オミプロさん上映会 2015年 冬 | ダイス・クエイドのブログ

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昨日11月28日、オミプロさんの上映会に行ってきました。
昨年春から数えて今回で4回目の参加となります。

場所は下北沢トリウッド。


今回の上映会、かなり前から予約受付をしていたのですが、今回は個人的に苦手なホラー作品だったことから直前まで行くかどうか迷っていました。

それでもホラーとはいえ、オミプロさんの作品であることには違いないということ。
そしてネット配信された公開直前SPの中で、主役の竹中さやかさんが「ホラーは苦手」と。また出演される宮崎龍矢さんも「ホラーはあまり観ない」といったことを仰っていているのを観て、苦手な人が出演されている位だから…と変な納得をして心が決まり、今月半ば位に予約を入れて、今回も上映会に足を運ぶ形となりました。



今回は上映スケジュールの都合から、これまでとは異なり上映前に出演者の方々の挨拶がありました。

まずは小美濃たつやさん直々の挨拶からスタート
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続いて山口毅さん
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マスク姿の方は、これからオミプロ作品に出演される予定(?)の方だそうです。

何か凄く楽しげな表情の加藤萌子さん^^
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今やオミプロさんのメインキャストの1人とも言える加藤萌子さんの挨拶
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パンフレットにイメージDVDの広告が入っていた三木綾乃さん


QRコードをバーコードと言って、会場内に笑いをもたらしてあたふた気味。

リアル双葉そのものでした^^
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ほんわかとした口調が独特の佐々川結さん。
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ルイーゼ役の美玲さん。もしかして滑り込みセーフだったのでしょうか(^^;;
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松之助役として出演もされている鳴海潤さん。ももクロの紅白が…で会場の笑いを誘っていました。
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もしかして舞台の帰りだったのでしょうか? 着物姿の竹中さやかさんがトリを務められていました。
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ビデオカメラを回して録っておいても面白そうな挨拶タイムとなりました。


今回もストロボ無しの撮影に挑戦したのですが、なかなかうまくいかず。本当は出演者・スタッフの方々一人一人が挨拶をされている時に撮ったのですが、何とか露出がマシなのは上で載せた写真のみでした。
上映会に一眼レフは持ち込みたくないし、上映会の度に密かに個人的課題目標にしている「コンデジでストロボ無しできれいに撮る挑戦」は次回も続きそうです。


今回上映された作品『アンデッドファントム』
これからネット配信やDVDで観る機会がある方もいると思いますので、内容の詳細については書き控えますが、ホラーが苦手の私でも鑑賞して大丈夫な作品でした。
ただ、血が出てくるシーンだけはちょっと……というのが正直な感想。
ヒッチコックのサイコだったと思いますが、シャワーの排水溝に血が流れるシーンが幼心にトラウマになっていまして、あれで洗面台の水道が血が出てくるなんて演出をされていたら、観続けるのは辛いことになっていたかもしれません。



個人的には気になった点があります。
それは本編前の作品紹介。あれは無い方が良いのではないか? ということです。
これまでの上映会だと気にならなかったのですが、今回はネット配信されている作品の“劇場版”という作品ではないことが一つ。そして小美濃たつやさんの監督作品という、重みというと少し大げさかもしれませんが今までの上映作品とは、上映会前から異なる雰囲気が出ていた作品において、場違いな感じがしたのです。


上映終了後、私の前で美玲さんのファン(お知り合い?)の方が、美玲さんと話をされているのが聞こえたのですが、その方曰く
「最初何が始まるのかよくわからなかった」
とのことでした。美玲さんが既に配信されているのがスターバートラムで…といったように説明をされていたのですが、この状況を見た時も、そのまま本編に入る形の方が良かったかもしれないと改めて思いました。


人によっては「え?」と思われるかもしれませんが、『おなかぱんぱんまん』は別です。何故ならあれはオミプロ作品であるというクレジット・シンボルマークのように観ることができるからです。


作品は全体的に、オミプロさんの作品が好きな方であれば、楽しめる映画になっていたと思います。作中の演出一つ一つに、他のホラー映画を意識したオマージュとか、私ではわからなかった意図も込められていると思いますし、そのあたりがわかれば、または後日談という形で、お聞きする機会があれば、より一層楽しめると思います。



ホラー作品ということで、これまでの『コスモレスター』や『スターバートラム』に比べて笑えるシーンは少し抑え目でしたが、それでも所々に観ている側を笑わせるシーンが盛り込まれていて、最前席の出演者の皆さんの盛り上がりというか、雰囲気はこれまでの上映会通りで、今回も楽しい上映会となりました。



上映終了後の小美濃さんの次回もよろしく的な(トークショーと上映会を組み合わせたようなものをされるというようなことを仰っていました)挨拶の時の、竹中さやかさんとの簡単なやりとりが、漫才コンビのような感じで面白かったです。



今回のパンフレットは、白黒コピーではなくカラー版となっており、

映画本編以外の部分でも力が入っているように感じました。そのパンフレットの中で


「この映画に出演している俳優陣は私がこれまで出会えなかった絶叫の出来る人たちが大勢いる。そんな出会いとタイミングに恵まれてこの『アンデッドファントム』を完成させることが出来た。」



という小美濃たつやさんの言葉があります。以前から作りたかった作品を作る機が熟していたということなのでしょう。


以前小美濃さんがブログで、嬉々として主役をしているように思われるのは心外である…みたいなことを書かれていた記憶があります。


確かに編集している本人が主役をしていると、編集中にリテイクをしたくなったり、追加でシーンが欲しくなった時に、極端な話その場ですぐに撮れるという便利さもあると思いますが(多かれ少なかれビデオ編集をしたことがある方ならわかるでしょう)、やはり制作する側に専念したいという思いは、かなり以前から抱かれておられたのでしょう。


今回の『アンデッドファントム』は、その思いといつかはホラー映画を作りたいという情熱が結実した結果なのかなと、勝手に想像したりしております。



上映会後は劇場外で出演者の方々にお声がけをさせていただきました。


ちょっと慌ただしい感じになってしまいましたが、小美濃さんと加藤萌子さんのお二人に挨拶ができたのは今回が初めてだったりします。

思えば前回の上映会と今回の上映会の間に、入院されていた小美濃さんですが、それを忘れてしまうほど以前と変わらぬ元気なお姿でした。


ともあれ、今回も楽しい上映会でありました。

今回は仕事の都合上、勤務明け→帰宅→昼寝→下北沢直行というスケジュールになってしまいましたが、やはり行って良かったです。


オミプロ作品以外の場所(撮影会や舞台等)において、それぞれのキャスト固有のファンの方々もおられると思いますが、そのような方々にも都合がつけば是非一度は足を運んで損はないイベントだと思います。


小美濃たつやさんから

「次回はホラーではないので・・・」

と直々にお言葉を頂いたので、次回もまた都合がつけば参加したいものです。


長文失礼しました。