![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/ba/d2/j/o0862069014574694311.jpg?caw=800)
この三菱エアロキングは、先述のようにJR九州バスにとっても唯一のダブルデッカーでありまして、座席は独立3列シートの装備で、導入されました平成15年より上の画像の福岡(博多)~大阪線「山陽道昼特急博多号」の専用車として運行されておりました。しかし、平成23年に福岡(博多)~宮崎線「たいよう号」を運行開始するにあたり、その目玉車両として「たいよう号」の専用車に抜擢、宮崎支店に転属し運行されておりました。
(「たいよう号」時)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/e9/ca/j/o0923073914574694315.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/e9/ca/j/o0923073914574694315.jpg?caw=800)
けれども、その「たいよう号」も一年近くの平成24年春まで運行されておりましたが、その「たいよう号」廃止後は博多支店に転属、今度は福岡(博多)~山口線「福岡山口ライナー」の専用車として、従来の「福岡山口ライナー」とは違います、宇部を通らない美祢インター経由のルートで運行されておりました。
(「福岡山口ライナー」時)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/cb/e6/j/o0998079914574694321.jpg?caw=800)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/cb/e6/j/o0998079914574694321.jpg?caw=800)
しかし、こちらも残念ながらこのルートも廃止、このエアロキングもJR九州バスから離れるようにも報じられておりました。けれども、その年の暮れから運行開始されました、季節運行の画像の「鹿児島ドリーム広島号」の専用車として抜擢されまして、今度は鹿児島支店に転属、季節運行ながら鹿児島~広島間の専用車として運行されておりました。けれども、このゴールデンウィーク時の運行に偏心3列シートの三菱エアロエースが使用される事になりまして、その結果運用離脱が明らかになったものでした。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/35/fc/j/o1288089914574694329.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/1e/cc/j/o1307092414574694334.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/35/fc/j/o1288089914574694329.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/1e/cc/j/o1307092414574694334.jpg?caw=800)
私も、「山陽道昼特急博多号」・「福岡山口ライナー」・「鹿児島ドリーム広島号」には乗車歴はありませんでしたが、「たいよう号」には2度乗車歴がありました。何と言いましても、ダブルデッカー構造でありますので、ハイデッカーよりも眺めが非常によく、乗り心地も独立3列シートでもありましたので、長距離路線を想定した装備がよかったように思います。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/ae/0e/j/o1065085214574694337.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/ae/0e/j/o1065085214574694337.jpg?caw=800)
しかし、このエアロキングも、実は先述のように「福岡山口ライナー」専用車としての運行終了時に離脱する事も報じられていた訳ですが、「鹿児島ドリーム広島号」の運行開始に伴いまして延びる事ができたというまさに奇跡的かつ首の皮一枚はがれた事もあっていた訳ですので、それほどJR九州バスにとっては必要な車であった事も伺えるようでした。けれども、今回の離脱はその「鹿児島ドリーム広島号」に使用されなくなった事がわかった事から明らかになった訳ですが、とにかく残念であったとしか言えようがありません。
今後、この車に関しましては売却される方向へ進む事になるのではないかと思われます。この車もJR九州バスとしての晩年はあまりいいような印象さえも感じられませんでしたが、あると思われる次の地でもいいように使用してくれる事をとにかく願いたいと思いますし、JR九州バスでの11年間本当にお疲れさんと言いたいとも思います。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/51/a7/j/o1195082914574694343.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/15/kousan197725/51/a7/j/o1195082914574694343.jpg?caw=800)
(注)「福岡山口ライナー」までの遍歴に関しましては、NO.1219を参照ください。