中学受験 子どもの自信を育てる前に、お母さんが心得ておくべきこと(1) | 中学受験  算数苦手・12月模試20%からの『逆転合格ナビ』

中学受験  算数苦手・12月模試20%からの『逆転合格ナビ』

中学受験はもはや「子育て」ではなく「プロジェクト」。逆転合格は「起きるもの」ではなく「起こすもの」。 母でもできる、母だからこそできる、今日から取り組める、具体的な提案をしています。


こんにちは。

中学受験成功プロデューサー

上原うた子です。

  * * * * * * * * *

以前の記事
『禁句シリーズ「こんなことも知らないの !?」』

には、たくさんのコメントを戴きました。

その1つに、

ブログ読者であるお母様が、

ご自身の子どもの頃の体験談を

ご紹介くださったものがありました。

そのお話しの中には、

『禁句』の問題を超えて、

 子どもの自信を育てたいときに、

 「親が心得ておくべきこと」

のヒントが満載!でした。

記事掲載をご快諾戴きましたので、

ご紹介しますね。

 


● わかばさん

私も中学2年のときに

「外科」を「ガイカ」と読んで、

母に驚かれた記憶がよみがえりました。

「え!読めないの !?」と驚かれたあとに、

「外科に通わずに今まで育った証拠だからいいか」

とも言われ、ほっとしました。

(中略) こうして今覚えているので

母に感謝しなくては、ですね^^


素敵なお母様ですよね!

ほんの1分くらいの、小さなエピソードですが、

大切なことがいっぱい詰まっています。

1.「起こったこと」をプラスに解釈する

2.子どもは、親の発言・行動に敏感である

3.無意識のうちにできあがってしまう「自信の土台」




1.「起こったこと」をプラスに解釈する

このエピソードを読んで、

「うん、そうよね。いいよね。」

と感じる人と、

「へえ!そういう考え方もあるのね。

私だったら、

『中2にもなって、それはマズイよ~』 って

言っちゃうかな・・・」

と感じる人と、

大きく2つに分かれると思います。

ちなみに、以前の私は後者でした。



これは、起こったことに対して、

  プラスに解釈するか、

  マイナスに解釈するか、

の違いです。

一見、プラス思考が良いように

みえるかもしれませんが、

それだけだと単なる「能天気」です。

両方をバランス良く持っていることが大切です。

ただ、わかばさんのケースでは、

プラス思考が良かったわけですね。



マイナス思考的発言でも、

親としては危機感から

子どものためを思って言うこともあります。

ところが、子どもは、

  「知らない=ダメな人間」と

  受け取ってしまう
ことが少なくありません。

そうすると、
  気づかないうちに、

  子どもの「自信」を奪ってしまう
ことになるのです。


中学受験生のお母さまは、だいたい、

マイナス思考は

十分なほど持っていらっしゃいます()

ですから、
意識して、

プラス思考をするようにしてみてください!



まずは、ご自分がどちらの傾向にあるか、気づくこと。
  ↓

そして、マイナス思考傾向が強いと思った方は、

  『起こったこと』をプラスに考えるとしたら、

  どう考えられるだろうか?

と自問自答するくせをつけてみてくださいね。
  ↓

具体的には、何かが起こった時に、

  とりあえず「良かった!」「ラッキー!」

  と言ってみる

といいですよ。
  ↓

それから、

  「何が良かった?ラッキーだった?」

と自問してみましょう。

すると、脳は無理矢理にでも、

プラス面を探し出しすようになりますよ~(^^)




記事掲載をご承諾下さいました、わかばさん、
ありがとうございました。

● わかばさんのブログ
  『わかば国語・作文教室』は →   こちら

● 上原の記事
   『禁句シリーズ「こんなことも知らないの !?」』は
  
こちら