サルガド夫人・レリアと再会 | 写真家・小澤太一の『logbook』

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小澤太一のなんでもない毎日の記録集

渋谷にある日本写真芸術専門学校に、僕が大好きなセバスチャン・サルガドがやってきました!

同校の名誉顧問をつとめられているので、2年に一度、来日講演が行われるのですが、
2年前に引き続き、足を運びました。

今年の4月、ポルトガルのリスボンの美術館で僕はサルガド夫人のレリアにお会いしていました。
その時の記事は【コチラ】です。

レリアにそのことを伝えると、『あぁ、おぼえているわ!』と言ってくれました。

あの時、まだオープニング前の写真展会場に入れてくれたこと、
そして記念写真を撮らせてもらったお礼を伝えることができました。

その時の写真もしっかりプレゼントさせていただきました。

途中からサルガドもどうしたの??と会話に。。。

『また日本で会いましょう!』のリスボンでした約束、守れてよかったです。

そして、今日はもうひとりの巨匠の撮影姿を見させていただき、
めちゃめちゃ刺激を受けました。

それは・・・

ハービー山口さんです。

もちろんハービーさんはこれまでも存じ上げていますし、
いつも優しくお声をかけていただける大好きな写真家なのですが、
ハービーさんもサルガドの講演を聴きにいらっしゃっていたんですね。

そして、懇親会では学生さんたちや僕らに混じって、
ハービーさんもサルガドを撮影してたんですが、
もうホントに誰よりも熱く撮影されていたんです。

夢中になって撮影しているのがよくわかる・・・
壇上のサルガドを撮影するため、壇ギリギリで撮影していて、
思わず撮影位置をキープしようと壇の上に足が出てしまいそうになってモジモジしちゃう・・・

きっとハービー少年(?)の気持ちのまま、
今でもカメラのファインダーを覗いているんじゃないだろうか・・・と
そう思えてならない撮影っぷり!!

ハービーさんの代名詞のような名言・・・
『撮りたいものはみんな撮れ。それがパンクだ!』
まさにそのように生きている、写真家にとっても憧れる存在の写真家です。

今日は偉大な写真の先輩たちから、いろいろ教わった一日でした。

レリアからいただいたサインです。宝物にします。