番外 甘木インター~旧甘木市内間運行のコミュニティバスと、甘木インターバス停内の変化 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 福岡県朝倉市の大分自動車道甘木インターには、当ブログでもこれまで述べておりますように、上の画像のように高速路線バスが停車するバス停(名称・「高速甘木」バス停)が存在しておりまして、このバス停から福岡・長崎・日田・湯布院・大分などへ向かう事が可能であります(画像は西鉄バス9702(日産デPKG-RA274TAN))。

 しかし、それとは別に一般路線バスもこの甘木インターに停車するバスが存在しておりまして、今回撮影する事ができましたので、ここでご紹介したいと思います。

 この路線バスは、甘木観光バスが運行しているコミュニティバスでありまして、元々は西鉄バスが運行していた路線バスを引き継いだものであります。尚、以下画像でバス停を掲載していますが、こちらのバス停の名称は「甘木インター」バス停であります。
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 この甘木インターバス停には、「甘木市街地循環線」の運行コースの中に入っておりまして、この運行コースの中には甘鉄(甘木鉄道)甘木駅を必ず経由するようになっております。その運行コースは・・・
 (右回り)
 甘鉄甘木駅→甘木中央→朝倉市役所→イオン甘木→甘木インター→ピーポート→甘鉄甘木駅→甘木中央

 (左回り)
 甘鉄甘木駅→ピーポート→甘木インター→イオン甘木→ピーポート→朝倉市役所→甘木中央→甘鉄甘木駅
となっておりまして、右回りは月曜~土曜10本・日曜5本、左回りは月曜~土曜6本・日曜5本となっております。また、所要時間は両回りも所要時間約30分ほどですが、甘鉄甘木駅→甘木インター間は左回りが7分なのに対しまして、右回りは22分かかります(甘木インターからの場合は、両回り逆の所要時間がかかります)。
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 運賃は、ワンコインの100円で運行されております。また、朝倉市・甘木観光バスが発売しております回数券も利用できるとの事でありまして、安価で利用する事も可能でもあります。

 使用車両は、月曜~土曜の場合、右回りは画像の三菱エアロミディ(KK-MJ23HE)が、
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 そして左回りは画像のトヨタハイエース(後姿のみ)がそれぞれ使用されておりまして、トヨタハイエースに関しましては、朝倉市のコミュニティタクシーであります、「あいのりタクシー」専用車が使用されております。尚、日曜の場合は上の画像の三菱エアロミディがそれぞれのコースで使用されております。
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 所で、私も何度かこの甘木インターに撮影に出向いておりますが、今回訪問時に変わった姿がありました。それがこれまで進入する事ができませんでした一般車の進入が可能になった事でした。

 これまで、以下のように甘木インターの所には柵が設けられておりまして、一般車の進入ができないようになっておりました。そのため、バスが入ります際には運転士が一度降りまして、それから運転士の手によりまして柵を開けましてからバスが進入するようになっておりました。もちろん、入りましてからも、運転士の手で閉じられておりまして、車両一切進入禁止であった事がわかるのではないでしょうか。

 (平成24年撮影、柵が閉じられていた姿)
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 (同、バス進入シーン)
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 しかし、今回訪問した際にはそう言った姿もなく、一般車の進入ができるようになっておりました。実際に、以下画像がその姿でありますが、ちょうど高速路線バス利用で迎えに来られていた方がバス停の前後にいらっしゃるのがわかるのではないでしょうか。
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 私も、今回このコミュニティバスの姿を見まして、旧甘木市内への足はこうして確保されている事がわかりました。確かに、甘木駅からも少々離れている事を思えばわからなくはないですが、各回りによりましては所要時間がかかる場合もありますので、時間に余裕を持っていかれていただきたいとも思います。また、ここまで一般車の進入ができるようになった理由はわかりませんが、インターの所にあります駐車場もいっぱいになる事がある事を思いますと、この姿はわからなくはないのではないかと思ってなりません。
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 (詳しくは・・・)~朝倉市HP、甘木市街地循環線路線・時刻案内
  http://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1364432178205/files/junkannsenn26.pdf