NO.2388 狭い所でも大型バスが通ります!長崎市式見地区を走ります、長崎バスの路線バス撮影記 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 今回の長崎訪問では、私は「式見」と呼ばれる地区へ足を運んでいました。

 

 この式見地区は、角力灘沿いにある地区でもありまして、通りには西海市方面から長崎市内へ結びます国道202号線が南北に通っておりまして、地区内には画像2にもありますように式見漁港まで存在する所でもあります。また、そう言った事もありましてかまぼこの製造・販売を行う場所もありまして、実際に数店ほどかまぼこ店が存在するほどでもあります。

 

 そんなこの地区も、国道から離れますと画像のような道が狭い通りも見られておりますし、長崎の町で見られるように、この地区でも山手の方まで住宅が見られている所もありまして、それだけ多くの方々が住まれている事も伺えるのではないかと思います。

 

 (山手まで住宅がある事がわかります)

 

 

 そんなこの式見地区へは、長崎自動車(長崎バス)が一般路線バスを運行しておりまして、長崎新地ターミナル方面から車庫があります相川や大見崎方面の路線バスが運行されておりまして、桜の里営業所・松ヶ枝営業所の路線車によりまして運行されております。

 

 (相川行き、3513・いすゞQPG-KV234N3)

 

 (相川方面発長崎新地ターミナル行き、1627・いすゞKC-LV380N)

 

 

 しかも、この路線バスは「小江原」と呼ばれる地区を運行する、いわゆる「山越え」の系統が多く見られておりまして、後述のように国道202号線を経由しまして長崎市内へ向かうルートの方が非常に少ない代わりに、その経由の方が多く運行されております。

 

 (相川行き、4505・日野KL-HU2PMEA)

 

 実際に、画像の向ヶ丘バス停の時刻をご覧いただきますとわかりますように、画像の長崎新地ターミナル方面でも1時間に3~5本の割合で運行されておりまして、それだけその「山越え」のルートが多く存在している事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 (時刻)~平日・土日祝日とも1時間に3~5本の割合で運行されています(詳しくは画像をクリックください)

 

 

 しかも、この式見地区に関しましては、画像のように道が狭い所を路線バスが通っておりまして、実際に乗用車1台が通れるくらいの道幅である事がお分かりいただけます。

 

 そのような道幅がそれほど広くない所に路線バスが運行されている例と言いますと、長崎市の戸町地区が最も知られておりまして、私自身も以前訪問しておりましたが、この場合は片側交互通行区間が存在しておりまして、この区間に乗用車らが通行する中で画像のような大型路線バスも通行する姿が見られておりますので、正直こんな所も通るの?と思った事を覚えております。

 

 (2512・いすゞKL-LV280N1)

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、その式見地区で収めておりました、長崎バスの路線バスの姿を皆様にご紹介してまいります。尚、今回撮影に際しましては歩道がない場所も存在しますが、そう言った所でも駐車場など安全な場所で撮影を行っております。

 

 

 この路線の道が狭い区間は、小江原地区を過ぎまして、手熊バス停を過ぎた所から特に見られるようになっておりまして、特に途中にあります「式見トンネル」も1車線しか通行できないようになっているなど、大型バスが1台やっと通れるくらいの広さがある所を通るようになります。しかも、長崎らしく坂が見られる所でもありますが、ここは高出力車ぞろいの長崎バスでもありますので、力が発揮する部分でもありましょうか。

 

 

 長崎市内から乗車してまいりまして、式見バス停にやってまいりました。この式見バス停は、その下の画像にもありますように片側しかバス停が設けられておらず、相川方面はバス停付近の広い所で乗り降りを行うようになっております。と言いますのも、バス停を越えますとバス1台分しかない所がありますので、離合等を行う関係でそう言った所で行うに至っているようであります。

 

 (画像の位置で降車)

 

 (画像右側が長崎市内方面のバス停、車両は1826・KC-LV380N)

 

 

 式見バス停に降りてまいりましたので、上の画像にありましたように周辺を回ってみました。画像にもあります道路に長崎バスの大型バスが多く通行している訳ではありますが、この姿から見ましてもよくこんな所に大型バスが通っているなと実感するような姿でもあります。それでも、所々に離合するためのスペースも見られておりまして、互いが通行しやすいような姿が見られております。尚、この道路は県道112号線となっておりまして、そう言った県道も存在している事が伺わせております。

 

 (画像右奥に小さな離合するスペースがあります)

 

 (画像手前に離合するスペースがあります)

 

 

 この式見バス停は、上の画像のような狭い区間だけではなく、国道202号線上にもバス停が設けられております。けれども、国道経由の時刻を見てみましたが、長崎新地方面が7時37分発の1本しかなく、それ以外が狭い区間でしか運行されない訳でもありますので、それほどその区間を通る方が多い事が伺わせております。

 

 (7時37分発の1本のみ)

 

 ちょうどこの時には、柿泊方面から相川への回送車(1737・いすゞKC-LV380N)が通過しておりました。長崎市内から福田と呼ばれる地区を経由しまして柿泊方面へは10分~1時間おきで多く運行されてはいますが、柿泊方面から式見までの間はご紹介しておりますようにわずか1本しか運行されておりませんので、国道経由でもここまで違う事が伺えるのではないかと思います。

 

 

 さて、県道112号線の式見地区に戻ってまいりました。この時も離合する姿が見られておりましたが、画像からもわかりますように、乗用車同士の離合でも正直し辛い事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 

 そんな中、長崎新地ターミナル行きの車(2705・いすゞPJ-LV234N1)がやってまいりました。やはり乗用車同士でも離合がし辛い事が上の画像からもわかるのではないかと思いますが、それにこのような大型バスがやって来るとなりますと、より以下画像のような乗用車のドライバーにとりましても離合には気を遣う所ではないかとも思います。

 

 (道幅もバス1台分の広さである事がわかります)

 

 (乗用車が退避しています)

 

 (式見バス停を経て長崎市内へ)

 

 

 式見バス停から少々のぼってまいりました。この区間もやはり1車線しかない区間でありますが、この後ご紹介しますように大型バスが通過して行きます。それにしても、これまで道路拡張と言った動きはなかったのか?と思ってならない所ではありますが、逆に古い家も多く見られる分味がある場所だなとも思う所ではあります・・・。

 

 そして、長崎新地ターミナル行きが撮影場所を通過します。撮影しました車は、先述の柿泊方面から相川まで回送されて来ておりました車(1737)でありまして、松ヶ枝営業所の車でもありますが、実際にそのような運用が存在している事が伺えます。それにしても、本当に道一杯に通過しているんだなと言う事もこの画像の姿からも実感する所ではあります。

 

 

 さらにのぼりまして、上の画像でもご紹介しておりました、式見バス停の隣バス停でもあります向ヶ丘バス停へやってまいりました。この向ヶ丘バス停からは、角力灘の中にあります神楽島と呼ばれる無人島が見られておりまして、ちょうど夕刻でもありましたので、いい光景の姿が見られておりました。それにしても、画像下や最後の画像を見ましてもわかりますように、式見地区も多く住宅が見られる事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 のぼって来ました直後には、私が乗車します相川方面からの車の姿を見る事ができておりました。この後ご紹介しました式見地区の狭い所を通りまして、坂をのぼりまして向ヶ丘バス停へとやって来る事になります。

 

 

 そして、この数分後に長崎市内方面の車が式見地区の狭い道を通過して行きます。この時、ちょうど車の天井には夕日が照らされていた事がお分かりいただけます。

 

 この時には、相川行きの車(1608・いすゞKC-LV380N)が向ヶ丘バス停にやってきておりました。けれども、この後長崎市内方面への車がやって来る事がわかっていたようでありまして、車が来るまでの間しばらくバス停に停車しておりました。

 

 

 そして、高出力車でもある事もありまして、坂をスイスイとのぼりまして、大見崎発長崎新地ターミナル行きがのぼってまいりました。この車(1826)は、私が往路に利用しておりました車でありましたが、復路もこの車に乗車しまして長崎市内へと戻る事になりました。

 

 (このあと往路に利用していた1826に乗車)

 

 

 上の画像にあります1826に乗車しまして、一度来た道を長崎市内へ向けて戻ってまいります。進行方向右側には、角力灘の夕暮れの光景が見る事ができておりましたし、その下の画像からもわかりますように、途中の区間でもやはり式見地区のような1車線しかない区間を通りまして小江原・そして長崎市内へと戻って行く事になりました。

 

 (1車線しかない区間)~画像が乱れております、申し訳ありません

 

 

 今回は、1車線区間でもバスが運行する姿が見られます、長崎市式見地区での模様をご紹介しましたが、今回の訪問は事前に調べまして訪問へと至った次第でもあった訳でもありましたが、出向いてみまして本当に正直あんな狭い道を通るのかと実感したほどでした。それにしても、バスはおろか自動車を運転されている皆様もこの区間に関しましては気を遣われている方がいらっしゃる事も伺える所ではありましたが、そう言った事もありまして、事故もなくスムーズに行かれるんだなとも思ったほどでもありました。ご覧の皆様も、今回ご覧になりまして出向いてみたいと思われました方は出向いてみてはと思いますが、利用されます際には狭い分気を付けていただきたいと思います。