”『炎の手』” | 高野山大師教会光寿支部

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高野山大師教会光寿支部のいろいろな活動をご紹介するブログです。仏教や密教(秘密仏教)の素晴らしい教えや、当支部の会員の皆さんの活動の様子などをお伝えしていきます。なお、当ブログの管理は、高野山大師教会光寿支部事務局がおこなっております。合掌

 

 

 

おはようございます。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

星支部長の記事より星

 

 

 

 

先日のお不動様の縁日。

 



早朝、護摩壇に向かい静かに炉に火を入れた。

 



パチ、パチッ炎の中から弾ける音が聞こえてきた。

 



そして、風がスーッと吹き抜けるような不思議な音がお不動様から。

 



急ぎカメラのシャッターを切ってみた。

 



後で見返すと、炎がまるで“手”のように見えた。

 

 

 

 

 

 

 

今ちょうど『空海散歩』の出筆中である。

 



大変有り難いことに、第8巻は2つ、第9巻は3つの法話を書かせていただく。

 



自利利他、相互扶助の精神。

 



互いに支え合い、励まし合い、応援し合う。

 



自らの悟りのために善行を積み重ね、他の救済のために努める。

 



私たちの「手」は、いろいろなことが何でもできる。

 



たとえば、困っている人がいれば手助けをしたり、手伝ってあげたり、

 



また、手と手をつないで心と心を通い合わせることもできる。

 



さらに、胸の前で手を合わせて自他共の幸せを祈ることだってできる。

 



だから、そんな大切な手を、

 



誰かをたたいたり、殴ったり、傷つけたり、

 



悪いことや悪事に手を染めてしまっては、

 



やはりいけないように思う。

 



高野(たかの)の山に身(み)をとどめ

 



救いのみ手を垂れ給(たも)う

 



おしえのみおやに帰依したてまつる 願わくは無明長夜(むみょうじょうや)の闇路(やみじ)をてらし

 



二仏中間(にぶつちゅうげん)の我等(われら)を導きたまえ

 



南無大師遍照金剛

 



南無大師遍照金剛

 



南無大師遍照金剛

 



お不動様の炎がだんだんと力強く燃え上がってきた。

 



自然に胸の前で手が合わさった。

 



こころの中に、

 



清浄なる水のようなおだやかな静けさが訪れた。

 



合掌 

 



高野山大師教会光寿支部 支部長 雨宮光啓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、支部長がお護摩を修された日、朝から体調が悪くまるで見えない薄い膜に包まれているように感覚が鈍くなっているような気持ち悪さを感じていました。

 

 

 

 

 

何をしても心が晴れない。

未来に希望が持てない。

 

 

 

 

特に理由がなくてもそのように感じてしまう時があります。

 

 

まるで心の中の落とし穴にハマってしまったかのように。。。

 

 

 

忙しくしていると、夕方からそのような感覚は薄れ。。。

 

 

次の日の朝は、前日の重苦しさが嘘のように晴れやかな気持ちで目が覚めました。

 

 

 

 

きっと、支部長、お不動さまや支部の仏さまが護ってくださったのだなぁと感じました。

 

 

 

自分では動けない、どうしようもない時に手を差し伸べてくださるのがお大師様であり仏さまなのでしょうね。

 

 

 

そっと背中を押してくれる、柔らかな手を忘れないように。

 

 

 

 

これからも精進いたします(*^-^*)

 

 

 

ではまた(^^♪

皆さまも素敵な一日を。

 

 

 

 

 

相互供養 相互礼拝 自利利他

 



生かせいのち

 

 


南無大師遍照金剛

 

 


合掌 高野山大師教会光寿支部 事務局

 

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