『いつものみち』まであと8日 | 写真家・小澤太一の『logbook』

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小澤太一のなんでもない毎日の記録集

小澤太一写真展『いつものみち』まで、あと8日となりました。

 

今回はプリントについて。

 

今回の展示用プリントは、全部自分で印刷しました。

いろんな紙をテストしたうえで、最終的にはハーネミューレの紙に決定しました。

どんな銘柄なのかは、ぜひ会場でご覧いただければと思います。

展示枚数、全部で49枚。

我が家のPRO-1000が頑張って印刷してくれました。

 

今、そのプリントはルーニィで額装の準備をしてもらっているところです。

じつはその額装にも今回いろいろ工夫をしてみました。

あまり気がつかない工夫ですが、言われてみると…って。

僕も今回の展示で初めて試してみました。

 

写真展って、いろんなことを現場感覚で確かめられて試せるのがいいですよね。

うまくいくかどうか…という問題もありますが、

いつも同じことをやっていたらつまらないのでね。

 

ということで、紙も額装も展示も、お楽しみにしていてください。

これは会場でナマで見ないとわからないところです。

 

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家から保育園までの、たった400mの道…

娘の送り迎えをしながら撮った写真展です。

<『いつものみち』ボツ写真より>

 

展示準備もいよいよ佳境です!!

●小澤太一写真展『いつものみち』
●2019年8月27日(火)〜9月1日(日)

●12:00-19:00(最終日16:00まで)
●〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F

●TEL & FAX 03-6661-2276

●ギャラリートーク『いつものしゃしんとーく』

8月31日(土)18:30〜 入場無料 予約不要

『いつものみち』とは、娘が保育園へ通う道。
家から保育園までのわずか400m…大人の足では 5分もかからないこの道を通って、

 子どもと一緒に保育園に行ったり、また帰ったりしながら毎日撮影しています。

 時には夕飯の買い物にスーパーに寄ったり…

暗くなるまで公園で遊んだり… 

バスに乗って都心まで冒険に行ったり…
その中で、多い時には 1日1000枚以上の写真を撮ることもめずらしくありません。 
毎日撮影をしていると、楽しい日ばかりではありません。 
時には道に寝そべって泣いたりすることもあり、いやぁ、困ったもんですよね。
でも、それももちろん撮りますよ。 
また季節も少しずつ変化していきます。
同じ時間に送り迎えをしているからこそ、気がつくことです。 
そして子どもも気がつかないうちに、少しずつ成長していっていました……。 

はじめて自分の足で歩いて保育園から歩いて帰った日、

2017 年 11 月 27 日(娘:1 歳 6 ヶ月)から、 今でも続行中のプロジェクトです。
2019 年 7 月(娘:3 歳 2 ヶ月)までの約 1 年 8 ヶ月をまとめました。

なんでもない保育園の行き帰りの記録です。 
しかし特別な場所やイベントでもない日々の生活の中にも、

写真を撮る意味があることを、娘に教えてもらいました。

 

(ルーニィHPより)

 

【最近見た写真展】

236:『Kangal』猪原 悠<キヤノンギャラリー銀座>

数字は4月から見た写真展の数です。