コザワチルドレン撮影ツアー2024年冬・3日目 | 写真家・小澤太一の『logbook』

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小澤太一のなんでもない毎日の記録集

撮影ツアー3日目は朝5時にホテル出発です。『え?5時でいいんですか?そんなに遅くまで寝られてラッキー!!』という参加者の声が多数。もうこのツアーに参加する人の感覚はどうかなっていますね(笑)。そんなゆっくり5時から向かった先は……

オホーツクの流氷です。3月にこれだけ流氷があるだけでもラッキーです。そして大潮の干潮なので、陸に取り残された流氷という、これまた素敵なものが見られます。砂浜の上なのでツアー的には安全面でもばっちりの撮影タイムとなりました。

 

そして次は雪解けの川です。こちらもこれまでの冬景色とは違ったように見えるらしく、あんまり撮影できないかな……と短めな撮影時間を想定していましたが、思いのほか人気が高く、『もっと撮っていたかった!』との声が多数。

ぼく自身もこの場所の人気度合いに『へぇ、そんなもんなんだぁ〜』とびっくり。ということはきっと傑作が撮れている、ということに違いない。いやぁ、これまた後日作品を拝見するのが楽しみです(笑)。

次は半分凍っている滝!!人が全然いなくて、ずっと貸切状態でした。

 

午後からは写真展見学へ。今回の参加メンバーの多くが、オホーツクの巨匠でもある小西正敏さんと繋がりがあったのでした。小西さんが去年、新宿ニコンで写真展を開催したときに、みんなが見に行っていたようです。そんな小西さんの新作写真展がちょうど近くで開催されていたのでそのことを急遽紹介したら、『ぜひ行きたい!』との声をいただいたので……

ギャラリーにお邪魔しました。場所は斜里町にあるフォトサービスエスグラフィーです。小西さんの次のテーマはなんと山です。写真展のタイトルも『私の山』です。詳細は以下に。

http://sgraphy.net/index.html

 

この場所はフィルム業界に詳しい人は、『かわうそ商店』と言ったらわかりやすいですかね。今回の参加メンバーの中でも『かわうそ商店』のことをご存知の人もいらっしゃいました。

改めて小西さんの写真展もみんなで見ながら、いろいろと会話が弾んだ時間となりました。『そうかぁ、流氷ってこうやって撮ればいいんだ!!先に見ておけばよかった……』なんて声もチラッと聞こえてきましたが、あれは幻聴だったか(笑)。

 

夕方にはシカに会いに行きました。

日が落ちて暗くなってからも『もう一丁、最後のふんばりで〜〜!!』とシャッターを押しまくって1日が終了。そして凍えた体のまま、夜ごはんにお寿司屋さんに向かうのでした〜。