番外 改めてご紹介!大分バスの「夜の主役」、4列シート車2台 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 大分バス運行の、大分~福岡線「とよのくに号(スーパーノンストップ便)」は、全36往復中9往復を担当しておりまして(土日祝日は40往復中10往復)、このうちの7往復(土日祝日は8往復)におきまして上の画像の偏心3列シート車(画像は42168・三菱PJ-MS86JP)で運行されております。

 その割合も、大分交通が4列シートの新車を多く導入した事もありまして、「とよのくに号」自体の4列シートの割合が高くなっているのも現状でありますが、そんな中で大分バスでは平日7往復・土日祝日8往復において3列シート車で運行を行っておりまして、別府系統・各停便系統を含めまして、共同運行会社の中では最も3列シート車の運行する割合が高いのも特徴でもあります。

 そんな中、当ブログでも何度かご紹介しておりましたが、大分バスでも4列シート車での運行が平成25年から開始されておりまして、現在毎日2往復において運行されております。

 実際に、画像は予約サイトであります「ハイウェイバスドットコム」内でありますが、画像の赤点からもわかりますように、大分バスでも2往復で運行されている事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 【いずれも平日時刻】
 (大分→福岡) 
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 (福岡→大分)
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 しかも、福岡発の場合は遅い時間帯において運行されておりまして、平日の場合は21時発・22時30分発(ともに天神高速バスターミナル発)と遅く、実際に最終便まで運行されている事がお分かりいただけるのではないでしょうか。尚、土日祝日は天神高速バスターミナル発22時20分・22時40分発とさらに遅い時間帯において運行されております。

 この4列シート車は、以下の2台において運行されております。これらは、42181の場合は平成26年、12892の場合は平成27年に導入されておりまして、いずれもコンセント付きの車であるのが大きな特徴であります(詳しくは番外参照)。

 (42181・三菱QRG-MS96VP) 
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 (12892・日野QRG-RU1ASCA)
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 前回もご紹介しておりました、このうちの12892の車内であります。実際に、画像のように4列シート車となっている事がお分かりいただけるのではないかとも思います。確かに、4列である事から隣にお座りの方がいらっしゃいますと少々窮屈かもしれませんが、隣の方がいらっしゃいませんでしたら、比較的ゆったりできるのもいい所でもあります。
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 これら4列シート車が遅い時間帯に運行するのは、福岡でのイベント・コンサート等で遅い時間まで行われる事もある事から、それによる積み残しが発生しないために運行されているものであります。したがって、特に開催される機会が多い土日祝日の場合は最後の2本においてその大分バス運行によります4列シート車であるのが特徴でもあります。

 所で、4列シート車が導入されるまで最終便の運行を務めておりましたのが、画像の三菱エアロエースの3列シート車(42176・LKG-MS96VP)であります。この車は、偏心3列シート車ではありますが、トイレの位置が後部に設けられておりまして、従来と違った形となっております。尚、この車は天神高速バスターミナル発22時発の便に使用される事もありまして、この車も遅い時間帯において稼働する事もあるようです。
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 本当に、ご紹介しました2台に関しましては、まさに「夜の主役」である事が「ハイウェイバスドットコム」を見ましてもお分かりいただけるのではないかと思います。そのため、昼間はご紹介しましたように所属先の大分バス中央営業所で休んでいる姿を見る事はありますが、夕方から夜にかけましては大分~福岡間を往復しています。これからも、このような運行形態は変わらないのではないかと思いますが、利用されます方のためにしっかり往復していただければと思います。 
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 (注)ここまでご紹介しました大分バス中央営業所での画像は、いずれも許可を得て撮影を行っております。

 また、当初この掲載は全体公開となっておりませんでした。その後全体公開に改めております事をお詫びいたします。