血液内科の外来で、診察を待っていると、様々な場面を目にします。
子どもの診察に同伴され、涙を流される方
奥様の診察に同伴され、途方にくれておられる方
治療の効果があって、笑顔で診察室を後にする方
先日は、隣に座っておられた同年代の方が、娘様の初診に同伴され、たまたま隣に座っていた私に、やり場のない気持ちを語りかけてこられました。
お話の最後に絞り出す様な声で「私が代わってやれたら」と話され、返す言葉がありませんでした。
お話を聞きながら、もしこの病が我が子や妻だったらと思うと耐えれないかも知れない。自分で良かった・・・・・いろんなことを考えさせられました。