番外 九州でも見られます!ハイブリッド機関車HD300形機関車 in 鳥栖貨物ターミナル駅 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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在住する九州を中心に、鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しております。
(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 当ブログでは、NO.1831でも運行シーンをご紹介しましたように、画像の東京下町の貨物駅でもあります隅田川駅での入換に、JR貨物のハイブリッド機関車でありますHD300形機関車が使用されている事をご紹介しておりました。

 前回もご紹介しましたように、このHD300形機関車は、ディーゼル機関車でありますDE10形機関車やDE11形機関車に代わります入換専門の機関車として平成22年より東芝製造で導入されておりまして、ディーゼル発電機を動力源とします電気式ディーゼル機関車と蓄電池(リチウムイオンバッテリー)を動力源とする蓄電池機関車の2つの要素を兼ね備えました、日本初のハイブリッド機関車であるのが特徴でありまして、「シリーズ・ハイブリッド」方式と呼ばれるシステムであります。

 そのため、この機関車にディーゼルエンジンは搭載されてはいるものの、駆動としてには使用されずに、発電機を回転させる発電用として使用されるだけであるのが特徴でもあります。

 そんなこの機関車及びハイブリッドシステムに関しましては、最近ではこのシステムに関します製造元の東芝のCMもあっておりまして、特に日曜日に放送されますアニメとドラマのCMの中ではこの機関車とハイブリッドシステムに関しまして見る事もできるようであります(但し、そのアニメとドラマの中では3月いっぱいの予定です)。
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 現在、新鶴見機関区・岡山機関区、そして500番台が北海道支社の苗穂機関区に所属しまして、上の画像の隅田川駅や、以下画像の八王子駅、さらに東京貨物ターミナル駅や岡山貨物ターミナル駅などに常駐する姿が見られておりまして、福岡貨物ターミナル駅にも25号機が岡山機関区所属のままで配置されております。

 (八王子駅)~上の画像とともに平成29年訪問時撮影
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 さて、このHD300形ハイブリッド機関車は九州内には先述の福岡貨物ターミナル駅に配置されております25号機以外にももう1両九州内で見る事ができておりまして、今回私自身がその1両を収める事ができておりましたのでご紹介してまいります。


 そのもう1両とは27号機でありまして、やはり岡山機関区所属であります。この27号機は今年1月に東芝府中で落成しまして、岡山貨物ターミナル駅まで甲種輸送後、1月末に貨物列車で北九州貨物ターミナル駅まで輸送、さらに鳥栖貨物ターミナル駅までやってきたようであります。
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 鳥栖貨物ターミナル駅の南側では、現在の所この画像のように留置している姿が見られておりますが、おそらくは乗務員訓練がこの地で行われるようであります。この撮影は、移動中の電車車内で収めたものでありましたが、この時は、画像からもわかりますようにあまり積もってはいなかったものの雪が降っていた事もありまして、この時機関車に雪はあまり積もってはいなかったものの、周囲が積もっていた事から「赤と白」の姿がうまくマッチしておりました。
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 また、最後の画像にもありますように、ちょうどこの日は「銀釜」ことEF81 303号機の姿も見られておりまして、「銀と白・赤」の姿も何とか収める事ができておりました。この機関車同士の車齢差ももう40数歳差でもある訳でありますが、大先輩との絡みを収める事ができた事は正直良かったと思っておりますけどね。


 このHD300-27は、今後は九州内の貨物取扱駅で本格稼働する事になるようであります。私自身も、東京で見る事・収める事ができておりましたハイブリッド機関車がこの九州の地で見る事ができている事に関しまして正直嬉しいとは思っておりますが、この機関車配置となりますと今度は40年前後経過しておりますDE10形の置換にも貢献する事にもなりますので、徐々に世代交代も進んでいくのかな?と思う所でもあります。
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