少年院ボランティアしてた時の話 | バイリンガルママのバイリンガル子育て

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日本人の我が子を日本で育てながら、バイリンガルにしちゃう!

私は酒鬼薔薇聖斗事件に興味を持って

少年犯罪・犯罪学を学びました。

 

少年、酒鬼薔薇聖斗のように

犯罪者のレッテルを

貼られてしまった子ども達を

 

社会復帰できるように

メンターとなって寄り添う

「お兄さん・お姉さん」を派遣し

 

再び非行に走ることのないように

年単位という長い期間、

見守るというボランティア団体に

参加しました。

 

活動の一貫で時折少年院の

少年たちにレクリエーションを

提供するなどをしていました。

 

レジャーも何もない

少年院にて

 

「健全に遊ぶ」

 

内容は他愛もない

ハンカチ落としのような

大人数でできるゲーム。

 

色々細かい制限や

ルールのある中

 

少年たちは

本当に楽しそうに遊ぶんです。

 

中2病真っ最中みたいな

年齢の子達なのに

 

「アホらし」

 

って顔してる子達はいない。

 

そんな単純なゲームを

心から楽しんでいる姿は

 

「普通の」

「良い子達」

としか思えなかった。

 

 

ボランティアの私たちは絶対に

少年の個人情報や罪状を

こちらから聞き出してはならず

 

また、自分の個人情報も

伝えてはいけません。

 

 

でも、ある時

 

 

少年院の運動会で

とある少年と雑談を交わしていたら

向こうから話してきたことがありました。

 

「自分が少年院に入って

   親に申し訳ないことをしたと思ってます」

 

私が覚えてるのは

そのフレーズだけ。

 

自分から過去、というか

気持ちを話してくれたことが

あまりにドキドキして。

 

少年院という場所には

定期的に行っていたけれど

 

中に入ったらなんとなく

 

「少年院」ということに

気付いていないかのような

フリをしなきゃいけない気がして

 

「少年院」という言葉が

タブーのような気で接していた。

 

少年に接するちゃんとした心構えが

できていなかったのかもしれない。

 

そんな自分の甘えも露呈した瞬間でしたが

 

とにかく聞くに徹しました。

 

彼自身が何をしたかは

話さなかったけれど。

 

なんだかその彼は

晴れ晴れした顔をしていたなあ。

 

見ず知らずの大学生のお姉さんに

自分の大切なことを話してくれるなんて

 

 

 

 

本当は

親に伝えたかったんでしょうね。

 

 

 

 

少年院てのはね

 

ちょっとやそっとのことじゃ

入らないんです。

 

万引きとかしたって

補導される程度。

 

少年院に入る子達は

殺人や

重い傷害事件への関与など

 

相当の重罪や

何度も罪を重ねた子。

 

当時私は大学生で

まだ親に扶養されていた身だけれど

 

それでも

「親との関係性」

「居場所の有無」

によって

 

子どもが非行に走るキッカケになる

くらのことは頭で分かっていた。

 

 

 

親になった今

本当に身にしみます。

 

「我が子のため」

と思ってやっていることが

苦しめていたら?

 

それを乗り越えられずに

一人、孤独を感じていたら?

 

 

 

確かに塾に行かせれば

勉強はできるようになる。

 

勉強ができれば良い学校に行けます。

 

良い学校に入れば

通常良いお給料ももらえるでしょう。

 

でも、その結果は

胸を張って「教養」

があるからと言えるのか。

 

 

学歴と教養は必ずしも

一致しない。

 

 

 

もし今

 

 

再び少年院を訪れることができるなら

親勉を使ったゲームを

してあげたいな。

 

男の子達の少年院だったから

体を使って遊べて

かつ学べるもの

 

そんなのをやりたい。

 

クイズ大会とかね。

 

大笑いして

印象に残れば

知識は付いてくる・・・・。

 

知識は積み重なっていきます。

 

自分のことを思って

愛情を込めた教育は

教養になります。

 

もちろん

塾の先生だって

学校の先生だって愛情込めてる。

 

でも

一番の愛情を込めて

伝えられるのは

 

 

お母さんです。

 

 

教養は誰にも奪えない財産となります。

 

 

教養って

目に見えないものだけど

確実に差を生むんです。

 

 

 

お母さんと遊びながら

学んだ知識は

 

確実に立派な「教養」になります。

 

それが結果的に

良い「学歴」に繋がったら

ラッキー♡ですよね。

 

 

 

 

 

遊びながら学べる親勉こちら

 

 

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〜泣きながらのお勉強にさようなら!〜

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