番外 かつては優等路線も停車を行っていたバス停です、4社が停車するバス停、佐賀市片田江バス停紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 これまでも当ブログでもご紹介しておりますが、昭和自動車(昭和バス)では佐賀地区の始終着地としまして、佐賀県佐賀市の辻の堂バス停が存在しております。
 
 辻の堂バス停は、「貫通道路」とも呼ばれます国道207号・国道264号に沿う所、また「紡績通り」と呼ばれております道路(旧国道264号)との交差する所にある交差点を意味しておりまして、この交差点の所にはこの交差点の名称の由来となりました「延命地蔵」も存在している場所でもあります。
 
 そんな辻の堂バス停からは、上の画像の昭和バス(佐賀200か・・17、日産デKC-RM250GSN)を含めまして佐賀市内を運行しております3事業者(他佐賀市交通局(佐賀市営バス)・祐徳自動車(祐徳バス))の一般路線バスも停車を行っておりまして、特に昭和バスに関しましてはご紹介しておりますように始終着地として存在しておりまして、上の画像の行先が古湯温泉・小城発(中極・尼寺経由)におきまして見る事ができております。
 
 (佐賀駅方面バス停)~古湯温泉・小城(尼寺・中極経由)方面の始発地でもあります
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 さて、今回ご紹介しますのは、辻の堂バス停から東へ3停先に存在しますバス停でもあります、同じく佐賀市にありますバス停であります片田江バス停に関しまして皆様にご紹介してまいります。
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 片田江バス停は、佐賀市の水ヶ江・松原両地区にあるバス停でありまして、「片田江」の由来も江戸時代より「片田江小路」と言った地名から取られていたものでありました。しかし、その後「水ヶ江小路」と合併した事で地名としては消滅しておりますが、かつての地名から旧「片田江小路」と言われていた地区を中心に現在も「片田江」と言う名称が取り上げられてもいまして、それがバス停として現在も至っております。
 
 そんな片田江バス停は、現在国道264号沿いに県道30号を挟む形で上下各2箇所、県道30号沿いに国道264号を挟む形で上下各1箇所ずつバス停を持っておりまして、佐賀市でも中心のバス停として存在しております。
 
 
 さて、この片田江バス停は、現在は普通便しか停車しない(元々急行便以上は存在していない)バス停となっておりますが、かつては特急・急行バスと言った優等バスも運行されておりましたので、そう言った事から停車を行っていた所でもありました。その中でも、九州急行バスの「九州号」も以下の時刻にもありますように、その片田江バス停に停車を行っておりました。
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 (時刻)~長崎方面
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 (同)~福岡方面
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 また、この他にも西鉄バス・祐徳バスが運行しておりました、久留米・鹿島・嬉野方面などの特急・急行バス、昭和バスの多久・唐津方面などの高速・特急・急行バス、後述の画像にもありますように西鉄バス・堀川バス・佐賀市営バスの柳川・瀬高方面の急行バスも停車を行っておりまして、タイトルにもありますように、かつては優等路線も停車を行っていた事がお分かりいただけるのではないかと思います。
 
 
 では、今回はこのうちの6箇所中4箇所を中心にご紹介してまいります。まずは国道264号を挟みました、東側2箇所のバス停に関しましてご紹介してまいります。
 
 
 以下画像は、久留米・神埼方面のバス停でありまして、「片田江(東)」と現在は表示されておりますが、西鉄グループ(西鉄バス佐賀・西鉄バス久留米)・祐徳バス・佐賀市営バスが停車を行っております。かつて、このバス停と反対側のバス停が先述の「九州号」などの優等路線が停車を行っていた所でもありましたが、元々は画像にはありませんが少々交差点寄りの所にありました商店街入口の所にバス停が設けられておりまして、存在していた頃には乗車券発売所もありましたし、停車バス停のパネルも置かれておりました。
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 尚、昭和バスも今年3月末までは神埼・脊振・三瀬方面がそのバス停に停車しておりましたが、残念ながら神埼方面の路線から撤退しておりますので、このバス停からの停車は行っておりません。
 
 
 こちらは反対側の佐賀駅方面のバス停です。以下画像撮影直後、その下の画像・最後の画像にもありますように西鉄バス久留米の佐賀駅バスセンター行き(9341・日産デKL-UA452MAN)がやってまいりまして、降車された方も見られておりました。
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 (40番系統、佐賀駅バスセンター行き)
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 さて、こちらの画像は県道50号「大財通り」側のバス停であります。よく見ますと、バス停のポール自体昔からあるようでありまして、見ただけでも味がある事が伺えております。尚、現在は「片田江(北)」と表示されておりまして変化が見られておりますが、それでもこの形による片田江バス停はここしかなく、それ以外では見る事ができなくなっております。
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 このバス停からは、昭和バスの小城・多久・唐津方面、祐徳バスの武雄・鹿島方面、西鉄バス久留米の大川・柳川方面、佐賀市営バスの佐賀大学・西与賀・東与賀方面の路線バスが停車を行っておりますが、このバス停の中には廃止となりました路線も見られておりまして、昭和バスの場合は西多久方面、祐徳バスの場合は伊万里(西肥自動車と共同運行でした)・東多久・福富方面、佐賀市営バス・西鉄バスの場合は瀬高駅までは運行されておりません。尚、他にも堀川バスも平成初頭までは佐賀線代行バスとの観点から運行されておりましたが、現在は佐賀までの運行は行われておりません。
 
 (昭和バス・祐徳バス)
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 (佐賀市営バス・西鉄バス・堀川バス)
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 現在の時刻表であります。現在は先述の路線が停車を行っておりますが、かつての本数からしますと路線廃止・減便等もありまして本数も大きく減っております。特に・昭和バス・祐徳バスに関しましては特急・急行などの優等路線も持っておりましたが、現在は見る事ができませんので、それだけ変化が生じている事がお分かりいただけるのではないかとも思います。
 
 (昭和バス)~辻の堂行き・小城・多久・唐津方面
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 (佐賀市営バス)~佐賀大学・西与賀・東与賀方面
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 (西鉄バス久留米)~諸富・大川・柳川方面
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 (祐徳バス)~武雄・鹿島・モラージュ佐賀方面
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 この他には、先述のように以下画像にもあります県道50号から西側にも上下線バス停が設けられておりまして(「片田江(西)」と呼称)、昭和バス・佐賀市営バス・祐徳バスが停車を行っておりますし、その下の画像にもありますように、県道50号線奥に「片田江(南)」と呼称します佐賀駅方面のバス乗場が設けられております。
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 (奥に佐賀駅方面のバス乗場があります)
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 それにしても、それぞれ各方面のバス乗場がある訳でありますが、どこ方面がどこから乗るのかと言う事がわかりにくいのではないかと思います。特に佐賀駅方面となりますと3箇所(東・西・南)から乗車する事にもなりますし、祐徳バス運行のモラージュ佐賀行きに関しましても3箇所(東・西・北)から乗車する事にもなる訳ですので、そう言った注意書きも必要ではないかとも思う所でもあります。
 
 
 今回は、佐賀市のかつては優等路線も停車しておりましたバス停でもあります片田江バス停に関しましてご紹介しましたが、バス停によりましてはかつての名残も見られている所もありますので、そう言った所がある事に関しましては大変ふさわしい事ではないかと思っております。特に北側のバス停では、行先に関しまして、現在は廃止となっている部分も見る事ができてもいますので、よりそう思う所ではないでしょうか。ご覧の皆様も、この片田江バス停に関しまして出向く機会があります方は出向きまして、出向く機会がない方はこれで存じていただければとも思います。
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