番外 JR東海313系、導入順でわかる幕式タイプとLEDタイプとの違い | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 JR東海は、ご覧の方の印象からしますと主にドル箱路線でもあります東海道新幹線の印象が高いと思いますが、名古屋圏を中心に、静岡・三重・長野地区まで在来線の路線も設けております。

 また、在来線の車両もかつての113系などと言った国鉄時代からの車両も多くが姿を消しておりまして、今回ご紹介します313系を中心に、JR東海オリジナルの車両が多く見られるようになっておりまして、発足から26年経過しまして大きく変貌も遂げております。

 今回当ブログでは、そのJR東海で最大の勢力を誇ります313系電車の導入実績をご紹介しながら、前面行先・前照灯の変化を中心にご紹介して行きたいと思います。

 313系電車は、JR東海では先述のように最大の勢力を誇る電車となっておりまして、九州で言いますと813系みたいな印象をもたれるのではないかと思います。その313系の両数も約400両に及びまして、JR東海の電化区間のほとんどで活躍をしているのが現状でもありまして、先述のように、国鉄型電車であります、103系・113系・115系・119系・123系・165系をJR東海では全廃に追いやりまして、117系も定期運用から全車定期運用から離脱と言うまでになっております。

 この313系も、平成11年より導入が開始されまして、当初は0番台(名古屋地区用)・300番台(飯田線・東海道線美濃赤坂支線用)が導入されましたが、画像のように当初は行先は幕式となっておりまして、前照灯もハロゲンタイプの前照灯が採用されております。

 (0番台・Y5編成)
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 その後、同年に名古屋地区の中央線・関西線用に1000・1500番台が、また飯田線・御殿場線・身延線用に3000番台が導入、さらに高速仕様で中央線快速用の8000番台と導入されまして、この時にも旧型車両の置き換えが進行しておりました。

 それから7年後の平成18年度からは、行先はカラータイプのLEDに、前照灯は窓下がHID式、扉上が超高輝度白色LEDに変更されておりまして、大きく姿を変えております。尚、導入は中央線用に1100・1600番台、飯田線用に1700番台、静岡地区用に2000番台、2300番台・2600番台・3000番台、東海道線名古屋地区用に5000番台がそれぞれ導入されております。

 (1000番台・中央線用B4編成)
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 (5000番台・東海道線名古屋地区用Y102編成)
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 (同・Y112編成)
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 さらに、平成22年からは117系の置換用に1100番台・1300番台・5000番台が導入されまして、名古屋地区ではさらに313系を見る機会が多くなりました。仕様も若干の変化があっているようですが、外観はこれまでと変化はあまりありません。

 (1100番台・J1編成)
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 と、簡単に変化をご紹介してまいりましたが、やはり一番の変化は前面部分ではないかと思います。実際にLED行先も大変目立っておりますし、中央にありますLEDヘッドランプもよく照らしているのもわかるのではないでしょうか。
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 また、行先も先述のように種別に関しましては色別で表示できるようになっております。上から普通・快速・新快速と掲載しておりますが、このようにカラーのタイプもそうは多くはないだけに、幕式よりも大変目立っているのもわかるのではないでしょうかね。

 (普通(黒)・岐阜行き)
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 (快速(青)・豊橋行き)
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 (新快速(赤)・豊橋行き)
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 今回は、名古屋駅での撮影でありましたが、それ以外に出向きますと別の313系も見られるなど、JR東海でも主力の近郊型電車である事がわかりました。この撮影時は残念ながら天候も悪かっただけにうまくは撮影できませんでしたが、それでも以下画像のような白い光が大変目だっていいのではないかとも思います。
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 今後、この313系もさらに増備が予定されているとの事です。それによりましてより割合も増える事にもなるでしょうし、古参車両の置き換えにも貢献する事になりそうです。とにかく、JR東海で主力の電車でもありますので、更なる活躍に期待したい所でもあります。
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