はじめてのテントたび vol.2 | 写真家・小澤太一の『logbook』

写真家・小澤太一の『logbook』

小澤太一のなんでもない毎日の記録集

毎日のテント旅は、なかなか忙しいのを実感しています。


ホテルだったら夜遅くにチェックインしても構わないけれど、テントだったらできれば明るいうちにテントを張りたい。そうすると移動と撮影と、あとモロッ子の遊びも含め、いろんな行動バランスがホテルを拠点としながらの旅とはまるで変わってきます。

 

昨日はひさしぶりに夕方から雨がポツポツと降ったり止んだり……。結構移動距離もあったのでキャンプ場に着いた時にはかなり暗くなってしまいましたが、なんとかテントも無事に張り終え、ホッと一息。テントの数十メートル先が海で最高の見晴らしです。晴れていたら、目の前の海から太陽が昇るかな?

夜ご飯を食べねば…ですが遅めの昼ご飯として3時過ぎに食べた地元の名物料理がお腹にたっぷり溜まっていて、『夜はあまり食べられないね〜』とモロッ子と意気投合。ひさしぶりのカップうどんにおにぎりの簡単なご飯でしたが、キャンプ場の草っ原に置かれたテーブルでお湯沸かして食べるカップうどんも、また美味しかったです。ライトも置かずに、親娘二人で暗い中でカップうどんをワイワイ言いながら食べているものだから、近くのキャンパーの人が、『よかったらライトでも使いますか?』と親切に貸してくれました。

 

ご飯も食べ終わり歯も磨きトイレも無事に済ませ、そして一つしか持ってきていない寝袋に一緒に包まります。そんな頃になって雨も本降りになってきました。夜通し、テントに当たる雨の音を聞くことになりましたが、意外と心地よく…。雨の中でテントを張りたいとは思いませんが、テントの中で雨の音を聞くのは悪くないものです。