番外 熊本市電のICカード、「でんでんnimoca」使用開始! | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 熊本市交通局(熊本市電)では、去る3月28日より、西日本鉄道(西鉄)系のICカードであります「でんでんnimoca」の使用を開始しました。

 この「でんでんnimoca」は、熊本市で新たなICカードの導入を行う事になりまして、公募を行った所「nimoca」が採用される事になりまして、その後愛称の公募を行った結果、「でんでんnimoca」という愛称で使用を開始する事になったものであります。

 この「でんでんnimoca」は、「nimoca」としては大分地区にあります「めじろんnimoca」に次いで2番目に地方で発行しておりますICカードでありまして、以下画像でもありますように、もちろんJR九州の「SUGOCA」、福岡市交通局の「はやかけん」、JR東日本系の「Suica」、JR西日本系の「ICOCA」など、全国主要ICカードでも使用する事が可能であります。
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 もちろん、「でんでんnimoca」でも全国主要ICカードエリアで使用する事も可能でありますので、例えばJRの熊本地区の在来線(鹿児島線・豊肥線(熊本~肥後大津間))から熊本市電に乗り換える際には1枚のカードで使用する事も可能になっておりますし、全国各地に例えば出張や観光等で出向いた際にもエリア内であれば使用する事も可能になっております。

 さて、今回私も熊本訪問時にこのICカードを使用しておりました。私もICカードは「nimoca」・「ICOCA」を持っておりますが、やはり「でんでんnimoca」ですので、今回は「nimoca」を使用しました。もちろん、画像1の0800形及び以下画像の1200形などと言った車両にも「でんでんnimoca」の読み取り機は設置されております。
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 画像は、運賃箱であります。この運賃箱はレシップ製の自動両替機つき運賃箱でありますが、これまで設置されております磁気製カード「TO熊カード」の読み取り機の前・横に、「でんでんnimoca」の読み取り機・モニターが設置されておりました。
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 一方、こちらは乗車口にあります読み取り機であります。この読み取り機も、主要ICカードエリアの方ならばおなじみの読み取り機ではないかとも思いますが、先述のように全国主要ICカードも利用できますので1枚で利用できる分いいのではないかとも思いますね。
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 私も見てみまして、ICカードを利用されている方も多く見られておりました。実際「ピッ」という音がその証しでありましたが、先述のように熊本地区ではJR利用者向けに「SUGOCA」の存在もありますので、1枚で利用できる分使用されている方も多い事もわからなくはなかったですがね。

 現在、熊本でICカードと言いますと、先述のJR「SUGOCA」の他に、本家「nimoca」が高速路線バス「ひのくに号」の画像にあります西鉄バス運行便で使用できますので、こちらも福岡からカード1枚で使用する事も可能です。ただし、九州産交バスでは使用できませんので注意が必要です。
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 また、その九州産交バス・産交バス・熊本市営バス・熊本都市バス・熊本電鉄・熊本バスでは現在先述の磁気製カード「TO熊カード」が使用されておりますが、熊本市営バスに関しましては電車部門でICカードを導入している訳ですので導入してくれればとも思いますし、他の事業者に関しましてもいずれは導入してくれればとも思うのですが・・・。やはり画像5のように複数カードの読み取り機の姿を見ますと、よりそう感じる所ではありますがね。

 (画像は産交バス)
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 今回私も利用してみまして、改めてこの導入はよかったようにも思います。ただ、「でんでんnimoca」と言う事で熊本市電にしか相当できないのではないかとも思うと残念なのではないかとも思う所ではありますが、今後も地元の方や熊本に来られるビジネスや観光の方も熊本市電を利用する際にはぜひともICカードを利用していただければなとも思う所であります。
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 (熊本市交通局、「でんでんnimoca」案内)
  http://www.kotsu-kumamoto.jp/Content/media/pdf/nimoca_guide.pdf