番外 ゆふいんの森1号で出発式を行いました、3月1日、久大線全線再開出発式リポート in 博多駅 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 去る3月1日、「令和2年7月豪雨」で一部区間が寸断されておりました久大線が全線で運行を再開しました。

 

 久大線は、令和2年7月に発生しました「令和2年7月豪雨」で、日田~向之原間におきまして被害箇所が見られておりましたが、その後橋梁流出や土砂流入が特にひどかった豊後森~庄内間が残されておりました。

 

 そして、令和3年になりまして2月に庄内~由布院間が運行再開、3月1日に豊後中村~野矢間の橋梁流出が起きておりました区間も入ります豊後森~由布院間が運行再開しまして、この結果久大線が全線で運行再開するに至っております。

 

 久大線の運行再開に伴いまして、上の画像の特急「ゆふいんの森」が博多~由布院・大分・別府間で運行を再開、そして以下画像の特急「ゆふ」も運行を再開しておりますし、久大線の普通列車も全区間運行されるようになりまして、運行形態も元に戻っております。

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、去る3月1日に運行を再開しました久大線全線再開に伴う出発式の模様を私自身が収めておりました。今回はその模様を皆様にご紹介してまいります。

 

 

 今回の出発式の対象列車は、上の画像1にもありますキハ72系気動車で運行されております「ゆふいんの森1号」でありますが、朝7時30分過ぎの時点では出発式の設営が社員や関係者を交えて行う姿が見られておりました。

 

 

 「ゆふいんの森1号」の前に久大線を運行します特急列車でありますキハ185系気動車「ゆふ1号」であります。この列車が博多駅から久大線経由で運行される1番列車(博多駅7時44分発)にもなりまして、乗客の姿も見られておりました。それにしても、その下の画像にもあります「特急ゆふ 別府」の方向幕も私自身久しぶりに見る事ができてもいましたので、本当に再開してよかったなと思う所でもありました。

 

 (行先)

 

 

 この1時間少々後には、「ゆふいんの森1号」によります久大線全線開通出発式が行われる事になります。この日私自身は香椎方面へと足を運んでおりましたが、戻りますと出発式が行われようとしておりまして、5・6番ホーム上では多くの姿が見られておりました。

 

 

 この出発式では、右の女性の方が博多駅の駅長さん、中央の男性がJR九州の鉄道事業本部長、さらに左の女性の方が福岡が拠点となっておりますアイドルグループ「HKT48」で大分県出身でもあります栗山梨奈さん、そして大分県応援団でもありますキャラクター「めじろん」もこの出発式に駆けつけておりました。

 

 (「めじろん」を除くお三方アップ、栗山さんは特に緊張されていたようです

 

 

 さて、博多駅5番ホームでは、画像の発車標からもわかりますように、その前に発っておりました列車が発車しておりまして、次が「ゆふいんの森1号」となります。この「由布院」と書かれた姿も本当に久しぶりでもありましたが、この姿からも久大線が全線運行再開して良かったなとも思わせるような姿でもありましょうか。

 

 

 そしてしばらくしますと博多運転区より「ゆふいんの森1号」となりますキハ72系気動車が5番ホームに入線してきました。このキハ72系気動車にとりましても、2月28日までは豊後森駅までしか行く事ができなかった訳でもありますので、由布院駅まで行く事ができる事を正直うれしく思ったのではなかったでしょうか。

 

 

 入線しますと、直ちに乗客は乗車、客室乗務員や職員は食材等の積み込み、そしてホーム上では駅員らが誘導をする姿が見られておりました。私自身ももう少し中にとも思っておりましたが、やはり「コロナ禍」でもありますので、離れた場所で撮影を行うに至っておりました。

 

 そんな中でも、時より混んでいない場所から栗山梨奈さんらの姿も収めておりました。この時は、女性の方でもあります博多駅長より何らかのアドバイスを受けている所のようでしたが、やはり女性同士でもありますので、話しやすい部分はあったのかな?とも思ったほどでした。

 

 

 さて、いよいよ発車時刻でもあります9時44分が迫ってまいりました。既に乗客の乗車はほぼ完了しておりまして、ホームの車両ドア側には客室乗務員の姿も見られておりました。

 

 

 そして9時44分、栗山さんの「発車~!」の掛け声でキハ72系気動車からも汽笛が鳴りましていよいよ博多駅を離れます。私自身も、この画像を収めますとすぐにホームの空いた場所へと移動しました。

 

 

 5番ホームの空いた場所に移動しまして収める事ができた、キハ72系気動車「ゆふいんの森1号」の姿です。列車はゆっくりと博多駅を発っておりまして、そう言った事もありまして画像のように収める事ができておりました。この日の乗客は、残念ながら満席とまではいっていないようではありましたが、それでも乗客や客室乗務員の方々がホーム上の方々へ手を振られておりましたし、もちろんホーム上の方々も私自身も含めまして手を振っておりました。

 

 (この画像を収めた後に手を振っていました・・・)

 

 

 尚、この出発式は博多駅以外でも行われておりまして、由布院駅では1月末に画像2及び以下画像のキハ71系気動車「ゆふいんの森(1世)」車内で結婚式を挙げられました方や大分県知事・由布市長らを招きまして、「ゆふいんの森1号」の折り返しの「ゆふいんの森2号」で出発式を行っていたそうであります。それにしても、「ゆふいんの森」の車内で結婚式とは、正直うらやましいなと言う印象でもあります・・・。

 

 (寸断時、令和2年11月撮影)

 

 

 今回は、3月1日に全線で運行を再開しました久大線の出発式の姿をご紹介しましたが、私もその間出向いてわかりましたが、本当に約8か月間は沿線の方々にとりましては不自由を強いられていたのではないかとも思っております。しかも、観光地由布院に関しましては「新型コロナウイルス」に加えましての豪雨災害でもあった訳ですので、より大変ではなかったかとも思っております。後日ご紹介しますが、残念ながら「コロナ禍」もありまして久大線が全線再開しましても完全に元に戻るとまでは行っていないのが現状ではありますが、とにかくそれでも運行を再開している訳でもありますので、徐々に客足が戻っていただければと思っております。

 

 当ブログでは、後日翌3月2日に行いました「大回り」の模様もご紹介する予定ですので楽しみにしていただければと思います(ちなみに画像1~画像3は3月2日撮影画像です)。