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コウトオフィシャルブログ コウトの言葉

声のお仕事をさせていただいてます。
ここはTwitterには書けない僕の奥深い場所。

覚悟はいいですか?
それではごゆっくり。

当たり前は当たり前じゃないっていうのをこの数年で体験することが多くて、ここ10年は本当にジェットコースターのように生きてます。

でも生き急ぎたくなくって、周りのスピードと比較しないように、自分の歩幅は自分で決める!っていう意気込みでここまで来た感じです。


だからふわりふわり生きてるから、

最近は周りの景色が凄く見えるようになってきたんだよね。


最近は暇を見つけて車でよくどこか近くの遠くへ行ったりしていて、

まぁ…あまりでかい声でここに行きましたー!!っ的なことは言えない情勢だけどさ。

でもそこで知ったり理解できたことは、同じ景色は二度とないという当たり前なことに気付かされたりして。


風景は変わらないのに景色は変わっていく。

緑の色が濃くなって行ったり、趣きある建物がリノベーションされていたり、

道が綺麗に舗装されていたり、渋滞が起きにくくするための工夫がされていたり。

いろいろと変わりゆく日本で、そこに住んでる方々の愛がとても強く見えたりしていて、

あぁ…日本は本当に広いし知らないことが本当に多いってことにいつも深く感じてます。


僕は変わっていってるのかなと不安になることもあるんだけど、

たくさん見てきた木々たちは強くたくましくそこにあるし、

空の青さは地方に行けば行くほど広くて深い蒼を見せてくれるし、

なんか…ちっぽけな悩みだなって元気をもらえたりね。


僕はこの先、身体が耐えられなくなることもあるけれど、

生きている限りは旅を続けたい。

それは余暇や愉しみとかとはちょっと違う、自分が自分であるためのちょっとした道標になる気がするから。


ま、今はこっそりひっそり日本を楽しむことにするけどさ。

お疲れ様。今回もありがとう。

この言葉でお仕事が終わることに感謝する日々ですが、

僕の中で一つの主軸を持つことが増えてきました。

 

最近は声のお仕事のハードルがとても低く、

興味のある方や様々な方の進出が見え始めて、

本当に多くの方が声をお仕事として活動していますね。

びっくりなのが今までプロとして事務所で活動されていた方が、

自宅録音に入ってきたり、同人作品に出演されていたりとか、

ほぼ敷居はなくなってきた気がしてます。

 

そこでもコンスタンスにお仕事をさせていただくことってすごいことって自分で自分を褒めてるところがあるけれど、

このコロナ禍で間違いなく宅録も戦国時代を迎えたと思っております。

 

いつもだけど、ここで問題になるのが金額問題と有償無償問題。

僕は最近では触れないことにしている。

新規参入が低くなりつつある中での価格破壊は、誰かが辞めたところで変わることがない。

そこはなぜかというとね。長くなっちゃうから言わないようにって思っているけれど、

昔は予算がある程度先にあったものが声をつけたり付加価値をつけたりするもので、

今は予算がある前提ではなく、中には声をつけることという価値でお金を稼ぐものに変わりつつあるから。

 

付加価値という声のお仕事が、いつの間にかスタンダードなものに変わり、

そこにたくさん進出している人がいる限り、絶対に止まらないものだと考えています。

少しでも有償でお仕事してちょっと成功した時って、下を見て「このままじゃ…」って思ってしまいたくなるときがあるけれど、

自分の主軸を変えずにポリシーを曲げずにやっていることだけで僕は良しと考えているので、

極端な話どんなお仕事でもひとつひとつこなしていくことがプラスに変わると思っております。

 

このままじゃ声のお仕事が終わる…ではなくて、変わるのは声を提供する僕たちのほうかもしれないですね。

人は弱いものだな…って思ったときは、人生の生きていくうちに何度かあった。

 

病気になって悪くなっていく一方だった時。

 

眼の内出血によって世の中が真っ白にしか見えなくなった目。

 

自分がただ何もなく生かされていたあの日々。

 

どうすることもできなかったあの日々。

 

 

今でも鮮明に覚えています。

懐かしさと辛さが混ざったあの感覚は、きっとまた来ることになるっていつも感じてる。

怯えているわけじゃないけれど、現実にカウントダウンは始まってたりする。

いや…今日はそういうダークなことを書きたくなったわけじゃなくてね。

 

ある程度年齢を重ねていても、初めてのことに僕はわくわくするよりも不安が付きまとう性格だった。

本当に人より何倍も何十倍も経験できないことばっかり過ごしてきた今でさえそう感じてる。

なんだろうね…勇気がないというか度胸がないというか。

内気なところもあがり症なところもあるし、きっとネットで見られている性格は仮面被ったコウトです。

 

今回、初めて経験するお仕事をさせていただいた。

とても光栄なことだし、声をかけてくださること自体有難すぎるお話で。

経験がない分自分のスタイルでやるしかなくて、いざ向かっていったときに久しぶりにダメ出しをされた。

ダメ出しというか、スタイルがちょっと違うって言われただけなんだけどね。

 

普通だったらさ、役者さんならダメ出しをしてくださるなんて、なんて有難い方なんだって思う人も多いだろうけれど、

僕はレッスン時代のことを思い出してしまう。

よく泣いていた。

違うっていうことをアドバイスして伝えられているだけなのに、否定されたって感じ取ってしまう。

これはアドバイスだ!って頭ではわかっているんだけど、どうしても先に涙が出てきてしまう。

もっと自分では理解したい、やりたいって思っても、泣きを見た瞬間に講師はレッスンをストップするのだった。

 

人よりも泣き虫な自分。本当は向いてないだろうなぁって感じていたレッスン時代。

でも本当にやりたいという思いを強く持って貫いてきてここまで来た。

そしてここにきて、そのトラウマに近い過去の記憶が今回の仕事の邪魔をし始めていた。

 

Twitterでも言ってたけれどさ。

あの時の精神状況は本当にやばくて。

コップ持った手は震えが止まらないし、みぞおちがずっと痛い。

納期が迫る。

何とか収録しても、これじゃだめだって何度も自己リテイクを繰り返す始末。

出来てお渡しした音源を褒めてくださっているのに、なんて自分はへたくそなんだって自分で自分を蔑み、

仕舞いには現実逃避をして浪費しまくり、食事はとらずに4日間で4食という偏食になり…。

 

書き出してみたけれど本当にやばい人だわ。

昨日よりモチベーションが上がることができ、今日は落ち着いて物事が見れている状況です。

改めて思ったよね。僕は弱い。

いつも自信をもって自分のボイスを届けているんだけど、久しぶりにプロクオリティのお仕事にズタズタにされました。

 

でもさ。

ここまで書いたけれど、よくよく考えたらこんな経験あまりできないよな。

恵まれているって言葉だけに片づけたくないけれどさ、

僕は恵まれているんだと強く感じるよ。

こうやってちょっとかもしれないけれど前に進むことが出来たし、

前に進むときに一人じゃなくていろいろな人が支えてくださった。

こんなしがない自分に手を差し伸べてくださる人がなんて多いこと…。

いろいろここでは言えない話もあるような僕だけれど、

ちょっとだけ、間違いじゃないよな。この道。って思える道を進んでこれたって自信になってる。

 

次があるかクライアントさんの想い次第だけれど、もしまた機会をくださるのなら、

またあのみぞおちの痛みをもう一度感じたいね。

 

そっか。やっぱ僕はMだわ笑