これまでの第1弾~第3弾までの利用区間は・・・
第1弾 竹下(福岡市)→久留米→日田→由布院→大分→博多 第2弾 滝尾(大分市)→豊後竹田→(代行バス)→宮地→肥後大津→熊本→大野下→(代行タクシー)→大牟田→博多→大分 第3弾 竹下→熊本→肥後大津→宮地→豊後竹田→三重町→大分→博多と、鹿児島線・久大線・日豊線・豊肥線を利用しまして、「SUGOCA大回り」を行ってまいりましたが、この間には豊肥線内で災害があっていて寸断していた事から代行バスを利用しましたり、鹿児島線内で停電が発生した事から代行タクシーを利用したりと、行程内で様々な障害もあった事もある「SUGOCA」大回りでもありました。
さて、これからご紹介する前に、この「SUGOCA大回り」をまだ理解されていない方々のために、改めて簡単ではありますが概要も4たびご紹介いたしますと・・・
JR九州のICカード「SUGOCA」は、24年12月よりこれまでの福岡都市圏に加えまして、大分地区・熊本地区・長崎地区・鹿児島地区にも範囲を広げております。
それによりまして「SUGOCA」のエリア内ならばカード1枚で利用する事が可能になりまして、それによりまして今回の「SUGOCA」エリア拡大により、福岡都市圏・大分地区・熊本地区を北部九州エリアとして構成する事でカード利用者には特例も与えられておりまして、乗車区間の運賃を計算する際に、「運賃計算の特例に使用する路線」を経由して計算した方が最も安くなる場合、実際には異なる経路で乗車する場合でもこれらの線区を経由したものとして運賃を計算するというものであり、いわゆる最短経路で利用する事が可能になっております。
つまり、熊本から大分間で利用する際には、通常は豊肥線を経由した方が運賃は当然の事ながら安い訳ですが、例え鹿児島線・日豊線を経由しましても豊肥線経由の運賃であります3240円で利用する事が可能になっておりまして、鹿児島線・日豊線経由であるならば5720円ですので、2480円も安く行く事も可能になっております(以下図参照)。この場合も、豊肥線の「SUGOCA」エリアが熊本~肥後大津間及び中判田~大分間で使用が可能な訳ですが、通常使用が不可能であります、肥後大津~中判田間も、下車しない限り利用する事が可能になっております。
それによりまして「SUGOCA」のエリア内ならばカード1枚で利用する事が可能になりまして、それによりまして今回の「SUGOCA」エリア拡大により、福岡都市圏・大分地区・熊本地区を北部九州エリアとして構成する事でカード利用者には特例も与えられておりまして、乗車区間の運賃を計算する際に、「運賃計算の特例に使用する路線」を経由して計算した方が最も安くなる場合、実際には異なる経路で乗車する場合でもこれらの線区を経由したものとして運賃を計算するというものであり、いわゆる最短経路で利用する事が可能になっております。
つまり、熊本から大分間で利用する際には、通常は豊肥線を経由した方が運賃は当然の事ながら安い訳ですが、例え鹿児島線・日豊線を経由しましても豊肥線経由の運賃であります3240円で利用する事が可能になっておりまして、鹿児島線・日豊線経由であるならば5720円ですので、2480円も安く行く事も可能になっております(以下図参照)。この場合も、豊肥線の「SUGOCA」エリアが熊本~肥後大津間及び中判田~大分間で使用が可能な訳ですが、通常使用が不可能であります、肥後大津~中判田間も、下車しない限り利用する事が可能になっております。
(図) 熊本~(豊肥線)~大分 通常運賃3240円 熊本~(鹿児島線・日豊線)~大分 通常運賃5720円 熊本~(「SUGOCA」利用)~大分 最短経路運賃(豊肥線経由を適用)3240円
さて、今回第4弾では、これまで利用する事がなかった特急列車の指定席利用による「大回り」を初めて敢行しました。これは、他の方のブログにおきまして同様の形で「大回り」をなされていたとの事でありましたので、今回私も指定席利用で行う事にしたものであります。
では、今回利用しました行程です。尚、[ ]の部分が今回掲載の部分です。
[(博多→(137M)→)竹下→(2135M)→二日市]→(7001D「ゆふいんの森1号」)→由布院→(4843D)→大分→(3036M「ソニック36号」)→博多今回の行程で特筆されますのが、何と言いましても画像の「ゆふいんの森」の乗車ではないかと思います。私自身は、これまでキハ71系の「ゆふいんの森」には乗車しておりましたが、キハ72系に関しましては恥ずかしながら初めてでありました。それでも、一昨年の「九州北部豪雨」の際には、日田~由布院~別府間で運行されておりましたので、その際に車内だけは拝見した事はありましたがね(NO.1208参照)。
さて、今回のスタート駅はこれまで通りの竹下駅ではありますが、「ゆふいんの森」自体は全車指定席でありますので、事前に指定席券を事前に購入しなければなりません。今回指定席券を購入しましたのが、画像の博多駅にあります指定席券自動券売機でありましたが、タッチパネルの操作の上で、画像のような表示を出しましてから発券へと至る事になります。
(発券直前の表示)
今回「ゆふいんの森1号」の乗車は、「大回り」を行う関係で、画像のように二日市駅から由布院駅までの利用となります。二日市駅~由布院駅までだと、指定席特急料金は1540円でありまして、これは博多駅~由布院駅間とは同額の特急料金でもあります。
この後、私は137Mを利用しまして博多駅から画像にあります竹下駅まで移動しまして、一度改札を出ましてから再び改札をカードを通してから通りまして、約380キロに及びます「大回り」がスタートする事にもなります。
137M車内で見ましたキハ72系「ゆふいんの森」の車両であります。これからこのキハ72系にお世話になる事になりますが、その前にこのように竹下駅に隣接します博多運転区で休んでいる姿は、これから多くの乗客を乗せていく前のわずかながらのひと時さえも伺わせるような姿でありました。
一方、こちらはキハ71系初代「ゆふいんの森」でありますが、この列車もこの後3・4号で使用される事になっております。この車両には、私自身も20年以上前に乗車した事はありましたが、久しくこの列車も乗車していないだけに、今後乗りたい列車でもありますがね。
また、竹下駅留置線では前回番外でもご紹介しました「ななつ星 in 九州」の編成の姿もありました。この撮影日が火曜日でもありましたので、列車もこの後運行される事になりますが、改めてこちらも「3泊4日コース」で向かう前の一時の姿を伺う事ができたのではないかと思う所であります。
(竹下駅ホームにて撮影)
こうして、「大回り」が始まりましたが、竹下駅より811系電車によります2135Mに乗りまして約20分かけまして二日市駅まで向かいます。
二日市駅到着後の姿です。この列車は、快速・特急列車の停車待ち合わせのために約8分停車します。その間には、この駅に停車します特急「かもめ11号」がその下の画像のように先に発車するなど、まさに特急>普通と言う姿も見受けられております。
(二日市駅駅板)
(2135M二日市駅2番ホーム着)
(787系「かもめ11号」停車)
「かもめ11号」発車の後は、いよいよお目当ての「ゆふいんの森1号」が入ってまいります。実際に発車票にも「ゆふいんの森1号 9:37 由布院」と書かれている姿がいいのではないかとも思いますね。
こうして、キハ72系「ゆふいんの森1号」が二日市駅1番ホームに入ってまいりました。この日二日市駅から乗車されましたのは私を入れて数名ほどでありましたが、私みたいにICカードを通しましてからの大回りの利用はいらっしゃらなかったでしょうから、通常の運賃であります2480円+1540円(二日市~由布院間)をお支払いされていた方がほとんどだったのかな?と思ったほどでありました。
さて、これから二日市~由布院間を約2時間かけましての「大回り」によります「ゆふいんの森1号」の旅が始まりましたが、私も特急利用で「大回り」ができる事は存じてはいた訳ですし、実際に利用も行いましたが、指定席券での利用は初めてでありましたので、それまでは利用できるのか?とさえも思っていたほどでしたので。次回は車内編&日田駅までの乗車記をご紹介しますが、これまで利用する事がなかった「ゆふいんの森」でもありましたので、ご覧の皆様も楽しんでいただければとも思います。