番外 ついに「つながった」!久大線の寸断していた日田〜光岡間リポート(その2、光岡駅編) | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 当ブログでは、昨年7月の「九州北部豪雨」によりまして大きな被害を受けまして、去る7月14日に全線復旧しました、大分県日田市にあります、久大線の日田~光岡間のリポートに関しましてご紹介しておりますが、前回番外(その1)では今回大きな被害を受けました、上の画像の花月川橋梁に関しましてご紹介しておりました。
 
 日田~光岡間2.4キロの間にかかります花月川橋梁では、今回の豪雨によりまして5本ありました台座が全て折れまして、それとともに橋梁も流されるなど大きな被害を受けておりましたが、花月川橋梁も上の画像にありますように新たに造り直しまして、きれいな橋梁の姿が見られております。そして、もちろん列車も画像2にありますように通れるようになっておりまして、この姿を収めた際には開通したんだと言う事を実感したほどでもありました。
 
 また、その回でもありましたように、現在久大線では「久大本線全線つながるプロジェクト」が行われておりまして、久大線の全線復旧をそう言ったプロジェクトによりまして盛り上げております。以下画像にありますデザインでは、今回の寸断の要因となりました花月川橋梁をモデルにしたデザインとなっておりまして、この橋がつながった事で再び久大線がレールでつながる事ができた事を伺わせるデザインとなっております。
 
 今回新たに架け替えられました花月川橋梁です。先述のようにこれまでの旧橋梁が5本の台座となっておりましたが、今回は2本と非常に少なくなっております。それでも、新たな工法もありまして、橋梁自体は強化されているようではありますので、その分逆に頑丈な橋梁となっている事も伺えております。やはり、上の画像のデザインにあります2本の台座も、この台座とマッチしているのもわかります。
 
 
 さて、ここまで前回の内容に関しまして改めましてご紹介しましたが、今回はこの花月川橋梁の西側にあります、光岡駅全線復旧後の姿を収める事ができておりましたので、この模様をご紹介してまいります。
 
 
 光岡駅と言いますと、先述のように久大線の西側の始発・終着駅でありまして、画像にもありますように折り返す姿も見られておりました。しかし、今回の全線復旧によりましてこのような姿も見られなくなっております
 
 
 さて、今回光岡駅を訪ねてみますと、地元の子供たちが描きました絵駅の待合室いっぱいに飾ってありました。このような姿を見ますと、子供たちもこの全線復旧を大変心待ちにしていた事が、この絵からもわかるのではないかとも思います。
 
 
 この後、日田行きの列車がやって来ると言う事で、私はホームへと向かいました。この時、同様に撮影する方が数名ほどいらっしゃいまして、それほどこの後花月川橋梁を渡る事になる列車の発車シーンを収めようとする方もいらっしゃる事が伺えておりました。
 
 尚、この駅の配線は1面2線でありますが、基本的に上下線ほとんどの列車が2番ホームに停車しまして、それに1番ホームにも停車する形が以前から取られておりまして、そう言った事から上の画像にありますように信号機が両側に設けられております。今回の場合も、元々そう言った形でありましたので、折り返しやすかったと言っても良かったのではないかと思います。
 
 
 さて、列車の入線が近くなってまいりました。2番ホームの信号機もになっておりまして、久しぶりにこの駅から日田方面への姿を収める事になりまして、到着が待ち遠しくなっておりました。
 
 
 こうして、久留米駅からの日田行きの列車がやってまいりました。今回のこの列車は、1両編成のキハ220形気動車(キハ220-1503)でありまして、復旧後でもありますので、正直2両編成でやって来るのかなとも思われておりましたが、まさかの1両編成の姿には正直驚いたほどでありました。
 
 こうして、光岡駅2番ホームに停車しまして、乗り降りを行っておりましたが、この時の下車は2名でした。ついこの撮影の数日前寸断時)には、代行バスがこの駅から発着しておりましたので、多くの方が下車する姿も見られていたものでしたが、乗車・下車の姿も少なくなった所久大線の代行バスの運行も終わった事も伺わせる姿ではなかったかと思ったほどでした。尚、この区間も運行しておりました日田彦山線は現在も添田~夜明間で寸断しておりますので、引き続き添田~夜明~日田間で代行バスが運行されております。
 
 
 こうして、キハ220-1503の日田行きは、隣駅であります終点日田駅へ向けて発車して行きました。この駅間はわずか2.4キロ、時間もわずか3分ほどしかかかっていなかっただけに、そんな所が今回の「九州北部豪雨」で寸断したのは、正直近いようで遠いような印象さえもあったのではないかと思ってならない所でもありました。
 
 
 今回は、花月川橋梁からこの光岡駅へとやってきておりましたが、上の画像1・2の花月川橋梁を渡った姿を収めた後に日田行きの列車を
収めておりましたが、この姿も運行再開を実感する所でありました。やはり、この路線も「久大本線」と言われておりますので、たとえ画像にありますように1両編成の列車も運行されているとはいえ久留米駅と大分駅をつなぐ本線でもある訳ですので、この存在は大きい事には間違い所でもあります。次回最終回では、日田駅での撮影の模様をご紹介しますので、最後までご覧いただきたいと思います。