榊、調和、文学 -16ページ目

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黒眼鏡三丁目。




晴れ。




風が強い。




クロマツ、ツバキ、モッコク、ムゲ、サツキ、オオムラサキツツジ、サツキ、サザンカ、ボケ、キャラ、ナンテン、ウメ、ウメ、ツバキ、サザンカ、アジサイ、アジサイ、タケ、ヤマブキ、ツゲ、マキ、モッコク、サザンカ、ツバキ









チャドクガの捕殺。




花の終わったツツジの刈り込み。

キャラの刈り込み、ボケの剪定、ナンテンの剪定。




クロマツの青葉摘み。



掃除。




消毒。









お客さんに500ml缶の一番搾りをもらう。




痴呆症、91歳。



「すげー、可愛がってもらったからなー」



彼女の話をする親方の目が潤んでみえるのは気のせいか。









朝一で、二人の娘さんに応対して頂く。




一人はお嫁さんっぽい。




週に三日、木金土とサイタマのサヤマからお越しになっているとのこと。









トラックのロープを解いている時に娘さんと顔を合わせる。




「あああ、あなたがお弟子さんね、お手紙でお弟子さんがアレしたって伺ってましたのよお、頑張ってね」




とのこと。









『アレした』




五、六十代の女性の得意とするフレーズ。




母親もよく使う。

お弟子さんがアレする、、、、

お弟子さんが妊娠する、お弟子さんがセックスする、お弟子さんが逮捕される、等いろいろ思いつく。

この場合は『お弟子さんをお取りになった』が正しい日本語だろうけれど、『アレ』の場合は『てにをは』『受動態/能動態』なんかも全部ぶっ飛ばしてしまう。

いいなーアレ。

音だけで会話を起こすと、肝心な部分がアレだらけで訳が分からなくなる。

たまに母親とはアレ問題でよく口論する。

いや、最近はしないか。







大玉のウメの実、欲しかった、けど殺虫剤をたっぷりかけた。





昼飯、親方と話し込む。



夢について、ビジョンについて、教育について、方向性、同和、平和、被爆、恐怖、自立、父親、老い、バーベキュー、山梨、おやつ、腰回り。







お言葉にあまえてビールは頂いて帰る。







画像1:ツバキの葉っぱの病気



画像2:ウメについたカイガラムシについて親方と考察



画像3:ウメについたカイガラムシについて親方と考察の二



画像4:弁当(親子丼)



画像5:自宅のサルスベリのカイガラムシ





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ドヤガイくんが言う。



「そうすねえ、なんか、人は誰でも人生で一冊は本が書けるって言われてますよね」



喫煙室だな、この記憶は。



何階だったんだっけ? 八階? 九階? 十七階?







サリーは一ヶ月かそこらでもう新人の教育係になったらしい。



前の前のコールセンターでいうとフカマチさん的な存在、ポジションてことだ。



前の職場ではアオタさんみたいな感じ?



すげえ、出来る人じゃん。







朝、五時に目を覚まして、また寝る。



六時に再び目を覚まして、しばらくごろごろして、ライオンの部屋、ライオンと一緒に寝てるサリーに一応声をかける。



七時過ぎにサリーが私達がいつも寝ているベッドにやってきて、五分か十分いちゃつく。







区役所には行けず、雨の日だな、こりゃ。



だらだらするって決める。







午前中は居間のソファでヒューマンネイチャー見ながら梅酒漬ける。



瓶を煮沸消毒、自然乾燥中にアクの抜けた実のヘタをアイスピックで取る。



瓶、自然乾燥、主人公は愛人と車で画面の外に消え、モルモットがヒッチハイクする。



『トゥーエヌワイ』







梅が少ないのでギャグみたいな分量、ま、実験だ、少なくても味は変わらないのか。



花梅、300グラム。



三温糖、180グラム。



ホワイトラム、ロンリコの白、540ミリリットル。



デシリットルって最近言わないでし。







昼飯にそばを三玉、賞味期限が過ぎていたので頑張って食べきる。



退官判事が女子大生に梨のブランデーを勧める。







昼飯後、裏のシラカシの枝を適当に飛ばす、お隣さんの家に向かう枝を削ぎ落とす。



作業中にライオンが帰ってくる。



シラカシの後、キンモクセイの枝を強く抜く、実験実験。







再び家に戻って二本目の映画をだらっと見きる。



トリコロールはなんだかんだでルージュが一番。







バイクで買い物。



作業着屋と西友へ。



きねやの足袋と食材を買う。







南瓜のパスタを作ったのはいつだったか?



昨日の晩飯のこともはっきりとは思い出せなくなってきた。



南瓜ソースの肉味噌パスタの味はハッキリ覚えている。



作り方も完璧、ただ、ものごとの時系列がおそろしく曖昧。



昨日、今日、明日。



ジュディ、マルディ、サメディ、ヴォントルディ、ディモーシュ。







無敵地下足袋は最強、ヴェトナムの縫製はやっぱり良いのかしら。



丁寧に作られたもの、こだわって作られてたものがやっぱり好きだ。







画像1、梅酒の材料



画像2、きねやの無敵地下足袋



画像3、現在履いてる力王の足袋


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学院町、新規のお客さん、タカミヤさん。
馬脚立2つ、アルミ三脚、手入れセット、支柱道具、短い竹。
レッドロビン、モッコク、キンモクセイ、ヒメシャラ、ハナミズキ、アジサイ、カナメモチ。

「親方って新規のお客さんでもお得意様でもトーク変わんないすね、あっさりしてるっていうか、淡白というか」
「あんまり踏み込まないからな、聞いとかなくちゃいけねえこと聞いたら特に話すことないしな、深く関わりたいとも思わねーしよ」
「いいすよね」

一人が基本、一人で生きられるようにってのがオレの考え方。オレは人と一緒は無理だからよー、まあ職人はみんなそうだよなー。

「やっぱな、オレは個人活動家なんだよ、ボランティアにしたってよお、別に一人で出来ることしかしてねえもん、誰か手伝ってくれれば助かるけどさ、別に頭 下げてまで人と何かやろうって気もないしな、自分で出来る範囲でやってれば一人でやんなきゃいけなくなってもなんとかなるだろ」
とかなんとか。

独りで生きる力が無ければ人とつるむしかねえ。

生垣、刈り込みじゃなくて要らない枝を抜いて骨組みを作っていく。
「こうやって骨組みつくってから、伸びたところを刈り込んでやると綺麗なんだよ。ホントはな、夏くらいに刈り込みで来させてやりてえんだけどなー、まあそれは家の人にやってもらおうよ」
裏に入って頭と庭側のトビを揃える、揃えながら掃除。
「おい、掃除しに外出てきたらついでにこうやって遠くから見てみるんだよ、そうして修正したりぼかしたりしながらやんねーとあとで『あららーっ』ってことになっちまうぜー、なー」

頭の中でルパンの声が響く。
あら、あらら、あらー。
続いてヴァイオリンの音、鯨の髭を激しく擦る。
「カリオストロの城だな、こりゃ」
生垣の中でにやりとする。親方は三年で独立したので苦労も多かった。
あららーって言いながら走り回ってる親方の姿を想像して楽しむ。

おーららーってフランス語だな。
ルパン、親方、山田、マサト、タケダ、カズ、ダンス、、、
親方のIQが高いっていう設定もあるよな。
おれはさー、IQが150以上あるんだよ、なー。
頭の中で親方の声が響く。
まあ、無しかな。

ヒメシャラの支柱、最低、心に刻む。


zingo