読者の皆様暑いですね〜
数日豪雨続きですが。豪雨により被害にあわれた方お見舞い申し上げます。
今回も今🧠脳内の8割を占める鬼滅の刃が今後どう進んで行くか?過去の他作品を元に原作漫画とアニメ映像化の関係性を絡めつつ考察していきます。
比較材料として聖闘士星矢を例に比較してみます。
鬼滅の刃とはケースも時代背景もあまりに違い、
全てが違いすぎるのであえて比較します。
セイントセイヤ以下(星矢)は1985年12月末より少年ジャンプにて漫画の連載が開始されます。翌年1986年10月より、テレビ朝日系全国ネットでアニメ放映されます。後日談ですが、漫画とアニメ同時スタートだったとか。
星矢に関しては個人的見解ですが商業目的の先行、
玩具発進という原作者泣かせの悪い例だと思っています。
星矢は男坂でヒットした車田正美の待望の新作星座と鎧、後のクロス、ギリシャ神話がテーマという事で多くの注目を浴びます。そこに目をつけたのが東映です。初期の段階では様々な甲冑、鎧武者の案もあったと原作者語る。
東映とBANDAIのゴールデンタッグにより、連載前よりアニメ化、玩具展開の打診があり、作者も決して悪い話では無いので快諾しました。
玩具先行デザインという形で聖闘士星矢のアニメはスタートしました。上記画像を拝借し作成しました。
①〜③にクロスデザイン、カラーが大幅変更された事に関して原作者車田氏は特に言及しておらず。
葛藤はあったと思います。もはや原型をとどめていませんから。頭部クロスがカチューシャ型から、
ヘルメット型になり、これも玩具基準や安全性、
カチューシャ型は細く壊れやすい等の理由があったそうで、後にニュークロス編でカチューシャ型頭部クロスがアニメ玩具にも採用となります。
②のBANDAI製玩具に関しては後に原作者がボテっとしてかっこ悪いなぁと思ったけど売れたから何も言えなかったよ(笑)のような記載あり。
カラーリングの違いも顕著ですよね。
③アニメ版ペガサスにはクロスの差し色やアンダータイツに主役らしい赤が起用されています。
主役相当のキャラが5人であり、おそらく商業的や、見た目のわかり易さからスーパー戦隊の5色設定を東映やBANDAIが推奨してきたかと。それが功を奏し低年齢層にも浸透したのは確かです。
メンコやカードをたくさん買いました。
これに関しては当時6才の自分は③のアニメ版の赤ベースの星矢しか知らずもちろん大好きでした!
逆に①原作版星矢だったら、そこまで興味を持たなかったと思いますね。後に星矢は漫画もあると知り、星矢と氷河のクロスの色が青系でかぶり、
アニメしか知らなかったゆえに、漫画は元祖にもかかわらず違和感がありましたね。
昔はこういったアニメ製作サイドのみの玩具オリジナル仕様は当たり前でした。
こういった現象は今、日朝系(テレ朝の日曜朝番組)
と言われるスーパー戦隊、仮面ライダー、
プリキュアに取り入れられ、まず、変身アイテムや武器のギミックを先に決定し、それから、キャラクター作りに入る、本当にビジネス、商業的な手法ですね。
持論はおもちゃを売り出すために作られたヒーローってなんだか悲しいものですね。
やはり、作品から作りそのアイテムを販売する方が
順序だっているからです。
近年はこのようなBANDAI東映タッグが多くの漫画アニメ制作への着手がなくなったのは、日朝系だけで手一杯だからと個人的に解釈しています。
2021年現在は星矢のような、漫画とアニメのデザイン、カラーリングにあそこまでの違いが出る作品は少なくなっています。
★玩具先行ゆえのデメリット
星矢は漫画連載とアニメ放映の時間差が
半年程しかなく、
アニメは序盤からアニメオリジナル(アニオリ)
をはさみ、アニオリの追加シナリオから、
アニオリキャラクターもかなり登場させ、
尺を伸ばさざるを得ない形でした。それでも差が縮まらないため、アニメはゴールドセイント編終了でで1部完とし。
翌放送回より本格的なアニメオリジナルストーリーがスタートしました。子供の頃はニュークロス編
(後にアスガルド編とされる。)
74話〜98話がスタートしてむちゃくちゃテンションが上がりましたね!このキービジュアル最高でした!
フェニックス以外は原作よりのクロスカラーになってますが、
フェニックスだけは何故か?原作のオレンジ部はツノだけで、後は紫寄りの紺に!当時のデザイナーがクジャクが好きだったとか?、孔雀王が流行った説など、謎な部分です。
アニメアスガルド編は目新しいニュークロスと、
色鮮やかなゴッドウォーリアーとの闘いにより、
アニメも玩具も大成功をおさめました。
原作とアニメにある程度差が開いたので、
アニメも原作の話に無理矢理突入しました。
次は海皇ポセイドン編です。
本当はもっと細かく説明したいんですが、
あまりに長くなるのでわかりやすく端的にお話します。希望があれば、加筆します

このポセイドン編の玩具、ポセイドンら海闘士玩具が販売不振、アニメ聖闘士星矢は打ち切りになります。









諸説打ち切り事情は様々な大人の都合が他にもあったかと思います。
原因は、海闘士自体のデザインがゴールドセイントに似ていた点、原作者が
事前の打ち合わせにて、海闘士のカラーリングを明確にしておらず、海だから青かなぁ?と、
サンプル作ってみたら、BANDAI側が玩具映えしない、弱そう、黄金のが強そうだし、
去年ゴールドクロス馬鹿売れしたからさ。
またゴールドセイントのリバイバルの方向で、
原作に口を出す始末。
海闘士の配色をゴールドベースにしようとの裏話はセイントクロス神話クロニクルで知りました。
結果ゴールドセイントに似たような海闘士は受けずに売れ残り、
ファンの期待を裏切る形でハーデス編行かずして、
アニメは1989年4月終わり、翌週から?





でもなんでもなく、けっこう間が空いてからのセーラームーンだったようです。
なんじゃセーラームーンって!とキレましたね。なぜ?少女ものがっ?



上記は私個人の記憶でございます。テレビ朝日系列の自分は現メ~テレで土曜午後7時から星矢見ていましたが、





聖闘士星矢終了から、セーラームーン開始までの
番組に興味を持ちました。
玩具の販売不振により、本線であるアニメは終わるは、原作漫画は取り残された感じとなり、
原作の最終回も大人の事情により、少年ジャンプでは尺の都合で終われず、打ち切り状態、星矢最終回は1990年Vジャンプだったと知ったのは高校で知り合った友達からききました。
おそらくコアなファンだけがアニメ終了後の
星矢ハーデス編を読んでいた事でしょう。
スラムダンクも原因違えど一番面白い所の手前でアニメは終わってますが、スラムダンクの場合当時1996年は空前の漫画ブームで多くの人がアニメ終了しようが漫画を読んでた事でしょう。
星矢の場合は1986年はアニメになってナンボ、
空前のアニメブームでしたよね。深夜以外は
いつでもどこかでアニメやってましたよね。
アニメが終わったら終わったものだとみなされてしまいます。それでも根強いファンのために、
アニメ放映終了の1989年にハーデス編は1度OVAとして企画されています。
しかもハーデス編サントラCD発売したのに、結局はOVAは何の報告もなく消滅しました。こういったケースは特別なケースでもないらしく、後に2003年の念願のOVA化の時はこのサントラが使われています。映像化に至るのに13年もの月日を要した。
そのハーデス編OVAも終わったのは2008年この5年間は商業的フィギュアの販売のために引き伸ばされています。
今2021年の漫画とアニメの関係性は今勉強してます。アニメ放送の多くは深夜に追いやられ、
目にするアニメはちびまる子ちゃんとサザエさんくらいですか
ドラえもんやクレシンも変な時間になり、ゴールデンタイムからアニメは消え、

今、スマホの台頭により、テレビすらも消えようとしています。
漫画がアニメになるのは今現在の方が厳しく、
作品に対しても制作費やスポンサーの取り合いのような中でアニメ化し大ヒットした鬼滅の刃はすごいと思います。今回は昔の話だけで長くなりましたので、今日はこのへんで、次回はまだまだ勉強中ですが鬼滅がなぜヒットしたか!に焦点をしぼります。
お気軽に、これもっと詳しくよろしく!
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