『コザワ写真研究室』プリント準備 | 写真家・小澤太一の『logbook』

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小澤太一のなんでもない毎日の記録集

4月23日(火)からのグループ展『リズムズ』<@Nine Gallery>まで残り12日となりました。昨年の4月から始まった『予備校』、その後の『研究室』と月に一回、日曜日の朝9時から写真のことを一生懸命に研究しまくった研究員のみなさんが、この写真展の舞台裏や『コザワ写真研究室』の実態を赤裸々にFacebookのイベントページにアップしています。

https://www.facebook.com/events/3706702082876986/?active_tab=discussion

もしご興味ある人がいたら、ぜひこの機会に下記のイベントページをチェックしてみてください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて。今週はじめに、写真展に展示する大型プリントの色校正をしてきました。Nine Galleryの白い壁にどういうサイズの写真をどのように展示するのか……そこがグループ展としての腕の見せ所ではあるのですが、今回は自宅ではプリントできない大きなサイズのプリントもいくつか展示しようということになり、両国にあるピクトリコに大判サイズのプリントの注文をしてきました。

ピクトリコにはたくさんの紙の種類があるので、まずは『どんな紙で展示をするのか?』……というところから悩みが始まります。ピクトリコにはオーソドックスなものから変わり種まであるので、どれでプリントするのがベストなんでしょうね?

紙が決まった後も、テストプリントそのままでいいのか、もしもう少し指示を入れるならどのように仕上げたいのか……それをしっかり先方に伝える必要があります。研究員のみなさんも一人だときっと困り果てていた、もしくは先方にお任せになっていたかもしれないところを、ぼくが最終的にはフォローしながら意見を聞き、それを的確に先方に伝える、ということを経験。

こういう専門的なことも含め、『コザワ写真研究室』ではしっかり自分の体験として学ぶのです。プロや講師にお任せではなく、なるべく関われるところは自分自身で!それが研究室で大事にしているところなのです。なんで、今回はこの大判プリント以外のプリントは、全部自分の家でプリントを仕上げます。まだ完成プリントを見ていないのでなんとも言えませんが、まぁたぶんおそらくきっと……大丈夫でしょう。

 

研究生がグループ展のために研究してきた過程や経験について、4月25日(木)19時〜21時で『夜のオープンキャンパス』と称した発表会があります。ひょっとしたら全部、講師への愚痴になるかもしれませんが(汗)。すでに募集していたお席の予約は満員御礼となっていますが、当日立ち見でよろしければぜひお気軽にギャラリーにお越しください。もちろん無料のオープンキャンパスです。そんなわけで写真展初日まで残り12日。ぜひ気合いの入ったグループ展を見にNine Galleryにお越しください。

【展覧会情報】
▼タイトル:コザワ寫眞研究室「リズムズ」
▼出展作家:天野雅子/大橋一彦/奥田圭子/里見文乃/徳永雅子/ほさかまき/渡辺惠
▼日程: 4月23日(火)〜28日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
▼主催:コザワ寫眞研究室(Nine Gallery )
⭐︎イベント
4月25日(木)19時〜21時:夜のオープンキャンパス
ゲスト:小澤室長・三村校長