番外 長崎バスでは中型バスのメイン路線として存在する路線です、過去に乗車、中央橋~立山線乗車記録 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 長崎市内にあります有名な山と言いますと、画像1にもありますように、長崎駅から西側にあります山でもありまして、標高342メートルの山であります稲佐山が最も知られている事がお分かりいただけるのではないかと思います。
 
 稲佐山は、長崎の観光名所の一つとして知られておりまして、連日多くの観光客が足を運んでおりますが、この稲佐山と言いますと、夜には「1000万ドルの夜景」とも言われるほど美しい姿が見られる事で有名な山でもありまして、そう言った事から昼間は観光客が、さらには夜になりますとカップルの客も来られているそうでもありまして、まさにデートスポットでもある山でもあります。
 
 そんなこの稲佐山までは画像2の長崎自動車(長崎バス)の路線バス(2113・いすゞKL-LV280N1)が途中にあります稲佐山公園あたりにあります稲佐山バス停まで運行されておりますし、山頂へはスロープカー・ロープウェイが代表的な交通機関として存在しております。
 
 
 こちらは、その稲佐山に訪問しました際の画像でありますが(令和2年撮影)、長崎港をはじめ大変美しい姿も見られておりまして、まさに行った甲斐があったほどでした。残念ながら、この時は日中であったため夜間のような夜景といった姿は見られませんでしたが、よくテレビなどで見られている姿を拝見できた事は正直良かったと思っております。
 
 (長崎駅方向)
 
 
 さて、今回ご紹介しますのは、稲佐山の反対側にあります立山と呼ばれます山へ運行されている路線バスが存在しておりまして、以前(平成29年)実際に利用していた事がありました。今回は、その乗車時の模様を皆様にご紹介してまいります。
イメージ 1
 
 
 上の画像が、長崎市立山にあります上の画像の「ホテル長崎」でありますが、そのホテル長崎の最寄バス停こそ、今回ご紹介します立山バス停でありまして、、今回ご紹介します長崎自動車(長崎バス)・長崎県営バスが中央橋~立山線を運行しております。

 

 この中央橋~立山線は・・・
 
 中央橋〜長崎市役所前〜長崎駅前〜緑町〜目覚町〜浜平〜立山
 
となっておりまして、長崎県営バスと共同運行されており、系統番号は無番です(時刻表はそれぞれ別に表示)。また、その長崎県営バスも長崎駅前へ西山・諏訪神社を回りまして、中央橋・市役所方面へ運行されている路線もありまして、複数のルートでこの立山への路線は運行されております。また運行本数は、長崎バス・長崎県営バスとも1時間に1本の割合で運行されておりまして、実質約30分おきで運行されております。

 

 

 さて、この路線は長崎バス・長崎県営バスとも中型の車両が使用されておりますが、今回ご紹介します長崎バスの場合は大型車ばかりである中での中型車運行路線であるのが特徴でありまして、画像のいすゞエルガミオがメインで使用されておりまして、大橋営業所所属車が使用されております。

 

 (1207・SKG-LR290J1)
イメージ 2
 
 (1650・SDG-LR290J1)

 

 (2102・KK-LR233J)
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 また、過去には画像のジャーニーLR(1903・KC-LR333F)も使用されておりました。よく見ますと、幕式の分割でない行先であるのが特徴でありましたが、この車に関しましては現在は残念ながら廃車となっておりまして、現在はその姿を見る事はできませんし、他の僚車は1717がそのままの社番でさいかい交通に移籍、1718が現在九州産交バスに移籍しまして、教習車として使用されているようであります。
イメージ 4

 

 

 さて、簡単でありますが沿線の様子も見てみたいと思います。今回乗車はこのうちの1207号車でありましたが、画像は目覚町バス停を出まして、浜平方面へ向かう道でありますが、画像のように1車線しか通られない区間を通ります。それを考えますと、中型車での使用もわからなくはないでしょうか。
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 また、こちらは浜平北付近でありますが、同様に1車線しかない区間も通ります。また、ちょうどこの撮影時には後ろに乗用車が連なっているのもわかります。尚、画像右側の緑色のステッカーには「平成27年度燃費基準達成車」と表記されておりまして、今回乗車しました1207号車はこう言った所からSKG-規制車である事もわかります。
イメージ 6

 

 

 さらに上がってまいりますと、住居も坂道沿いで建てられているのがわかりますが、こういったつくりもまさに長崎ならではな姿も見る事ができます。ましてや、多く建てられている訳ですので。
イメージ 7

 

 

 今回乗車しております1207号車の車内です。この撮影時は浜平付近での撮影でありましたが、これだけ多くの方が利用されている事がわかります。確かに、車道が狭い事もありまして中型車が使用されている訳ですが、それでも多くの方がこうして利用されている事もわかるのではないかとも思います。
イメージ 8

 

 

 今回の乗車は終点立山バス停までの利用でありますが、その終点立山バス停までの運賃表です。こうして見ますと、当時は初乗り運賃は150円となっていた事もわかるのではないでしょうか。それでも現在も長崎駅前からでしたら160円で行く事ができておりますので、ガソリンスタンドの値段が高い長崎市内にあって、この安さには驚かされる所ではあります。ちなみに、長崎県営バスも以下画像の先述の長崎駅前から中央橋・諏訪神社・西山経由も運行されておりますが、こちらもわずか10円違いの170円で利用する事ができております。

 

 (運賃表)

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 (西山・中央橋・長崎駅前経由立神行き、8E23・三菱KC-MP617M)~現在廃車
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 さて、こうして立山バス停にやってまいりましたが、このバス停は長崎バス・長崎県営バス共同(と言いましてもバス停は別々)の停留所になっておりまして、折り返しスペースも共用です。やはり、路線自体共同で運行されている事を思えば、こういったパターンもわからなくはないでしょうか。
イメージ 11イメージ 12

 

 

 今回は、私自身がこの路線を利用していた回をご紹介しましたが、この時の利用者も思ったより利用者が多かった事を覚えております。ましてや、稲佐山と同様、坂道沿いに住居などがある所も見られておりますので、沿線の方々の利用が多いのもわからなくはない所ではないでしょうか。ちなみに、この時復路は周囲に墓場がある階段を下りまして長崎駅まで戻ったのですが、それでも10分ほどで戻る事ができておりましたので、実質バス・徒歩でも行かれる場所である事には間違いないですが、坂道ばかりある通りを考えますとこの路線の存在もわからなくもない所ではないかと思ってならない所ではあります。
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