ちなみに、前回もご紹介しましたように、この「宇部興産専用道路」では許可を受けた一般車両も通過しておりまして、画像のように見る事もできます。その際、踏切を通らず一般道に入る場合は、実際に分岐する所もありますので、一般車両はそこを通過するようにもなります。
一方、逆に一般道から「宇部興産専用道路」に入る際は、画像の案内表示にもありますように、一般道の途中から左折しまして、そこから回りまして案内表示右側の「宇部興産専用道路」に入る事にもなります。尚、案内表示で回っている理由は、奥へ進みますと逆方向からの一方通行区間に入っているためなのではないかと思われます。
ちなみに、沖の山の施設からの場合は以下画像のように道路が通っておりますのでそこを通る事になります。ちょうどこの撮影時にも「ダブルストレーラー」が通過しているのが見ていてわかるのではないでしょうか。
さて、そんな「宇部興産専用道路」の一般道からの入口にやってまいりました。ここから先は基本的に許可証がないと入る事ができません。こうして見ますと、看板だけでも物々しさが感じられるのではないかとも思いますね。
その「宇部興産専用道路」の一般道からの入口から手前にあるのが、宇部市交通局(宇部市営バス)の沖の山バス停であります。このバス停からは宇部新川駅方面へ一日2往復の路線バスが発着しておりまして、その下の画像にありますタイプのバスが運行されているのではないかと思われます。それにしても、バス停自体錆が大きく出ておりまして、わかりにくくなっているのもわかるのではないでしょうか。
(バス停、その奥が宇部興産専用道路入口)
(宇部市営バス、いすゞKC-LR333J)~車両画像はイメージです
尚、運行本数は2往復ですが、沖の山行きは朝2本(宇部新川駅7:19・7:35発)、沖の山バス停から宇部新川方面行きは夕2本(沖の山17:30(丸尾行き)・18:03発)となっておりまして、運行自体は平日のみの運行となっております。
この他にも、画像の宇部機械製作所バス停の他、石灰石センター・西工場・セメント前各バス停など、まさに工場を沿う所にバス停がある事が伺えるような形となっているのがこの路線の特徴であります。まさに工場職員のために運行されていると言ってもいいのではないかとも思いますね。
今回の訪問では、この路線バスの姿は見る事ができませんでしたが、こう言った場所に路線バスが運行されている事はわかったのではないかと思います。それにしても、これまで来る事がありませんでしたが、これだけ工業地帯が広がっているとは思わなかっただけに驚きでありました。本当に、日本唯一の姿も見られるなど、この宇部もすごいなとも実感した今回の訪問でありました。