NBR24h | 佐々木孝太オフィシャルブログ


今回が6回目のNBR24hレース








NOVEL  RacingからWエントリーという
無謀だとも言われたチャレンジでしたが
二台とも総合で45位と46位
SP8クラス2位と3位という
マシンのポテンシャルを考えれば
最高の結果を残す事が出来ました!!








周りはポルシェ、アストンマーティン、R8
マスタングなど強敵揃いでしたが
我がチームのISFとRCFはほぼノートラブル
そしてチームもドライバーもノーミス、
ノークラッシュとあの天候の中で
チームとドライバー達が素晴らしい仕事を
してくれました。










そして日本勢最高位という結果も!



NOVEL  Racingとしては参戦3年目で掴んだ
この結果は彼等のパーツメーカーとしては
とても過酷なNBR24hレースを選び
開発を続けてきた努力の結果だと思います。


そして今回一緒に組ませて頂いた
42号車の吉本選手、ドミニク、マリオ選手



ドミニクとマリオは難しい夜の雨の中
片方のライトが点かなくなるトラブルがありながら素晴らしいペースで走行してくれました。




吉本選手と43号車の松井選手、小山選手、とーじろーも初めてのNBR24hレースを一回も他車との接触やペナルティを受けず安定して走ってくれました。



僕も8スティント11時間くらい?
何周したか覚えていませんが
集中力を切らさず走行する事が出来ました。











これもNOVEL RacingとRing Racingが最高のコンビネーションと確実なピットワークが支えてくれたからです。



そしてもう一つの最高の名誉は
日本勢最高位という結果です。







ただそれは参加しているスタンスに
違いがあると思っています。



GAZZOさんやSUBARUさんは
自動車メーカーとして新しいものを一から作り
テストしてこの24時間に参戦して市販車や今後の技術革新の場としていると思います。


僕らはそのいろんなデータを駆使して作り上げた車に商品開発としてニュル24時間を戦えるように仕上げて参戦しており、彼らとはまた違う意味でのチャレンジです。


なので、メーカーの車はトラブルも沢山出るし
結果としても苦労されていました。


でもそんな努力があるからこそ、今販売されている車たちは僕らが安全に乗る事が出来ているんだと改めて感じさせてくれました。



でもこの結果はNOVEL Racingとして
大きな自信と誇りを持って良い結果だと
胸を張って自慢して良いと思います。



GAZZO Racingの皆さん
SUBARUやSTIの皆さん

お疲れ様でした。





僕もまたいつかメーカーとしてこの場所で
培った経験とノウハウを車両作りに生かしたい。





そんな僕もどこかで本当に大丈夫か?
ミスなく走れるのか?


と自信を無くしてた部分や
行く前に色んな出来事があった中で
この結果を残せたのは家族の支えと
日本からの声援でした!
J sportsさんもたくさん取材してくれました!




本当に感謝しています。



今回のレースで改めて得られた経験と自信を
今後の日本のレースで生かしてこのチャンスを与えてくれた皆さんに恩返ししていきたいと思います。