わたしは、3姉妹の長女。

3人は嫌い。

いつも、わたしが1人になるから…

わたしはいつも孤独を感じている。

子どものころから、下の2人が組んでわたしが1人になる。

2人の中に入れない。

小学校の時、「自分から仲間に入れて!」

と言う事をして仲間に入れてもらうなんて事は知らなかったから、

いつも休み時間は、ぽつんと机に一人でいた。

特に、仲間に入れて欲しいとも思っていなかった。

通信簿に「もっとお友達と遊びましょう」

と書いてあり、「休み時間はお友達と遊ぶものなんだ」

と、ようやく知った感じ。

 

わたしは妹の次女が″苦手“。

いつも、遠慮なく自分が気に入らない事があると、

わたしに、猛烈に激しい怒りをぶつけてくるから。

わたしは、あまり言い返さない。

言い返すと、その100倍になって帰ってくるから。

 

思考の学校では、自分の周りに怒っている人が居ると、

自分の潜在意識に怒りの思考が溜まっている…

とみる。

この間も次女の家に行くと、「わたしの事が迷惑」と言うような事を言われた。

モヤモヤしながら家に帰り、ソファーに座ったとたん

怒りが込み上げてきた。

ペンを握りしめ、ノートに思いっきり書殴った。

「いつも、わたしを邪魔者にする!!!」

「いつも、言いたいこと言って、力の限り怒りをぶつけてくる!!」

「大っ嫌い!消えろ!!」

「大っ嫌い!消えろ!!」それしか出てこなかった。

そして、悔しくて泣いた。子供みたいに大泣きした。

わたしは次女に、こんなにも激しい怒りを隠し持っていたんだ…

と改めて気付く。

 

パンデミックのロックダウンを機に、わたしは実家の近くに住む事にした。

でもその前は何十年も実家から遠く離れた海外や、道外に住んでいた。

母が、「次女がわたしの事を凄い剣幕で怒鳴りつけているところを親として

見るのが辛いから、遠くに離れなさい」と言った。

というか、わたしの潜在意識が母にそう言わせたのだ。

 

確かに、物心ついた時にはいつも父の膝には妹が居た。

甘えに行きたいのに、行けないわたしが居た。

わたしは、妹が羨ましかった。

色白でかわいくて、クラスの人気者。学級委員になれるほどの優等生。

幼い頃の妹の口癖は「お姉ちゃん、●●は××なんだよ!ね~パパ」

いつも、そう言って「自分は賢い」を父親にアピールする。

わたしと言えば、テストの朝はお腹が痛くなる。

いつも、ギリギリ、

色黒で、知らない人には男の子と間違えられたり、

クラスの男の子に「キツネ」と呼ばれ、容姿の事で傷つけられた。

わたしは、自分に自信が無くて、劣等感の塊。

 

そう言えば幼いころ、わたしは一人っ子になりたかった。

一人っ子になれば、親からの愛を独占できる。

自分一人を見て欲しかった。

いつも、わたしとだけ一緒にいて欲しかった。

現実的に、2人の妹が居て一人っ子には成り得ない。

だからわたしの幼心は

パパは、もうわたしの事は要らないんだ。

パパにはもう可愛がられていない。

パパは、わたしを必要としていない。

と思ったのだろう。

幼いころの経験からたぶん、そう信じた。

「大切なひとは、わたしから居なくなる」といか、

「わたしの事が好きだ」と言われると怖くなるとか、

「分かれる」と言われる前に自分から言うとか、

こんな現実を作り続けていたのも、

妹たちが組んで、わたしが1人になるのも、

「1人っ子になりたい。」と望んだから。

恋愛や結婚が長続きしないのも、愛はいつか消える

と思い込んでいたから。

 

思考の旅で、

激しい豪雨の中、びしょ濡れの小さなわたしを見つけた。

わたしは、わたしに「ごめんね、寂しかったよね」とつぶやき、

妹が見せてくれたわたしの潜在意識の妹に、「教えてくれてありがとう」と言った。

気が付くと、雨は止み真っ黒な雲の間から光が差していた。