄市)の会員です。

 

現在も、M青年会OB会様(沖縄市)の会員です。

 

旧盆(きゅうぼん)の道ジュネー(琉球・沖縄方言〈訳:お練《ねり》〉)・全島エイサー大会専門のOB会員ですので、通常のエイサー演舞は、後輩の皆様にお任せしている次第です。

 

エイサーといえば、沖縄県では、伝統芸能の代表格です。

 

ニービチ(琉球・沖縄方言〈訳:結婚式〉)・エイサーとは、結婚式の余興として、演舞するエイサーの総称となります。

 

先日、N家様・K家様(以上、名護市)にて、『仏前結納式(ぶつぜんゆいのうしき)』・『仏前結婚式』の司婚者(しこんしゃ)を仰せつかりました。

 

当院は、『仏前結婚式』のみならず、『仏前結納式』のご依頼も、大変、多く、承る現状にあります。

 

これは、当院の歴代住職(れきだいじゅうしょく)様・副住職(ふくじゅうしょく)様・法務員(ほうむいん)様のご布教(ふきょう)・ご伝道(でんどう)・ご開教(かいきょう)あっての今日かと思われます。

 

沖縄県では、結納式のことをサキムイ(琉球・沖縄方言〈訳:酒盛り〉)といいます。

 

読んで字の如く、泡盛を中心とする宴を催すことから、サキムイというのだそうです。

 

その昔、琉球王朝の時代より、ニービチ・サキムイは、ニバンジャー(琉球・沖縄方言〈訳:二番座《仏間[ぶつま]》〉)のウグヮンス・ブチダン(琉球・沖縄方言〈訳:仏壇《ぶつだん》〉)にある、グリージン(琉球・沖縄方言〈訳:ご仏前〉)にて執り行われるのが作法・心得だったと言い伝えられています。

 

故に、グリージンですので、専門的には、『仏前結婚式』・『仏前結納式』となります。

 

沖縄県では、『仏前結納式』の当日、新郎側が新婦側宅へと向かい、後、新婦側が新郎側宅へと向かうケースが多いといわれています。

 

各々、邸宅へ入るときは、クミウドゥイ(琉球・沖縄方言〈訳:組踊り〉)と同じく、前進は左足から、後進は右足からとも言い伝えられています。

 

この辺り、古式床しき、仏式(ぶっしき)の作法・心得に通ずるものがあるような気がいたし、私は、違和感なく、『琉球・沖縄学』に馴染んでいます。

 

間もなく訪れる、『披露宴』にもご招待を預かり、グスージ(琉球・沖縄方言〈訳:ご祝儀〉)・スピーチを担当させていただきたいと存じます。

 

チューガ、ウンジョウニトゥリマシティ、シェーウェーヤルーヒヤイビーングトゥ(琉球・沖縄方言)。
※訳:今日が、皆様にとりまして、幸せな一日でありますように。

 

※当院は、宗教(しゅうきょう)・宗旨(しゅうし)・宗派(しゅうは)を問わず、無料相談(仏教〈ぶっきょう〉・浄土真宗〈じょうどしんしゅう〉、お仏壇〈ぶつだん〉・お墓〈はか〉、お位牌〈いはい〉・ご遺骨〈いこつ〉、お葬式〈そうしき〉・ご法事〈ほうじ〉・年中行事〈ねんじゅうぎょうじ〉、納位牌〈のういはい〉・納骨〈のうこつ〉、永代供養〈えいたいくよう〉・永代経〈えいたいきょう〉)を受付中(予約制)ですので、門信徒(もんしんと)・有縁者(うえんしゃ)・観光客、皆様のご参拝(さんぱい)・ご観光を心よりお待ち申し上げます・・・「いつも心に南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)を」。

 

※当院の主たる寺号(じごう)『球陽寺(きゅうようじ)』・副たる寺号『コザ本願寺(ほんがんじ)』は、特許庁の登録商標です。

 

※当院は、仏教(ぶっきょう)・浄土真宗(じょうどしんしゅう)に帰依(きえ)することは、勿論、宗教哲学(しゅうきょうてつがく)、就中、『琉球・沖縄学』を研究する東アジア圏固有の寺院立場(じいんたちば)から、仏教・浄土真宗の教義(きょうぎ)・教学(きょうがく)、布教(ふきょう)・伝道(でんどう)、作法・心得と『琉球・沖縄学』の風徳・土徳が相反する場合、両者の基礎研究(純粋研究)・応用研究(比較研究)における学術的・学問的交流の一環と考慮していただきますよう、何卒、ご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。


※当院は、書籍出版・論文執筆・新聞連載・ラジオ出演・講演活動などの寺院・住職活動(じゅうしょくかつどう)、布教・伝道・開教活動(かいきょうかつどう)に取り組んでいます。

 

※電話相談(無料)『仏教(ぶっきょう)・浄土真宗(じょうどしんしゅう)・「琉球・沖縄学」』

担当:前住職(ぜんじゅうしょく)・帰依(きえ) 龍照(りゅうしょう)

☎098-933-6431(午前10時~午後5時)

📱090-9788-4347(午前10時~午後5時)