NO.2717 昭和バス糸島半島路線バス利用記(その2「ウエストコーストライナー」二見ヶ浦行編) | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 昭和自動車(昭和バス)の糸島半島路線バス利用記の模様をご紹介しておりますが、前回は福岡都心から二見ヶ浦方面へ運行されております「ウエストコーストライナー」の伊都営業所から福岡都心への利用時の模様を皆様にご紹介しておりました。

 

 「ウエストコーストライナー」は、福岡市の糸島半島北側の観光地であります北崎地区を「West Coast(ウエストコースト)」として、観光地としての強化が福岡市をあげて見られておりますが、それから愛称を取っておりまして、その証として幕式の路線車両には「West Coast」のロゴマークも見られております。

 

 この路線は、博多バスターミナル~二見ヶ浦~伊都営業所間を約1時間・6往復で運行されておりまして、いずれも伊都営業所による運行であります。停車地には今津運動公園前から伊都営業所間は主要停車地に停車して行く形となっておりまして、メインの大原橋・ざうお本店前・PALM BEACH・二見ヶ浦・つまんでご卵・伊都営業所間を運行しておりまして、近年パワースポットとされております糸島半島北側を福岡都心から結ぶバスでもあります。

 

 この時(乗車日・7月25日)は、うっすらと雲が見られてはいたものの、青空が見られておりました。ただ、平日や夕刻に迫っていた事などもありまして観光名所に人の姿はあまり見られませんでした。それにしても、これらは車窓から収めていたものではありましたが、見ていて美しいなとは思う所ではありましたでしょうか。

 

 そんなこの乗車日の「ウエストコーストライナー」は上の画像のヒュンダイユニバース(福岡200か24-08、LDG-RD00)でありましたが、利用者はわずか5名でありました。先述のように平日である事もありましたが、その割には利用者が見られなかったのは残念ではなかったかと思います。正直、福岡都心から乗り換えなしで利用できる訳でもありますので、これからご紹介するような乗車券を利用するなどしていただければとも思う所ではありました・・・。

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、その一週間後に今度は「ウエストコーストライナー」に福岡都心から利用させていただきました。今回は二見ヶ浦までの乗車記録、そして下車しましてから二見ヶ浦周辺も収めておりましたので、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 今回(乗車日・8月2日)は、以下画像の天神四丁目バス停より「ウエストコーストライナー」に乗車しておりました。この「ウエストコーストライナー」は、福岡都心部は福岡~糸島線「いと・しま号」と同じ停車地となっておりまして、福岡~唐津線「からつ号」・福岡~伊万里線「いまり号」のように天神高速バスターミナルを経由せず、天神地区には天神四丁目・天神三丁目に停車するようになっております。

 

 (時刻表)~6往復での運行です

 

 

 所で、今回は「糸島半島1dayフリーパス」と呼ばれる乗車券を購入しておりました。この乗車券はスマートフォンアプリであります「my route(マイルート)」から購入するものでありまして、料金は1800円であります。この乗車券を購入しますと、「いと・しま号」・「ウエストコーストライナー」といった高速路線バス、そして福岡地区の一般路線バス・コミュニティバスにも乗り放題となっておりまして、「ウエストコーストライナー」では福岡都心~二見ヶ浦間往復で元が取れるようにもなっております(通常運賃、往復2300円)。

 

 尚、路線バスのみでしたら1000円で利用する事ができます。但し、「いと・しま号」・「ウエストコーストライナー」で利用できませんので注意が必要です。

 

 

 ここからは乗車の模様をご紹介してまいります。この日の利用便は始発便(博多バスターミナル9時38分発)でありまして、天神三丁目からは私を含め3名の乗車がありましたが、博多バスターミナル方面~中洲間で1名、天神四丁目バス停で1名の計5名で確定となりました・・・。

 

 (今回乗車、福岡200か19-32、日産デKL-UA452TAN)

 

 (天神四丁目発車後)

 

 

 「ウエストコーストライナー」は、福岡都市高速道路天神北ランプより福岡都市高速道路、そして西九州自動車道に入りますが、博多方面行きが今宿インターから乗っていたように、二見ヶ浦方面行きは今宿インターで降りまして、これからは一般道を走行してまいります。

 

 ただ、博多方面行きと違うのが、博多方面行きが今宿交差点を経まして、今宿大塚交差点で左折しまして今宿インターへ行っていたのに対しまして、二見ヶ浦方面行きは今宿インターを降りますと国道202号線バイパスを徳永交差点まで走るようになっております。ちなみに、この時は少々混雑しておりましたが、この姿を見ますと昔の周船寺インターより西九州自動車道に乗っていた最初の頃の「からつ号」を思い出させるような姿でもありました・・・。

 

 (この先の徳永交差点から右折)

 

 

 徳永交差点を右折しますと、九州大学伊都キャンバス方面へ続いております「学園通り」と呼ばれる区間を通ります。徳永交差点を曲がりますと、「イオンモール福岡伊都」、JR筑肥線の高架を過ぎますと九大学研都市駅へ続く道をそれぞれ見ながら、西方面へと進んでまいります。

 

 (イオンモール伊都)

 

 (この先が九大学研都市駅)

 

 さらに北原西交差点を過ぎますと、「学園通り」の新しい道を通ってまいります。この通りも、まだまだ農地も多く見られる事もありまして、のどかな光景を車窓に見る事ができております。

 

 (別の位置)

 

 

 そして、以下画像の元岡小学校東交差点より右折しまして、瑞梅寺川沿いを通って行く事になります。その下の画像が右折する際に収めておりました九州大学伊都キャンパスでありますが、このバスの終点伊都営業所もこのキャンパスの北側になりますので、正直遠回りする事になる事は致し方ない所ではあります・・・。

 

 (右折時撮影、九州大学伊都キャンパス)

 

 

 先述のように、元岡小学校東交差点より右折しまして、瑞梅寺川沿いを東へ進んで行きます。進んで行きますと河口近くにやってまいりまして、この日の天気のよさもありまして、見ていて美しい姿を車窓から収める事ができておりました。

 

 (河口付近)

 

 

 その後、今津運動公園の敷地内を通りまして、以下画像の交差点を左折しまして、二見ヶ浦方面への県道54号線に入ります。それにしても、博多方面の場合でしたら今宿方面へ進めばいいですが、二見ヶ浦方面は「学園通り」経由でもある分、広く回りましてから県道54号線に入るようになっている事が伺えるのではないかと思います。

 

 

 天神を出まして約40分、大原橋バス停へやってまいりまして、ここで2名の方が下車されておりました。ここには「大原海水浴場」もありますので、利用者が見られるのもわかるのではないでしょうか。

 

 

 さらに、「福岡市海釣り公園」が見えてまいりまして、「ウエストコーストライナー」も停車地に海釣公園前バス停がありますが、ここは通過します。私自身もこの海釣り公園の姿はこれまでも収めた事がありませんでしたので、いいタイミングで収める事ができておりました。

 

 

 そして、ざうお本店へとやってまいりました。前回もご紹介しましたように、このざうお本店があります「小田浜海岸」には写真映えスポットでもありますヤシの木ブランコがありますが、このざうお本店の所にありますざうお本店前バス停でも1名が下車しておりまして、あっという間に私ともう1名になりました。それにしても、このざうお本店前バス停、先述の大原橋バス停は特に利用者が多い途中バス停である事も伺わせております。

 

 (福岡響観光の三菱エアロミディの姿も見られておりました)

 

 (ざうお本店前バス停九大学研都市駅・天神・博多方面向けバス停)~ヤシの木ブランコは右側になります

 

 

 その後、大きなブランコがある所の最寄りバス停であります西の浦保育園前バス停で1名の下車がありまして、これから先は私1名となりました。けれども、私自身も二見ヶ浦バス停で下車する事になっておりましたので、二見ヶ浦より先は誰もいない形で伊都営業所へ運行されていた事も伺えておりました・・・。

 

 

 こうして、約1時間で二見ヶ浦バス停にやってまいりました。ここは以下画像にもありますように「夫婦岩」もあります。そのため「(夫婦岩前)」とも記されている事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 (伊都営業所方面)

 

 (九大学研都市駅・天神・博多方面向け)

 

 伊都営業所行きも、先述のように乗客も私1名でありましたので、私が下車する事で乗客はゼロで発車して行きました。せめて1名でもいてくくれば良かっただけに残念でしょうか。

 

 

 さて、二見ヶ浦バス停をこの日は天候も良かった事もありまして、二見ヶ浦の夫婦岩では美しい姿を収める事ができました。本当に青い海・青い空はよく合っている事が伺えるのではないでしょうか。

 

 

 こちらは月と太陽糸島茶房バス停でありますが、こちらは青いバス停ではなく紫色のバス停である事がわかります。正直上の画像にあります青の表示としますと、こちらはそのままである事がわかるのではないでしょうか。

 

 (伊都営業所方面)

 

  (九大学研都市駅・天神・博多方面向け)

 

 

 こちらは「PALM BEACH(パームビーチ)」であります。ここも写真映えスポットがよく見られる場所でありますが、やはりその下の画像にあります「天使の羽」が特に人気がある事が伺わせております。

 

 (天使の羽)~よく羽の所に立ちまして収める方も見られます

 

 この「PALM BEACH」も、道を挟んだ所にはレストランも設けられておりまして、まさにこの時期でしたら美しい姿を見ながら食事をされる方もいらっしゃるのでは?と思われます。また、それ以外にもカフェなどがある店舗も複数見られておりまして、週末などは多くの方が足を運ばれているようではあります。

 

 PALM BEACHバス停(九大学研都市駅・天神・博多方面向け)であります。昭和バスではおそらくこのバス停が唯一アルファベット表示をしているバス停ではないかと思われますが、見ただけでも珍しいなと思う所ではありましょうか。

 

 尚、反対側の伊都営業所方面はバス停はありませんが、ボードの所に時刻表が掲示されております。また、「Bus Stop」とも記されておりまして、ここで待てばバスが来る事も伺わせる所でもあります。

 

 (時刻表)

 

 (伊都営業所行き、福岡200か27-46、いすゞKC-LV380N)~この後この車で伊都営業所へ

 

 

 所で、SNSを見ますと「糸島行ってきた」と言いまして「天使の羽」や大きなブランコを載せている方を見られておりますが、これらがある所が福岡市、二見ヶ浦がある所が糸島市であります。よくこれらを理解されていない方が多く見られるだけに、今後は「糸島半島に行ってきた」などと言ってただければよろしい所ではあります・・・。

 

 

 今回は、「ウエストコーストライナー」に福岡都心から二見ヶ浦へ乗車の模様をご紹介しましたが、この日も始発便である事から多くは見られなかった事は残念ではありましたが、それでもパワースポットや写真映えスポットなど魅力的な所もありますので、行かれる際に誰もが利用していただければと思います。それにしても、まだ宣伝効果も正直足らないようではあります。今後も恒久的に行きたいのならばそういった宣伝もしていくなどしていただければなおいいのではないかとは思う所ではあります。次回その3では、一般路線バスも二見ヶ浦・西の浦方面経由便を利用しておりましたので、次回もご覧いただきたいと思います。