こんばんは。

今日は、私が最近ハマっているラジオ番組、「マユリカのうなげろりん!!」(ラジオ関西podcast)の話を書かせていただきます。

 

まず最初に大事なことを言います。私はここ数年間、いろいろなラジオを聴いてきましたが、「マユリカのうなげろりん!!」は個人的総合歴代トップクラスの面白さです。

私はすでに第1回から最新話まで3周しました。面白い回は3回どころか5〜6回聴いています。ここ最近は、他のラジオの視聴が以前よりおろそかになるくらいに没頭しています。ただし、すべての人におすすめできるか? と聞かれれば、諸手を挙げて「はい!」とは決して言えません(笑)。その理由は後述します。

 

以下、番組名を「うなげろ」と略します。神回ご紹介の前に基本事項をトレースすべく、3つの前置きからはじめます。

 

最初に、前置きその1。うなげろはPodcast、Apple Musicなどで聴くことができますが、良いところは第1回からカットなしで全ての回を聴き返せること、そして素晴らしいのがYouTubeと連動していること! Podcastでは音声だけのところ、動画でも見たい場面をYouTubeで確認することができます(#63以降)。

いろいろなラジオを聴いていると、けっこう「ここは動画で見てみたい!」ってシーンがありますよね。私は普段、うなげろはPodcastで聴いてますが、ここは映像が面白そうだ、という場面はYouTubeに飛んで確認したりします。これは本当にすごいことで、ラジオ番組の概念が変わったというか、間口が一気に広がった気がします。公式で切り抜きのショート動画、企画と連動した動画なども展開していて、頭が下がります。

 

そして前置きその2。神回、神回と言いますが、正直うなげろに関しては毎回神回みたいなもんです。だから「何も考えず第1回から順番に聴いてみて!」と言いたいところです。それが最もこのラジオの良さを味わう方法なのではないかと思います。

もう少し条件(?)を緩めて言うのであれば、#1~#7までとりあえず聴いてみてください。たかだか3時間ちょっとですから、家事とか通勤の合間に聴けばあっというまです。この最初7回には多くのエッセンスが詰まっていて、番組の雰囲気をつかむことができます。

 

前置きその3。この番組の大きな特徴として「下品」というのがあります。とくに中谷氏が平気で下品なことを連発します(阪本氏の煽り含む)。ここまで自分のことを下品に面白おかしく話せる芸人って他にいるのでしょうか。ここも大きな魅力、もとい特徴です。下品というか汚い。それがダメな人はハナからお引き取り願う、という番組ではあります。

ついていけるか不安(?)な方は、まずは#39〈フローズンと小筆〉と#93〈3Pって何がいいん?〉、そして#95〈くんくんくん〉を聴いてみてください。#39と#93、#95が平気、というか面白いと思えるならあなたはもはや、うなげろファンの一員です。

 

前置きは以上。

 

「前置き2」に書いたように、本当は#1から順番に聴いていただきたいところなのですが、長い道のりではありますからそんなにフットワーク軽く決断できるものでもないでしょう。私もこのラジオの存在を知ってから、実際に聴くまで2年くらいかかっています。そこで、導入しやすい「おススメ回」を紹介しておくのも良いかと思います。
というわけで、以下、私が個人的におススメ回と思う回をいくつか紹介します。初めて聴く方も、時間がない方もまずはこのあたりで気になったところを聴いて欲しい!という回たちです。

 

まず、「体操小僧」(=中谷氏が中学生の頃に運営していたHPのハンドルネーム)関連と「野中美希さん(モーニング娘。’24)」関連については、もう殿堂入り状態ですので、別個に考えます。


【「体操小僧」関連】
#2 小僧解体新書 
#7 小僧解体新書 BBS編

#105 日記帳

#108 体操小僧の奇人ぶり紹介日記 ほか

【野中美希さん関連】

#37 オーロラ

#99 お前、マジで体調崩すなよコラ!

#100  感謝

 

以下が、単発で個人的に気に入っている回です(#150までで)。ゲスト回以外から選んでいます。

 

#19 俺の誕生日プレゼント考えてくれてる?

…誕生日プレゼントだけで30分こんなに面白く話せるのか、と衝撃を受けた回です。

#32 おれたち
…対決回。伝説の「ドラえもん」登場回でもあり、トークも対決も最高です。

#45 思春期の伝達者
…3歳からの幼なじみ、マユリカならではのトークで、引き出しの多さも「エグい」。

#58 空白の2時間

…相方の行動にここまで細かく、そして深く茶々を入れられるのは、漫才コンビ多しといえどマユリカだけでは。

#67 そうですかやっぱりね

…全体的に二人のトークのテンポの良さが際立つ、個人的に大好きな30分です。後半の居酒屋寸劇にも爆笑。

#70 七里、山越えて

…阪本氏の無茶ぶりに中谷氏が嫌々言いながらもなぜか従順で、しかも予想以上のパフォーマンスを見せる。霜降りせいや氏を彷彿とさせます。

#84 心のスタンプラリー

…神戸編最終回。ラジオが芸人の成長、キャリアとともにあることが分かるじんわり回。じんわりなのに面白い。

#89 ボケェ

…中谷氏、恋も仕事も充実? 「熊」に「七里」に…。まさにあっという間の30分。

#116 マジックショー

…対決回はどれも面白いのですが、特に好きな回。余裕からの「10位―?」が良い。

#124 その手で

…心が沈んでいる時などがありましたら、これを聴くと立ち直れると思います。

#126 たまにはお互いのこと褒めたりせぇへん?

…他愛もないトークから、2人それぞれの性格・本質がえぐられていきます。

#138 ハート

…マユリカの二人が、マネージャーへのプレゼントを考えるのですが、そのチョイスが……。「誕生日回」の真骨頂。開始8分頃の中谷氏のアレも……。

 

ここまで絞るのにも相当、苦労しました・・・。面白い回が多すぎなのです。


以下、すみませんがもう少し、うなげろの面白さについて語らせていただきます。

うなげろの魅力は何と言っても、マユリカの二人がお互いに全く遠慮していないところ。それでいて、YouTubeの動画で見るとよく分かりますが、話している時にお互いの目と目がぱっちり合ってるんですよね。3歳の時からの幼馴染というのもあるのでしょうけど、ここまで目が合うのは、他のお笑いコンビでもなかなかないことだと思います。だからこそ、単なる「本音トーク」ではない、唯一無二の遠慮なしトークがここにあります。でも、仲が良いというのとも少し違うんですよね。お互いへの誹謗中傷、無茶ぶり、誘導尋問、罠、策略、なんでもありです(仕掛けるのは主に阪本氏側)。

阪本氏はズバズバ中谷氏に斬り込んでいくし、中谷氏も訳わからんことを熱っぽく語り、阪本氏に鋭く突っ込まれ…。とにかく「どうでもいいことをしゃべってるだけで面白い」ってのがスゴい。ハズレ回がほぼない。「誕生日プレゼントの話だけで30分」「体の悩みだけで30分」…。

また、罰ゲーム企画やイベントとの連動、そして感動の「ごほうび」など、まあほんと飽きさせない事象が次から次へと起こるのもうなげろの面白いところです。これも根っこはやはり阪本氏と中谷氏がお互いに一切遠慮していない、その関係性に由来するところだと感じています。

 

当初は、ラジオ関西の本社がある神戸で収録していましたが、23年春にマユリカは東京へ進出、ラジオの舞台も東京に移ります。しかし東京でも面白いというか、面白さ、そして下品さに拍車がかかっている感じで、今後も楽しみで仕方がありません。

 

僕はマユリカの漫才も以前から大好きで、なぜ「うなげろ」を長年聴かずに放置してたのかと悔やまれますが、マユリカがもしM-1で最終決戦に行ったりとかすれば(ちなみに23年は4位でした)、生活も激変するでしょうしまた違った話が聴けるかもしれない。でも「お互いの私服がダサい」とか、「つぼみ」とか風俗の話とか、そんなんで30分何も考えずにただ笑えるコンテンツであり続けて欲しい。そう願ういちファンです。

 

あと付け加えるなら、中谷氏の無茶振りにも応えるポジティブさ(たとえば即興劇が上手すぎて、逆に大変な目にあうことにもなるのですが)。「そうめん屋」(#90、#91)も爆笑でしたし、#140と#141の「即興一人ドラマ」は笑いをこらえるのが不可能で電車では聴けません。そして中谷氏は性癖や体の悩み、恋愛などについても全部あけすけにしゃべっちゃうのが良い。

さらに阪本氏の「美魔女」「ドラえもん」など当意即妙な返し、リアクション。とにかく中谷氏を困らせたい、不幸にしたいというぶれないモチベーションで突っ走る。阪本氏の振りあっての中谷氏だなと思います。二人の隠しきれないポテンシャルの高さもこの番組の、そしてマユリカの魅力だと感じております。

 

今後はぜひ、単独ライブにも行きたい! 

 

マユリカさん、ラジオ関西さん、素敵な番組をありがとうございます。

これからも応援しています。



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