こんにちは。
中学受験 「母と子の成功心理学」の専門家
上原うた子です。
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突然ですが、
“コウエングウ”
って、何のことだかわかりますか？
・・・実は昨日、
うちの息子が発した言葉です（汗）
“高円宮(タカマドノミヤ)”
のことだったんですね～～～ヾ(´▽｀;)ゝ
思わず「こんなことも知らないの !?」
という言葉が、喉まで出かかりましたが、
なんとか飲み込みましたよ～。
だって、
「こんなこと」も教えてなかったのは、
『親の責任』
なんですからねぇ m(_ _)m
言い訳させていただくと、
最近は、高円宮関係の報道を
ほとんど見かけないので・・・。
典子さまのお父様の高円宮憲仁さまは、
いろいろなスポーツ団体の
名誉総裁もされていましたし、
特にサッカーに関しては、
2002年ワールドカップ日韓大会の時に、
皇族初の韓国公式訪問として、
開会式にも出席されるなど、
何かと報道されていました。
でも、その数ヵ月後、スポーツ中に倒れて、
若くして亡くなられてからは それも激減しました。
当時息子は７歳でした。
あれ以来、読み方を教える機会が
なくなっちゃったんですよね～(๑≧౪≦)
（と言っていたら、
高円宮杯があると指摘されました（汗）)
しかも、最近の彼にとっては、
「JR 高円寺（コウエンジ）駅」
の方が身近ですから～(笑)
すみません！ 話を元に戻しましょう。
では、逆に
「こんなことも知らないの
!?」
と言われたら、どう感じるかを
想像してみてください。
どうですか？
なんだか、バカにされたような・・・、
少なくともいい気持ちはしませんよね？
ついつい言ってしまいがちなこの言葉、
実は、
子どもにとって、かなり悪い影響を与えます。
１．プライドが傷つく
→自信がなくなる
→話すのが苦手になる
２．「知らない＝悪い」と思うようになる
→わからないことを質問しなくなる
３．親のことを（ちょっと）嫌いになる
私自身も、同じような体験を持っています。
私の母は、読書家＆優秀で、
とても語彙が豊富な人でした。
「こんなことも・・・」とよく言われたものです。
その度に
「お母さんが教えてくれないからじゃん！」
と思いましたし、
直接言ったことも 何度かあります。
以来、確かに、
意識して言葉を増やすようにはなりましたが、
語彙が豊富そうな人と話すとき、
なんだか小さくなってしまう自分がいる気が
今だにするんですね～。
（そして、言葉が少なそうな息子をみると
焦りを感じてしまうのです。）
特に、中学受験生にとっては、
これら３つのことが、
より深刻な問題になるのは
おわかりになりますか？
知らないことがバンバン出てくる、
わからないことは、どんどん聞いて、
覚えなくちゃならない、
そして、
人一倍「自分に自信を持つ」のが
大事な時
だからです。
それに、
タッグを組んでやっていきたい相手（お母さん）に
そう思われてると感じたら、
一緒に頑張ろうって気持ちになるでしょうか。
「こんなことも知らないの !?」
このセリフ、もちろんお母さんとしては、
思わず口をついて出ただけなんですよね。
バカにするつもりはないでしょう。
もしかすると、
危機感を持ったお母さん自身の心の声
かもしれませんし、
お子さんに危機感を持たせるため
かもしれませんが、
だとしたら、逆効果だと思ってください。
いすれにせよ、こんな枕詞は不要です。
焦る必要はありません。
「今、発覚して良かった！！！」
と感謝しましょう！
「これでまた、新しく１つ覚えられた！！！」
と喜びましょう！
そして、
「ああ、これはね、～～なのよ」と
ただ、答えだけを教えればいい
のです。
さらに、
受験生のお母さんとしては、
ここでもう１ステップ 工夫したいところ。
エビングハウスの忘却曲線にのっとって、
夕方、次の日、1週間後、1ヶ月後に
確認してみましょう！
この時、
「確認することを忘れない」ためには
カレンダーに書きこんでおくことです。
夕方、次の日、1週間後、1ヶ月後の欄に
『高円宮』って(笑)
あ、冗談だって思ってません？
さすがにこれほど頻繁じゃないですが、
ちゃんと各欄に書き込みましたよ～。
だって、社会人になるに向けて、
これは常識・教養ですからね(^_-)-☆
「こんなことも知らないの !?」
これから先、
思わずこの言葉を言っちゃった時は、
こう言い直してくださいね～。
「お母さん、こんなことも
教えてあげてなかったのね !?」