当ブログでは、NO.1933におきまして、上の画像のように沖縄県内事業者に導入されました日野ブルーリボン・ブルーリボン2ノンステップバスの話題をご紹介しておりました。
沖縄県内では、沖縄県の補助金もありまして、5カ年計画でノンステップバスの導入を進めておりまして、その結果沖縄県内におきまして約200台ものノンステップバスが見られております。
中でも、第一交通産業系のバス事業者でもあります琉球バス交通(画像1)・那覇バス(画像2)では日野ブルーリボン2(平成24年~26年度)・ブルーリボン(平成27年・28年度、いずれも上の画像の車、QRG-KV290Q1)が毎年のように導入されておりまして、その台数も琉球バス交通だけでも20台以上に上っております。
そういった事から、6年前までは多く見られておりました古参の車両が姿を消しておりまして、各社そう言ったノンステップバスが古参車両の置き換えにも貢献しております。
さて、今回ご紹介しますのは、第一交通産業系2社に加えまして導入されておりました沖縄本島4大事業者のうちの一事業者であります沖縄バスに関しましたノンステップバスの話題であります。
沖縄バスは、三菱ふそうの代理店でもあります沖縄ふそう自動車を子会社に持っている事もありまして、その車両のほとんどが三菱ふそうの車であります。実際に以下画像にありますのが沖縄バス本社・車庫でありますが、画像にもありますように三菱ふそう製の路線車両や貸切車両の姿を見る事ができております。
(宿泊先のホテルより撮影)~非常においしかったです!
そういった事もありまして、元々から路線車両も大型であるならば三菱エアロスター、中型であるなら三菱エアロミディなどが見られておりまして、自社発注車・移籍車ともに沖縄バスにおきまして見る事ができております。
また、自社発注車ではこれまで低床車両はワンステップバスまでは導入されておりまして、実際、画像の車もワンステップ低床車であります。ちなみに、画像の車はいずれも平成16年式、形式はKL-MP35FKではありますが、導入時期によりまして幕式・LED式それぞれの姿を見る事ができております。
(沖縄200か・305)
(沖縄200か・376)
さて、ここからは前回ご紹介しました琉球バス交通・那覇バスのように、導入時期別に収めておりましたので皆様にご紹介してまいります。
尚、ご紹介します車両はいずれも中ドアもあります2ドアタイプとなっておりますが、他の沖縄事業者と同様、前乗りが基本となっておりまして、中ドアに関しましては基本車いす利用者が利用する形となっております(番外参照)。
まずご紹介しますのは平成24年・25年度に導入された車でありまして、形式はいずれもQKG-MP37FKであります。このタイプは角目2灯のタイプとなっておりますが、それとともにミッションはAT車であるのが特徴でもあります。また、次のタイプとともに行先表示はフルカラーLED行先となっておりますので、鮮やかな部分も見られております。
【平成24年度】
(沖縄200か・931)
【平成25年度】
(沖縄200か・980)
(沖縄200か・982)
平成26年度以降は、角目1灯の現行タイプとなっておりまして、形式はいずれもQKG-MP38FKであります。装備も、これまでの前タイプと変わらない装備となっておりまして、この車に関しましてもミッションはAT車であるのが特徴でもあります。尚、これまでもご紹介しておりますように沖縄バスでは通常の200ナンバーで登録されておりますので、年式が高い分番号も高くなっております。
【平成26年度】
(沖縄200か10-57)
【平成27年度】
(沖縄200か10-87)
【平成28年度】
(沖縄200か12-14)
(沖縄200か12-16)
ご紹介しましたように、沖縄バスに関しましては三菱エアロスターの割合が高い事が伺えるのではないかとも思います。この沖縄バスに関しましても、第一交通産業系ほどの導入台数ではありませんが、ご紹介しておりますように複数台の車が導入されておりますので、それほど低床化も進んでいる事は伺えるのではないかとも思います。
本当に、古参車両が見られなくなっているのは残念ではありますが、その分バリアフリーには貢献している訳でしょうから、これからも利用者の足として活躍していただきたいと思います。
(注)車庫画像は、画像4以外は敷地外より撮影を行っております。