【東京国立博物館】総合文化展

 

2023年で20回目となる 新春恒例「博物館に初もうで」に行ってきました走る人

恒例行事!?とはいえ、お正月にトーハクへ行ったのははじめてでした。

 

平成館の手前にはやしの木

下矢印「町田久成」初代博物館長 像。

 

〘平成館〙

 

休日とあって、人が多かった汗

 

企画展示室「兎にも角にもうさぎ年」うさぎには、


下矢印《染付水葵に兎図大皿》江戸時代・19世紀

仲睦まじい2羽のうさぎがとても愛くるしい伊万里の大皿。


下矢印《波兎蒔絵旅櫛笥》江戸時代・17世紀

波の上を走るうさぎは謡曲にも謡われ、日本で流行~。

 

下矢印《吉例 兎の年礼噺》明治時代・19世紀

洋装の兎が和装の鶏に年始の挨拶に伺い、多忙さを自慢気に語る場面。当時の兎ブームを伝える錦絵。


下矢印《大黒様に白兎》葛飾北斎 筆 江戸時代・19世紀

正月用の摺物。「因幡の白兎」が題材。和邇をだまして海を渡った白兎が、皮をはがれ困っているところを大国主神が助ける場面。🎍らしく松や梅も・・・。



〘本館〙

 

特別企画「大安寺の仏像」前には、人人人、、、またあらためて見ることにする"(-""-)"

 

今回のお目当ては目

下矢印国宝「松林図屏風」 長谷川等伯

白い和紙の上に墨の濃淡。様々な水墨技法で表現されたこの松林には、霧の晴れ間から柔らかな光が差し込み、遠く雪山がのぞく。冷たく湿った空気が漂い、風の流れや森の清々しさを感じる。

サントリー美術館での”長谷川等伯”の、きらびやかな金箔画とは違う表現の水墨画を、続けて鑑賞することができてグッピリピリ

 、、ですが、、この作品は、~1/15(日)までの展示です。

 

下矢印《染付雪景山水図大皿》鍋島 江戸時代・18世紀

まるで水墨画のような、染付の描写が見事な鍋島大皿の名品。

 

下矢印《美音》島崎柳塢 筆

琴の美しい音色に耳を傾ける老若男女。箱火鉢で暖を取るのどかな光景。

 

下矢印《牝牡鹿》森川杜園 作

明治26年(1893)のシカゴ・コロンブス世界博覧会に出品された牝と牡の鹿の彫刻作品。杜園は奈良一刀彫の祖とも。

 

下矢印《グレーの秋》浅井忠 筆

フランス留学中、パリ近郊の村グレーの風景。暮れゆく秋の光。

黒田清輝もグレーの風景を描いてますねクローバー気づき

 

下矢印左:《名所江戸百景・亀戸梅屋舗》歌川広重 筆

亀戸天満宮裏手にあった梅屋敷。

上矢印右:《名所江戸百景・深川洲崎十万坪》歌川広重 筆

雪の降る日に、空高く飛んでいた一羽の大鷲が深川洲崎の沖で波間に漂う桶をみつけ、まさに降下しようとする一瞬。鷲の眼を爪に注目サーチ

 

下矢印《振袖 紺平絹地御簾檜扇模様》御簾、檜扇といった吉祥模様の晴れ着。実際目にして、ため息がでるような美しさでしたオーナメント

 

下矢印上:《犬張子》犬筥ともいい、雌雄一対の犬の形をした筥。

紙を張り合わせて成形する”張子”の手法。守札などを入れ幼児の枕元に置かれ、子の成長を願い、犬張子は常に子を守護する役割を担った。

上矢印下:《南天獏蒔絵枕》新婚夫婦が使う華やかな枕。ふたりの悪い夢は獏が食べてくれる!?

 

下矢印上:《扇面雑画 白梅》酒井抱一 筆

上矢印下:《竹梅図屏風》尾形光琳 筆

吉祥のモチーフ”松竹梅”のうち、竹と梅のみを描いている。五弁の花を円く描いた梅の図案は“光琳梅”と称され流行する。

 

下矢印《玄圃瑤華のうち未草・鶏頭》伊藤若冲自画自刻 江戸時代

モノクロームの世界に草花と野菜、昆虫などを彫り出した若冲53歳の作。

"拓版画”技法。”玄圃”は仙人の居どころ、”瑤華”玉のように美しい花の意をもつ。

 

※本館の作品は展示替えがありますので終了だったらごめんなさい🙇

 

(2023/1 撮影)