こくたい論 | ゆうなっち研究所!!

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世の中の真実について考えるのです

戒律がないからやっていいんだという問題でもないし
ユダヤ教の異端キリスト教が存在する以前には罪も罰もなかったのか
というとハンムラビ大王に怒られそう

大神ゼウス様なんてもっと無法者で王妃ヘラ様は怒りまくってるし
桐壺更衣は徹底的にイジメられた

あれって帝からお妃たちの寝所へお渡りになるのではなくて
帝のお召によって参上していますが
十二単ひきずる通り道にトラップ仕掛けられて
こりゃかなわん

お妃たちは高位の有力貴族の子女だから帝としても公平扱わなければ
違約になって謀反や争乱を招きかねない

それはそうと、

「天皇が公の体現者」であるということは、天皇という「人」が「公」という歴史的事実を解釈し、
特に国家統治の上での重要部分に関する具体的な表現を行うということで

その国家統治の上での重要部分を特に「国体」と呼ぶ場合
(*編集部注*「実質的意味の国体」(ゆうなっち氏のオリジナル造語))、
旧憲法では国体とは天皇であったが、現憲法では国体とは国民であるという

それはつまり、旧憲法においては天皇によって解釈され表現され得る部分が
総覧者として国権の全てに渡るものであったけれども、現憲法においては
特に国民にかかる部分に限定されるということを意味している

つまり現憲法では三権ではカバーしきれない国民救済の部分に限られるとすることで
天皇を人権救済機関に特化したと言えるでしょう

ですからね、天皇陛下の御講演だとか、御製の和歌だとか、
非常に信頼性が高い資料というか・・、こういう言い方は不遜不敬?

つまり、例えばお笑い芸人の人がオピニオン語ったりしますけれども、
そんなウケ狙いの単なる言葉遊びより、生まれながらに日本の「公」というものについて
専業鑑定機関として研究してこられた天皇陛下による、全方位に気配りされ凝縮されて表現される
「お言葉」「所作」というものは極めて信頼性が高く、どのような思想や立場にあろうとも、
日本の国土に育まれた者にとって検証に値する表現であるという意味ですよ

だから国体護持というのは、日本国の国権の源である天皇が存在し、
公を解釈してそれが始源原理として尊重され(←なぜならば専門機関だから最も信頼性の高い
分析結果を弾きだすから)、本来の人権保障機関(限定)として活動し得る状況を確保するということで、
それはつまり個が公に影響を与え公が公として蓄積されて適正に醸成され得る状況を確保する、
ということですよ