番外 既に10年前に発売を終了したカードです、私自身所蔵「オレンジカード」&様々見られていた図柄 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 JR各社では、国鉄時代末期にあたります昭和60年より、平成25年末までの28年間、磁気製カードであります「オレンジカード」と呼ばれます磁気製カードが発売されておりました。
 
 この「オレンジカード」とは、事前にカードを購入しますと、各地の主要駅にあります上の画像の自動券売機で切符を購入する事が可能でありまして、最盛期には全国各地で見る事ができていたカードでもありまして、500円から10000円で購入できていたカードでもありました。
 
 また、こちらも使用される方を見る事が少なくなりましたNTTの「テレホンカード」と同様、様々な図柄が発売されておりまして、その図柄も鉄道会社ゆえ鉄道車両あれば、観光名所の図柄もあったりしておりまして、最盛期には多くの図柄をも見る事ができておりました。
 

 しかし、近年はカードを購入しますとチャージするだけでいいICカード(「SUGOCA(JR九州)「Suica(JR東日本)「ICOCA(JR西日本)など)の普及によりまして、「オレンジカード」の発売数も減り続けまして、その結果平成24年にはJR東日本の発売が終了した事に続きまして、ちょうど10年になります平成25年末には全国での発売が終了しております。
 
 
 また、私が住みます九州でも、ICカード「SUGOCA」が北部九州地区を中心に普及しておりまして、さらに現在は長崎・熊本・大分・鹿児島地区でも使用ができるようになっておりますので、発売が終了している今、この「オレンジカード」の利用者も激減しているのではないかと思われます。実際に、販売終了の時点でも私自身「オレンジカード」で切符を購入されている姿も見なくなっていたほどですので、改めまして正直こういったカードもあったなというのが私の印象でもありました。
 

 さて、ここまで「オレンジカード」のご紹介をしましたが、ここからは、今回私が所蔵しておりますカード図柄のうち、4点をご紹介したいと思います。尚、これらは全て使用済みのカードたちでもあります。
 

 「オレンジカード」と言いますと、先述のように車両や名所など様々な図柄が見られていたのが特徴でありました。まず画像が桜の写真の図柄のカードでありますが、こういった植物などの写真を図柄にしたカードは、各地で見る事ができていたカードでもありまして、さらにそれら植物が多く見られる名所もこのカードで書かれていたほどでもありましたし、建物をバックにしたカードも見られておりました。
 

 こちらの画像は、佐賀県佐賀市にあります築地反射炉跡の「オレンジカード」であります。これは、カードにも書いてありますように佐賀駅独自で発売されておりましたカードでありますが、このように最寄り駅での名所も図柄にしているカードが各地で存在もしておりました。
 

 以下画像は車両のカードであります。まず画像のカードはJR東日本が発売しておりました、今はなき200系新幹線電車の100系新幹線電車タイプのフロントスタイルの車両でありましたが、これは私が以前東京に行っていた頃に購入したものでありました。やはり私もこういった「オレンジカード」を購入します際は図柄を気に入りながら使用していたほどでありました。
 

 そして画像は「オランダ村特急」時代に購入しておりました、キハ183系気動車のカードであります。現在は別府・大分~熊本間を結びます「あそぼーい!(最後の画像)の専用車両となっておりますこの車両ではありますが、その間に「ゆふいんの森」「シーボルト」「ゆふDX」と変わっておりますし、その間に5回も塗装が変わっている訳でもありますので、今となれば貴重な姿かなと思ってならない所でもあります。
 

 尚、現在「オレンジカード」は残念ながら発売自体は終了しておりますが、一部駅では使用できなくなってはいるものの、画像1・以下画像のように主要駅の自動券売機では使用する事もできております。しかし、ご紹介しておりますように現在発売自体が終了しておりますので、そんなに使用されている方はほとんどいらっしゃらないのではないかと思われます。
 
 (画像1のものをアップしています)
 

 今回は私が所蔵しております「オレンジカード」に関しまして、このうちの4枚をご紹介しましたが、正直持っていてよかったように思います。ただ、残高自体がもう0円になっておりますので、当然の事ながらもう使用できなくなっている事は仕方がない所ではあります。それでもご紹介しておりますように、色々な図柄が見られておりました、昭和時代末期に誕生しました「オレンジカード」も、令和となっている今、過去の姿になって行く事を思いますと本当に残念になりませんし、それほど交通系ICカードの普及自体も進んで行く事になる事が伺えている事には間違いないのではないかと思ってなりません。