NO.3044 別府市の山の中にていずれも存在、高速別府湾APUバスストップ&APUバス乗場探訪 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 大分県別府市の山中に、東九州自動車道(大分自動車道との重複区間ではありますが、ここでは東九州自動車道と呼ばせていただきます)の別府湾サービスエリア、そして隣接として立命館アジア太平洋大学(通称・「APU」)があります。

 

 別府湾サービスエリアは、東九州自動車道唯一のサービスエリアでもありまして、ガソリンスタンドは24時間営業となっております。ここでは上部を上り線、下部を下り線と二段構造となっておりますが、施設利用に関しましては案内所や売店がある施設はそれぞれ設けられてはいますが(画像1は下り線です)、それとともに上下線両方から利用する店舗・施設もありまして、この場合は高速利用の場合それぞれの所に駐車しまして利用する事ができております。

 

 一方、画像2にもあります立命館アジア太平洋大学は、これまでも述べておりますように、通称・「APU(Asia acific niversity)」とも呼ばれる学校でもありまして、京都にあります立命館大学が平成12年に開校させた大学でもありますが、学生さんも、日本人の方以外にも海外からの学生・教師も在籍している大学でもありまして、まさに国際派の大学と言っていいのではないかとも思います。

 

 これら場所へは、高速路線バス利用の場合、亀の井バス・西鉄バス(但し亀の井バス委託のため、乗務員は全便亀の井バスの乗務員です)福岡~別府線「とよのくに号」が高速別府湾・APUバスストップに停車しておりまして、一般利用に加えまして学生利用も見られております。ちなみに、以前は「APU」から後述の別府湾スマートインターを経由して福岡への臨時便も運行されていた事がありましたが、現在は運行されておりません。

 

 (亀の井バス、大分200か10-55、三菱2TG-MS06GP)~元西鉄バス3348

 

 (西鉄バス、3351・三菱2TG-MS06GP)~亀の井バス委託

 

 また、「APU」へは最も多く運行されております大分交通、そして亀の井バスで運行されておりまして、特に大分交通では6系統も存在しておりまして、うち1系統では快速便も存在しております。それほど別府駅や別府交通センター、亀川駅など、鉄道の駅も存在する所もありますので、そうした利便性にも合わせている事も伺わせております。

 

 (大分交通、大分200か・990、三菱KL-MP35JM)

 

 (亀の井バス、大分200か・838、いすゞSKG-LR290J2)

 

 

 さて、今回ここからご紹介しますのは、その別府湾サービスエリアとその中にあります高速別府湾・APUバスストップ、そしてAPUバス乗場と、今回訪問時に収めておりましたので、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 今回、福岡から「とよのくに号(亀の井バス便、大分200か・996、いすゞQRG-RU1ASCJ)」でやってまいりましたが、画像の場所が下り線にあります降車場であります。現在、別府・大分方面へは乗車する事はできませんので、降車客しか普段は見られません。今回の便では、私以外にも女性の方が1名降車されておりまして、APU方面へと歩いて行かれておりました。

 

 

 上の画像でもご紹介しました、別府湾サービスエリア下り線の「玄林館」であります。ここではトイレ以外にもインフォメーションコーナーや、軽食コーナーや土産物コーナーがありまして、この時も多くの方々が利用されておりました。

 

 

 下り線側にあります別府湾スマートインターであります。このスマートインター下り線では、福岡・北九州方面から降りる事ができておりますし、ここから大分・延岡・宮崎方面へ向かう方が利用する事もできておりまして、近くの明礬温泉などへ行かれる際には利便性があるインターでもあります。尚、逆に宮崎・大分方面から降りる方、福岡・北九州方面へ向かう方へは上り線側にもスマートインターが存在しておりまして、先述のAPUから福岡方面への臨時高速路線バスもそのスマートインターを利用して行く事ができておりました。

 

 (下り線出口側ゲート)~2ヶ所ありまして、画像は1箇所目

 

 (同)~2箇所目、この後料金表示(画像中央)が出て出口へと向かいます

 

 (下り線入口側ゲート)~大分・宮崎方面向け

 

 

 一方、こちらは上り線であります。上り線でもトイレ・インフォメーションコーナー、軽食コーナーや土産物コーナーがありまして、こちらでも「玄林館」とも称されております。尚、現在営業時間は上下線とも朝7時~夜20時までとなっておりまして、深夜の営業は行っておりませんので注意が必要であります(但し、冒頭にあるようにガソリンスタンドは24時間営業です)

 

 

 その上り線にありますのが、高速別府湾・APUバスストップの乗車ホームであります。ここからは、現在福岡方面のみが発車しておりまして、それ以外の路線の停車はありません。尚、以前は長崎線「サンライト号」、や北九州線「ゆのくに号」も停車しておりまして、それぞれの地域へ行く事ができておりましたが、「サンライト号」は停車廃止、「ゆのくに号」は路線自体が廃止へと至っております。

 

 この時には、亀の井バスの「とよのくに号(大分200か・726、三菱LKG-MS96VP)」が同バスストップを発って行く所でした。正直入線から収める事ができればよかったのですが、そこまでできなかった事は正直悔やまれる所ではありました・・・。

 

 

 下り線に戻りまして、こちらは大きなハートのモニュメントでありますが、ここは「恋人の聖地」とも呼ばれておりまして、カップルがよく訪れております。ちなみに、私自身も妻とも訪れた事はありましたが、この日のように天気が良くはなかっただけに、この訪問時は本当にいい天気ではありましたでしょうか。

 

 そのため、以下画像・最後の画像のように別府湾の姿を収めておりました。これまで私自身が休み時には天候が良くない日が多かっただけに、久しぶりにいい姿を見る事・収める事ができたなと思っております。

 

 

 そんなこの場所の奥にありますのが、この後ご紹介します「APU」こと立命館アジア太平洋大学であります。先述のように平成12年に開校した学校でありまして、今年で25年目を迎える学校でもありますが、上の画像の駐車場を含めまして、広い敷地の中にキャンパスが設けられている事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 その別府湾サービスエリアから「APU」へは、その下の画像の階段を通りまして、それからやはり階段があります通路を経まして向かう事ができております。それにしても、以下画像の警告文を見ますと、この大学自体が学生の自動車通学が禁止、そして大学周辺への駐車・駐輪を禁止している事や、別府湾サービスエリアへの駐車も禁止する事をも書かれておりまして、となりますと、「APU」へのバスの存在も大きい事をも伺えるのではないかと思います。

 

 (階段)~看板には「福岡・北九州行き」と書かれている事がわかります(先述のように北九州へは行かなくなっています)

 

 

 約10分近くかけまして、「APU」へとやってまいりました。私自身も何度か足を運んでおりますが、山の中にこうした立派な大学施設が設けられている訳ですので、留学生を中心に多くの生徒さんも在籍している事もありまして、この存在も大きいかなとも思う所でもあります。

 

 

 そんなキャンパス内に、画像のようにバス乗場が設けられております。何度か足は運んでいましても、意外とこのバス乗場は収める事ができていなかっただけに初撮影でもありましたが、バス乗場にはこうした建物が存在している事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 そのバス乗場内です。乗車するための赤ラインが引いてありまして、混雑時に並ぶための策が取られている事がわかるのではないかと思います。尚、その下の画像奥にありますのがコンビニ(「ローソン」)でありまして、朝8時から夜22時まで営業しておりまして、学生さんを中心に利用者が見られております。

 

 (奥にコンビニ(「ローソン」)があります)

 

 別府駅方面への時刻表です。ここは1番ホーム・2番ホームと分かれておりまして、この大分交通の場合は1番ホームに別府駅(51)・別府交通センター(52)が、2番ホームが別府駅(50・快速55)が停車しておりまして、特に50番系統が本数が多く見られております(亀の井バスも別府駅西口方面も多く見られます)。やはり、マイカー通学が禁止されているこの大学ですので、路線バスの存在は非常に大きいと言えるのではないでしょうか。

 

 (大分交通、別府駅行き(50)、大分200か・517、三菱KC-MP317M)

 

 (乗車時)~私以外外国人留学生の方でした

 

 

 今回は、別府湾サービスエリア内の高速別府湾・APUバスストップ、そしてAPUバス乗場の探訪に関しましてご紹介しましたが、改めて正直山の中に高速道路のサービスエリアに加えまして大学が存在しますので、これらの存在も大きいようです。私自身も、久しぶり(10数年ぶり)のAPU訪問でしたが、途中道がわからない部分もありましたりしていましたので、それほど来ていなかった事を伺う所でもあります。それにしても、マイカー通学が認めていない事で、これらの場所へ行きますバスの存在も大きい事をも伺える所ではありますが、学生さんの足としてこれからも運行していただきたいと思う所ではあります。