父に対しての思いの丈を綴ってる真っ最中ですが、昨日最終日を迎えた空海展に滑り込みで行ってきたので、その感想でも。
行きたいとは思っていても本州の西の端からだとなかなか思い切りがつきませんで。
父のことであれこれあったのもあったりで、結局最終日前日夜に夫に「明日で終わってしまう、とうしよう」と切り出し「行って来なよ」と背中を押してもらって行ってきました。
実家は真言宗で、婚家は浄土宗です。
どちらかというと、もう浄土宗の方が馴染みが深くなりつつあります。
真言宗は密教でイマイチよくわからん感じ、てのが正直なところでした。
空海さんの達筆さもよくわからないし。
経文とかのきっちりかっちり文字の方が綺麗に見えません⁈
こんなだったけど、最近凄く気になるの、空海さん!
そんな私、何だかしらんがとにかく蔵王権現さんが好き。
吉野の金峯山寺大好き。
そして奈良が好き。
奈良に行くためなら早起きも苦では無い!
奈良国立博物館に行けて、空海さんについての貴重なあれこれを見られる機会、逃さなくて良かったです。
新幹線を待つ駅のホームで空海展電子チケットを買って、近鉄線の特急券もネットでさっくりと。
小雨降る中近鉄奈良駅に到着して、てくてくと歩いて行ってきました。
途中なんか人が渋滞してて何事かと思ったら、海外の人が鹿せんべい握って鹿にたかられているところでした。
うーん、鹿かわゆし。
元広島県民なので宮島行くことも多くて、宮島もやっぱり「鹿!」て印象ですが、奈良の鹿の方がなんか余裕ある優雅さを感じるわ…。
足元いっぱい茶色いのが落ちてるから転けないように気をつけつつ、ぽてぽて歩いている鹿の可愛さにほっこりしながら歩きました。
そして、到着奈良国立博物館。
おぅ、凄い人!
でもチケット購入列なのね⁈
…コンビニでも電子でも買えるのにどうして並んで買おうと思われたのか。
まぁ、人それぞれだからねぇ、と思い直して中へ!
さらーっとチケットを見せて、音声ガイド借りて、いざ会場に。
入って目に留まったこの言葉。
「虚空尽き 涅槃尽き 衆生尽きなば 我が願いも尽きなむ」
不思議なことに、これを見た時涙ぐんでしまいました。
あれこれあった自分にストレートに響いてしまったのです。
展示内容は詳しく語っておいでのところがあるかだろうからサクッと割愛!
結論から言うと「本当に行ってきて良かった!」でした。
何かわからないものへのとっかかりが出来たような気がしました。
ちょっと疲れてて、これ打ちながら寝落ちしそうです。
続きはまた!